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EBS スナップショットに CloudWatch Events を追加

これまで runbook で保たれていた情報や限定者のみ知ることができた情報など、複雑でレベルの高いオペレーションの自動化を可能にするクラウドコンピューティングは、従来の IT オペレーションを改善させることができます。特に小規模や成長段階の企業および団体でバックアップや復元操作を必要とするオペレーションが多く見られます。スナップショットのバックアップ生成や管理がしやすいため、AWS ユーザーの多くが Amazon Elastic Block Store (EBS) ボリュームを大いに利用しています。また災害対策や運用上の理由から、リージョン間でスナップショットのコピーを定期的に取っています。そこで本日、AWS は EBS に自動化のメリットとして新に EBS スナップショット用の CloudWatch Events を追加しました。このイベントを使用してクラウドベースのバックアップ環境に自動化したオペレーションを追加することができます。新しいイベントは次をご覧ください。

  • createSnapshot – 新たに作成した EBS スナップショットのステータスが Complete に変更すると開始します。
  • copySnapshot – スナップショットコピーのステータスが Complete に変更すると開始します。
  • shareSnapshot – スナップショットを AWS アカウントと共有すると開始します。

多くの AWS ユーザーがスナップショットのステータスをモニタリングしています。この操作を行うため、ユーザーは DescribeSnapshots 関数を何度も呼び出し、特定のスナップショットを探すためにページ分割出力を調べます。今後は新しいイベントを使用して先述のクロスリージョンコピーなど、さまざまなイベントベースの自動化が可能になります。スナップショットイベントの使用 この機能がいかにデータバックアップワークフローの自動化に役立つのか理解するため、別のリージョンに完成したスナップショットをコピーするワークフローを作成してみました。まず、適切なアクセス権限を付与する IAM ポリシーを作成します。次に createSnapshot イベントでアクションを実行する AWS Lambda 関数 (私の同僚が作成) を組み入れます。最後にイベントをキャプチャする CloudWatch Events ルールを作成し、Lambda 関数に転送します。まず、このポリシーで IAM ロール (CopySnapshotToRegion) を作成します。

次に新しい Lambda 関数を作成します (コードは Amazon CloudWatch Events for EBS で検索できます)。

次に CloudWatch Events コンソールにアクセスし [Create rule] をクリックしてから、正確に処理された createSnapshot イベントに対処できるように設定します。

名前を指定します。

テストするため自分のソースリージョンで新しい EBS スナップショットを作成します。

予想どおり関数が呼び出され、数秒内にスナップショットが目的のリージョンにコピーされました (実際に実行する場合、コピーの所要時間はスナップショットのサイズにより異なります)。

こうしたイベントを使用して、別のアカウントから共有されたスナップショットのコピーを作成することもできます。組織や団体そしてセキュリティ上のさまざまな理由から、AWS をご利用されている多くの方々が複数のアカウントにわたり容量を分割しています。この点に関する詳しいアドバイスについては AWS Multiple Account Security Strategy をご覧ください。5 つのモデルのうち 2 つについてはこちらをご覧ください。 今すぐ利用可能 新しいイベントは US East (Northern Virginia)US East (Ohio)US West (Northern California)US West (Oregon)Asia Pacific (Mumbai)Asia Pacific (Seoul)Asia Pacific (Singapore)Asia Pacific (Sydney)Asia Pacific (Tokyo)Europe (Frankfurt)Europe (Ireland)South America (Brazil) リージョンで今すぐ使い始めることができます。ぜひお試しください。皆様からのご感想をお待ちしています。

Jeff;

  PS – このようなシステムを構築してみたいという開発者、開発マネージャー、プロダクトマネージャーの方は EBS Jobs ページをご覧ください。