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新しい AWS Client VPN 用デスクトップクライアント



当社では、昨年 AWS Client VPN運用を開始し、AWS とオンプレミスネットワークの両方に対して、どこからでも、OpenVPN ベースのクライアントを使ったセキュアなアクセスを可能にしました (詳細については「Introducing AWS Client VPN to Securely Access AWS and On-Premises Resources」をご参照ください) 。改めて申し上げますと、これは、複数の接続を需要に応じてスケールアップおよびスケールダウンすることができる、完全マネージド型で伸縮自在な VPN サービスです。これを使用すると、お客様が自社の要員やビジネスパートナーとの間で簡単に接続を確立でき、それらすべての接続を 1 つのコンソールで監視および管理ができます。お客様は、Client VPN のエンドポイントを作成し、それらを所望の VPC サブネットに関連付けることが可能で、同時に、ユーザーがアクセスできるクラウドリソースを決定するための認証ルールの定義も可能になります。

 

新しい AWS Client VPN 用デスクトップクライアント
本日発表した AWS デスクトップクライアントにより、お客様の Windows および MacOS クライアントを AWS に接続する方法がさらに簡単になります。これらのアプリケーションは、お手元のデスクトップもしくはラップトップにインストールするものです。相互認証に加え Active Directory を介してのユーザー名とパスワードの処理、さらに、Multi-Factor Authentication (MFA) もサポートされます。このクライアントにより VPN 接続を確立しておけば、デスクトップもしくはラップトップは VPC 構成の中に効果的に組み込まれ、認証ルールにより許可されたリソースをアクセスできるようになります。

このクライアントアプリケーションは追加料金なしでご利用いただけます。また、お客様が AWS Client VPN エンドポイントをお持ちの AWS リージョンに対してであれば、どこでも接続を確立できます。これらのエンドポイントの作成は、 米国東部 (バージニア北部)米国東部 (オハイオ)米国西部 (北カルフォルニア)米国西部 (オレゴン)カナダ (中部)欧州 (アイルランド)欧州 (ロンドン)欧州 (フランクフルト)欧州 (ストックホルム)アジアパシフィック (ムンバイ)アジアパシフィック (シンガポール)アジアパシフィック (ソウル)アジアパシフィック (シドニー) およびアジアパシフィック (東京) のリージョンでご利用いただけます。

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