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AWS Weekly Roundup: Amazon EC2 M2 Pro Mac、Amazon Coretto 21、Amazon CloudWatch Synthetics など (2023 年 9 月 25 日)

9月25日週は、AWS ユーザーグループインドネシアと AWS Cloud Day インドネシアをサポートするためにジャカルタに来ています。昨日は、「Innovating Yourself as Early-Stage Developers」のテーマで AWS ユーザーグループインドネシアHacktiv8 が共同で開催したコミュニティイベントに参加しました。イベントは大いに盛り上がり、スピーカーや開発者とつながる素晴らしい時間を過ごすことができました。

次は AWS Cloud Day インドネシアが待っています。私は Developer Lounge にいますから、見かけたら声をかけてください。

9月18日週のリリース
9月18日週のリリースのうち、私が注目したいくつかのリリースを以下に記載しました。

AWS CodeArtifact への Swift パッケージの追加 – この記事では、サーバー側で実行する Apple プラットフォーム (iOSiPadOSmacOStvOSwatchOSvisionOS、または Swift) アプリケーション向けのコードを記述する Swift デベロッパーが AWS CodeArtifact を使用してパッケージの依存関係を安全に保存および取得する方法について Seb が説明しています。私が特に気に入っているのは、デベロッパーが XcodexcodebuildSwift Package Manager (swift package コマンド) などの標準デベロッパーツールを引き続き使用して AWS CodeArtifact とやり取りし、開発ワークフローへの統合を推進できる点です。

Apple Silicon M2 Pro Mac Mini コンピューター上に構築された Amazon EC2 M2 Pro Mac インスタンス – Channy が、Amazon EC2 M2 Pro Mac を使用して、メモリを大量に消費するビルドとテストワークロードの実行、CI/CD のモダナイズ、そして市場への製品投入の加速を行う方法について説明しています。Apple のデベロッパーは、EC2 M1 Mac インスタンスと比較して、2 倍の RAM、1.5 倍の CPU コア、2 倍以上の GPU コアを活用して、複数の Xcode シミュレータでより多くのテストを並行して実行できるようになりました。

Amazon CloudWatch Synthetics 用の Synthetics Python ランタイムバージョン 2.0 – Amazon CloudWatch Synthetics では、Canary を作成して顧客エクスペリエンスを継続的に検証し、顧客が気づく前に問題を発見できます。Canary は、エンドポイントと API を監視するためにスケジュールに従って実行される設定可能なスクリプトです。このリリースでは、Synthetics Python ランタイムバージョン syn-python-selenium-2.0 を使用して Canary を作成できるようになりました。

Amazon QuickSight が新しいレイアウトとスパークラインを KPI ビジュアルに追加 – これらの新しいアップデートでは、Amazon Quicksight 上で視覚的な魅力のある KPI を簡単に設計できます。Quicksight では、テンプレート化された KPI レイアウト、スパークラインのサポート、条件付き書式の向上、改良された書式設定ペインなど、ユーザーフレンドリーなエクスペリエンスを実現するための広範な機能強化が導入されています。

Amazon Location Services が追跡とジオフェンシングの価格の最大 75% 引き下げを発表 – Amazon Location Service が追跡とジオフェンシングの 4 つの価格モデルを発表し、オペレーションとビジネスをスケールしてコスト効果の高い方法で実行できるようになりました。請求額は、ジオフェンシングで 20%~70%、追跡で最大 75% 削減される可能性があります。

Amazon Corretto 21 の一般提供開始 – Java デベロッパーに朗報です。長期サポート (LTS) 付きの Amazon Coretto 21 の Linux、Windows、macOS 向けの一般提供が開始されました。

AWS App Runner が自動スケーリング設定管理の向上を発表 – AWS App Runner サービス用の新しい API とパラメータを使用して App Runner サービスを管理し、自動スケーリング設定 (ASC) を定義できるようになりました。例えば、デフォルトの ASC の設定、既存の ASC の更新、ASC リソースを使用しているすべての App Runner サービスの一覧表示を行うことができます。

編集とマスクによる Amazon SNS メッセージデータの保護 – Amazon SNS で個人を特定できる情報 (PII) と保護対象保健情報 (PHI) の特定のタイプを検出して保護できるようになりました。データ保護ポリシーを定義すると、SNS がメッセージをリアルタイムでスキャンして機密データを検出します。

今後予定されている AWS とコミュニティのイベント
カレンダーを確認して、これらの AWS イベントにサインアップしましょう。

そして、仲間のビルダーから学び、AWS Community Day に参加しましょう。

ランディングページにアクセスして、今後開催されるすべての AWS Community Days をチェックしてください。

構築がうまくいきますように。
– Donnie

この記事は、Weekly Roundup シリーズの一部です。毎週、AWS からの興味深いニュースや発表を簡単にまとめてお知らせします!

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