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AWS トレーニング : 新コース「Advanced Developing on AWS」を4月から受講できます
こんにちは!AWS テクニカルトレーナーの吉田慶章です.日々,お客様の体系的な理解を支援するため,様々なクラスルームトレーニングとプライベートオンサイトトレーニングを担当しています.
さて,本日は AWS トレーニングの新コース「Advanced Developing on AWS」を紹介します.既に以下のリリース記事の通り,本コースは 2019年9月 に発表された新コースです.そして,日本では 2020年4月 から受講できます.
コース概要
「Advanced Developing on AWS」は,モノリシックアプリケーションをマイクロサービスに再構築することをテーマとし,AWS を活用した実践的な開発のトピックを 座学と演習 から学べるコースです.
もう少し具体的に紹介します.例えば The Twelve-Factor App の原則を取り入れたアプリケーション設計の話や Strangler Pattern を組み込んだアプリケーションの段階移行の話など,アプリケーションの特性にフォーカスした設計を学べます.さらに CQRS や Event Sourcing など,アプリケーションのスケーラビリティを高めるパターンも学べます.
AWS サービスとしては AWS Elastic Beanstalk を活用したアプリケーションのリプラットフォームや AWS Lambda / Amazon API Gateway / Amazon Cognito など,AWS サーバレスプラットフォームを組み合わせた「サーバレス・マイクロサービス」の理解を深めることができます.さらに AWS SAM / AWS CDK / 継続的インテグレーション / 継続的デリバリーなど,DevOps に代表される自動化ソリューションも学べます.トピックはまだまだ多くあります.
参考までに本コースの「モジュール構成」を以下に載せます.演習(ラボ)もあります.
- モジュール 1 : クラウドジャーニー
- モジュール 2 : 俊敏性の実現
- モジュール 3 : モノリスからマイクロサービスへ
- モジュール 4 : ポリグロット・パーシステンスと分散システムの複雑性
- モジュール 5 : 回復性とスケーリング
- モジュール 6 : セキュリティとオブザーバビリティ
なお,受講するための「前提条件」など詳細な情報は以下のサイトをご参照ください.
※コース内容は変更される可能性があります
ラーニングパス
最後に「ラーニングパス」を紹介します.本コースは「開発者パス」と「DevOps エンジニアパス」に含まれています.
もし AWS を活用した開発をメインで担当する「開発者パス」を目指す場合,コースとしてはDeveloping on AWS の次に受講すると,トピックの関連性もあり,学習効率が高くなります.
もし AWS を活用した DevOps の実現に挑戦する「DevOps エンジニアパス」を目指す場合,任意 (Optional) にはなっていますが,アプリケーション設計の観点など,開発者目線のトピックを学ぶことができます.よって,DevOps Engineering on AWS と併せて受講すると,学習効率が高くなります.
Advanced Developing on AWS 開催日
本コースの初回開催は 2020年4月8日(水) – 2020年4月10日(金) です.その後も定期的に開催を予定しています.是非,AWS トレーニングポータルからお申し込みください.
お待ちしています!
著者について
吉田慶章 (Yoshiaki Yoshida)
AWS トレーニングサービス本部 テクニカルトレーナー