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2021 メディア業界のお客様向け AWS 勉強会 第二回「AWS を活用したリモートワーク入門」

2021/06/16 にメディア業界のお客様向けに第二回目となる AWS 勉強会を開催いたしました。この勉強会は二部構成となっており、前半の「AWS を活用したリモートワーク入門」では、リモートワークについて検討されているお客様を対象に、リモートワークを実現するための AWS サービスおよび事例をご紹介しました。また、後半の「AWS 上での Active Directory 展開パターンとベストプラクティス」では、 Active Directory を AWS 上でどのように展開するかについて AWS のサービスを含めてご紹介しました。資料のダウンロードおよび動画の視聴は下記のリンクからご利用頂けますので、合わせてご確認ください。

資料のダウンロード及び動画の視聴リンク

それではここから当日のセッション内容について簡単にご紹介させていただきます。

「 AWS を活用したリモートワーク入門」

最初のセッションではアカウントマネージャーの関より、近年の社会環境の変化により多くのお客様で取り組みが加速しているリモートワークについて、安全性と生産性を保ちつつ、短期間でリモートワークを実現するための AWS サービスおよび事例をご紹介しました。

本セッションでは 4 つのトピックをお話をさせていただきました。
まず最初にリモートワークが進んだ背景をご紹介しました。経済のグローバル化、地方活性化、災害による環境の変化、顧客要求の変化、様々な要因によって、働き方の変革が求められ、また 2019 年末に突如となって現れたコロナウィルスの影響でオフィス以外から仕事をする需要が急激に伸びてきています。更にICTの技術進化がリモートワークが進んだ背景となっています。

続いてこのコロナ禍に於いて実現されたリモートワーク事例をいくつかご紹介しました。Amazon Workspaces というデスクトップ仮想化サービスを利用してリモートワーク環境を立ち上げられたトランスコスモス株式会社様や株式会社円谷プロダクション様の事例、AWS Client VPN という VPN サービスを活用してリモート環境を構築されたコクヨ株式会社様の事例をご紹介しました。また、ここではセキュリティ、スケーラビリティ、従量課金制の観点でなぜリモートワーク実現において AWS のサービスが向いているのかについての説明も行いました。

次のトピックからはリモートワークを実現する手段と関連する AWS のサービスについてご説明しました。まずは、デスクトップ仮想化についてです。デスクトップ仮想化とはネットワークを通じてデータセンターやクラウド上にあるサーバーで実行しているデスクトップ環境に接続し、遠隔利用することでセキュリティの向上やコスト削減が実現できます。AWS ではこのデスクトップ仮想化サービスとして Amazon Workspaces を提供しています。 Amazon Workspaces にはすぐに利用開始ができる、従量課金制等クラウドの特性を活かした様々なメリットがございます。無料利用枠もございますので、まずはお試しいただくことをお勧めします。

最後にリソースへのセキュアなアクセスを実現するとしてAWS Client VPN をご紹介しました。
AWS Client VPN は、AWS リソースやオンプレミスネットワーク内のリソースに安全にアクセスできるようにする、クライアントベースのマネージド VPN サービスです。何千人ものリモートユーザーをサポートするため弾力的に拡張することが可能です。リモートワーク環境の拡張が急務となった場合に、オンプレミス環境と比較して素早く環境を拡張していくことができます。

その他に情報収集や学習方法についてもご紹介させていただいておりますので、これから利用開始されるお客様は冒頭の視聴リンクより全編を是非ご覧ください。

「 AWS 上での Active Directory 展開パターンとベストプラクティス」

後半のセッションではソリューションアーキテクトの長谷川より、リモート環境からの社内システムの利用や、社内システムのクラウド移行の際などに多くの場合で必要となる Active Directory を AWS 上で活用する方法を関連するソリューションを交えながら Active Directory 管理者様向けにご紹介しました。

本セッションでは 3 つのトピックをお話をさせていただきました。
まず最初に Active Directory (AD) が企業内で使用されているいくつかの代表的な用途についてご説明しました。
企業内のシステムでActive Directoryが、コンピュータのアカウント管理、ユーザーアカウントの管理、アプリケーションの認証といった用途で利用される例をご紹介しました。企業内にあるコンピューターなどのリソースを AWS 上に移行した場合、この利用用途によってAD をどこに配置すべきか、どのように展開すべきかについて考える必要があることをお伝えしていました。

次に具体的な展開方式について、4つの方式、「オンプレミスにある AD と AWS のネットワークを接続して直接参照する方式」、「AWS の Amazon EC2 上に AD 環境を構築しオンプレミスにある AD と連携する方式」、「AWS が提供するマネージド型であるAWS Directory Service for Microsoft Active Directory (Managed Microsoft AD)を利用してオンプレミスの AD を利用する方式」、「オンプレミスの AD へ認証リクエストをリダイレクトするために使用するディレクトリゲートウェイである AWS AD Connector を利用する方式」についてそれぞれのメリット・考慮点・構成例について AWS の基本的な用語を交えながらご紹介しました。

最後に各方式をどのような観点で選べば良いかを、「運用管理」、「可用性」、「ネットワーク構成」、「管理権限」の軸で比較を行いご説明しました。既存環境の移行や拡張を行いたい場合向き、AWS 上で新規に特定のワークロードを実行したい場合向きなどの大まかな利用方針をご紹介しております。

技術的な詳細については公開資料および動画で紹介しておりますので、冒頭の視聴リンクより是非全編を確認いただければと思います。

まとめ

メディア業界のお客様向けAWS勉強会の第二回の開催概要をご紹介させていただきました。内容について詳しく知りたい方はこちらより資料のダウンロード及び動画を視聴いただけますのでご確認ください。メディア業界のお客様向けの勉強会は月に二回のペース(原則、第 1 ・第 3 水曜日の午後を予定)で開催されております。AWS 活用に当たっての有益な情報が提供されておりますので奮ってご参加ください。

AWS 勉強会 第一回 「AWS入門」についてはこちらの記事でまとめておりますので合わせてご確認ください。

このブログはソリューションアーキテクト長谷川が担当しました。