Amazon Web Services ブログ

Category: Resource Access Manager (RAM)

AWS Backup マルチパーティ承認を使用して信頼性を高める方法

組織は、進化するサイバー脅威からバックアップを保護する必要があります。包括的なバックアップと復旧戦略には、分離を確保した上で改ざんを防ぐ不変性、バックアップの信頼性を確保するための整合性検証、そして必要な時に使用できる利用可能性、3 つの基本的な柱が大切です。これらの柱は、効率的なデータ保護の基盤を形成します。分離を伴う不変性により、バックアップは変更されず消去不可能で、本番インフラストラクチャから分離され元の状態を維持します。整合性検証は、バックアップが破損しておらず復元可能であることを確認します。利用可能性は、復元が必要になった時にバックアップを確実に利用できることが保障され、重要な状況でのビジネス継続性を確保します。これらの要素が組み合わさることで、組織の最重要資産であるデータを多様な脅威から守る堅牢なセキュリティフレームワークが完成します。

Amazon Route 53 プロファイルで AWS PrivateLink の DNS 管理を効率化

AWS PrivateLink インターフェイスエンドポイントを採用する大企業における主な課題は、導入プロセスの効率化、エンドポイント数の最小化、コストの最適化です。これらの課題に対処するための実績あるアプローチは、AWS Transit Gateway を Amazon Route 53 Resolver と合わせて使用し、複数の Amazon Virtual Private Cloud(VPC) およびオンプレミス環境で AWS PrivateLink インターフェイスエンドポイントを効率的に共有することです。これにより、企業は必要なインターフェイスエンドポイントの数を最小限に抑えることができ、コスト削減と運用オーバーヘッドの削減を実現できます。