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サイバーレジリエンス:サイバーイベントリカバリの実装 (金融リファレンスアーキテクチャ日本版 2025)

サイバーレジリエンスとは、サイバー攻撃を受けることを前提として、攻撃を予防し、検知し、対応し、復旧する能力を総合的に高めることです。従来の「攻撃を防ぐことに主眼を置く」という考え方に加えて、「攻撃を受けても事業を継続し、迅速に復旧する」という考え方も求められています。 特に可用性に影響を与えるランサムウェア攻撃やDDoS攻撃といったサイバーイベントに対する防御や復旧策は、実装が急務とされています。

昨今のこのような状況を踏まえ、この度、金融リファレンスアーキテクチャの新たなユースケースを提供いたします。金融機関におけるサイバーイベントからの迅速な復旧について、具体的なアーキテクチャと実装サンプルをセットでご紹介します。

レジリエンスライフサイクルで進化する – ミッションクリティカル[勘定系] ワークロード(金融リファレンスアーキテクチャ日本版 2025)

「AWS 金融リファレンスアーキテクチャ 日本版」は金融機関の厳格な要件に応えるためのリファレンス実装として 2022 年 10 月に初版をリリースして以来、継続的に進化を続けています。GitHub で公開されている本アーキテクチャは、金融機関が AWS 上でセキュアかつレジリエントなシステム構築を行うための実装例として活用いただいています。

【寄稿】全国 600 店舗の VPN 基盤を AWS へ移行──サザビーリーグの挑戦と最適解

本記事は、「ファッション」「生活雑貨」「飲食」を中心とした小売業を営むサザビーリーグが全国600店舗の VPN 基盤を AWS へ移行した事例です。Cisco ASA5545 のサポート終了に伴い、AWS上に Catalyst 8000V を構築し、Transit Gateway と AWS Direct Connect を組み合わせた構成で、店舗への影響を最小限に抑えながら移行を実現しました。

週刊AWS – 2025/10/20週

Aurora DSQL がリソースベースポリシーをサポート開始、Amazon QuickSight が新しいデータ準備エクスペリエンスの一般提供を発表、Amazon Bedrock Data Automation が動画の追加フォーマットと画像の高速処理をサポート、Amazon CloudWatch がインタラクティブなインシデントレポート機能を導入

週刊生成AI with AWS – 2025/10/20 週

今週の「週刊生成AI with AWS」では、NTT西日本やAudibleなど大手企業の生成AI活用事例を紹介しています。Amazon Bedrock Knowledge BasesによるRAGシステムの実装から、Amazon Q Developerによるユニットテスト自動化まで、実践的な生成AI導入事例が満載です。特に、従来数ヶ月かかる開発を3週間に短縮した事例や、業務効率を75%改善した成功事例、Amazon NovaやAmazon Bedrock Data Automationの最新アップデート情報も含まれており、生成AIの最新動向を一度にキャッチアップできます。

Amazon Connect を提供する AWS が 2025 Gartner Magic Quadrant for Contact Center as a Service のリーダーに選出

Gartnerは、2025 Gartner Magic Quadrant for Contact Center as a Service(CCaaS) を発表しました。AWS がリーダーに選ばれたのは 3 年連続で、私たちはこのリーダーへの選出は、私たちの継続的なイノベーションを反映していると考えています。カスタマージャーニー全体で AI を活用することにより、企業は Amazon Connect によりサービス提供を向上させながら、柔軟な従量課金制の価格モデルで運用コストを最適化できます。そして、組織は最先端の AI を活用しカスタマーエクスペリエンス戦略への迅速な適応、差別化されたブランド価値と顧客ロイヤルティの推進が可能です。

Expand your dashboard design with font customization for axes and data labels in Amazon Quick Sight

Amazon Quick Sight の軸とデータラベルのフォントカスタマイズによるダッシュボードデザインの拡張

本ブログでは、Amazon Quick Sight ビジュアルの軸とデータラベルに対する新しいフォントカスタマイズ機能について、読みやすくブランドに一貫性のあるダッシュボードを作成するための手順とベストプラクティスを含めて説明します。これらの機能強化により、フォントサイズ、フォントファミリーの選択、テキストスタイルオプション、カスタムカラーをピクセルレベルで制御でき、ダッシュボードのビジュアルデザインを微調整し、エンドユーザーの可読性を向上させることができます。