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[AWS Black Belt Online Seminar] Amazon Quantum Ledger Database (QLDB) 資料及び QA 公開

こんにちわ、ソリューションアーキテクトのザビオ(@zabbiozabbio)です!
先日 (2020/06/09) 開催しました AWS Black Belt Online Seminar「Amazon Quantum Ledger Database (QLDB) 」の資料を公開しました。当日、参加者の皆様から頂いた QA の一部についても共有しております。

20200609 AWS Black Belt Online Seminar Amazon Quantum Ledger Database (QLDB)

AWS クラウドサービス活用資料集(すべての過去資料が閲覧できます)

Q1. 運用の途中に、ジャーナルのスキーマやテーブル構造が変更される場合もPartiQLによってDDLのような形で保存されるのでしょうか。

はい、すべてのトランザクションは遡ることが可能なので、PartiQLで表現されるDDLや、Amazon ION形式として保存されます。

Q2. Amazon Quantum Ledger Database (QLDB)もチェーンコードを記述できるのでしょうか。

QLDBはDatabaseのためチェーンコードの記述はできません。

Q3. QLDB からエクスポートしたあとの、Transaction IDは固定化するのでしょうか。

従来のものからエクスポートしたものは、固定化されます。TransactioIDや、その他メタデータはそのまま値を引き継ぎます。メタデータについてはこちらを参照ください。

Q4. QLDB のデータ検証はどのように行われるのでしょうか。

Validationの機能を利用することで、いつでも暗号学に基づいたデータ検証が確認できます

Q5. アプリケーションの一部をQLDBに置き換えることを考えております。RDBと併用することにおいて懸念点はありますか?またSQLとほぼ同様なインターフェースがあるとのことですがRDBのような他のテーブルとのJOINや複雑な検索は可能でしょうか。

QLDBはRDBと同じようなインターフェースはありますが、すべてのPartiQLをサポートしているわけではありません
DBへのアクセスパターンや、ワークロード次第になりますが、大きく以下2種類に分類されるかと思います。

  • 複雑なSQLはRDBMSで処理させ、確実に整合性を保証し、履歴を残し、改ざんを検知するものは、QLDBを使う。
  • QLDBで実行できるものはQLDBで実行し、QLDBで処理できないものは、QLDB Steram を使い、要件にあったデータストア側で流し、処理させる。

要件次第で適宜使い分けていただく形になります。またQLDBの利用事例なども参考に判断していただければと思います。

Q6. 同時接続数に制限はありますか。

制限はあります。
QLDB では、トランザクションが HTTP リクエストメッセージとレスポンスメッセージを使用して実行されるため、従来の RDBの 接続とは概念が異なります。
QLDB の場合、同様の概念はアクティブセッションと呼ばれます。セッションは、台帳へのリクエストに関する情報を管理します。アクティブセッションは、トランザクションを実行中のセッション、またはトランザクションを最近実行したセッションになります。QLDBのクォータはこちらをご参照ください。

Q7. RDB等ではデータメンテナンス(全レコードの特定カラムの値更新etc.)を行うことがありますが、QLDBでもこのようなデータメンテナンスは可能でしょうか?。

Whereで絞込んだもののみへの更新も可能です。また 一括で全レコードの更新も可能です。こちらを確認ください。

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