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新機能 – シングルテナントハードウェアで実行する専有の T3 インスタンス
T3 インスタンスはバースト料金設定モデルを使用し、必要に応じて持続的なフルコアパフォーマンスにアクセスしながら、低コストで汎用ワークロードをホストできます。7 つの異なるサイズから選択でき、カスタムの高周波 Intel ® Xeon ® スケーラブルプロセッサーにより、ベースライン量の処理能力を確実に得ることができます。
弊社のお客様はこれらを使って、マイクロサービス、中小規模のデータベース、仮想デスクトップなど、さまざまな種類の本番および開発ワークロードをホストしています。T3 インスタンスの大規模なフリートを起動し、それらを使用して、さまざまな条件、環境、設定でアプリケーションをテストしているお客様もいます。
AWS では、2011 年に EC2 ハードウェア専有インスタンスのサービスを開始しました。ハードウェア専有インスタンスをシングルテナントハードウェアで実行するため、他の AWS アカウントに属するインスタンスから物理的に分離されます。ハードウェア専有インスタンスを使用すれば、コンプライアンス目標達成 (PCI、SOX、FISMA など) を促進でき、さらにライセンスまたはテナントの制限の対象となるソフトウェアを実行することも可能です。
専有 T3 インスタンス
本日より、14 のリージョンにて T3 インスタンスの 7 つのサイズ (t3.nano~t3.2xlarge) をすべて専有形式でご利用いただけるようになりました。このため、T3 インスタンスを使用して専用ハードウェアを必要とするワークロードを実行し、AVX-512 命令および最新世代の Intel ® Xeon® スケーラブルプロセッサーが持つ高度な機能にアクセスしながら、コストの節約が可能となります。
既存の T3 インスタンスと同じように、て専有 T3 インスタンスでは Nitro システムを活用し、無制限のバーストを有効にすることで起動します。ENA ネットワーキングを使用し、最大 5 Gbps のネットワーク帯域幅を提供します。
EC2 API の AWS マネジメントコンソールを使って、専有 T3 インスタンスを起動できます。
または CloudFormation テンプレートを経由 ([tenancy
] を [dedicated
] に [Launch Template] で設定します)。
今すぐご利用いただけます
専有 T3 インスタンスは 米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カルフォルニア)、南米 (サンパウロ)、カナダ (中部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ロンドン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ムンバイ) およびアジアパシフィック (ソウル) のリージョンでご利用いただけます。.
インスタンスは、オンデマンドまたはリザーブドインスタンス形式で購入いただけます。いずれかのタイプの少なくとも 1 つのハードウェア専有インスタンスがリージョンで実行されている場合、1 時間あたり 2 USD の追加料金が、また長期間のベースラインパフォーマンスを超えてバーストした場合には、1 時間あたり 0.05 USD の追加料金が発生します。