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[AWS Black Belt Online Seminar] AWS X-Ray 資料及び QA 公開

先日 (2020/05/26) 開催しました AWS Black Belt Online Seminar「AWS X-Ray」の資料を公開しました。当日、参加者の皆様から頂いた QA の一部についても共有しております。

AWS クラウドサービス活用資料集(すべての過去資料が閲覧できます)

Q. beanstalk の X-Ray について、質問させてください。beanstalk で x-Ray を有効にした場合、x-Ray メドリックはどこで確認できますか?AWS X-Ray サービス画面に入って確認しましたが、表示されてませんでした。
A. トレースの収集からコンソールでの表示までに若干のタイムラグがございます。時間を置いてご確認いただければと思います。また、AWS Elastic Beanstalk の場合は AWS X-Ray の SDK をアプリケーションに組み込む必要があることもご留意ください。

Q. 使い方として、1ヶ月間ほど X-Ray で情報収集をして、性能情報の統計や分析が可能と考えて良いでしょうか?
A. そういった使い方も可能です。サンプリング機能によるアプリケーションへの負荷と課金のコントロールが可能なため、本番環境において常時有効化して常にアプリケーションの状態を把握できるようにしておくことも可能です。また、負荷試験艦橋や開発環境においてサンプリングレートを上げて集中的にトラブルシュートや性能分析を行う、といったユースケースも多いです。

Q. X-Ray を停止せずにアプリケーション監視ツールとして使用しても大丈夫でしょうか?
A. パフォーマンス悪化やエラーレートの上昇にしきい値を設けてモニタリングやアラートを設定するといった使い方は可能です。AWS X-Ray のトレースは 100% の収集を保証していない点にはご注意ください。

Q. AWS 公式の hands-on 資料など、実際に手を動かして学べるようなものはありますでしょうか?(興味のあるサービスなのですが、お話を聞くだけでは全てを理解するのが難しい部分もあり, 実際に手を動かして学びたいと思いました)
A. 公式ドキュメントの、こちらのサンプルアプリケーションをご確認ください。

Q. X-Ray を利用するには X-Ray SDK の使用が必須ということでしょうか?
A. 厳密には必須ではございません。(AWS X-Ray SDK ではなく)各種 AWS SDK は AWS X−Ray の API をサポートしておりますので、それを使うことも可能です。AWS X-Ray SDK は、 AWS SDK の API を利用して、各プログラミング言語と各ウェブフレームワークなどに即した透過的なトレーシングの容易な実装をサポートする高レベルのAPIを提供しています。

Q. AWS X-Ray SDK が組み込まれているアプリケーションにおいて、環境ごとにトレーシングの有効/無効を切り替えることはできるでしょうか。(例:本番やステージングは有効にし、CI やテスト、ローカル開発環境は無効にする)
A. サンプリングルールによって一致基準を設定すれば、制御が可能です。あるいは、デーモンプロセスを起動しなければトレースが転送されることはありません。

Q. トレースする対象として、複数プロセス、コンポーネントが IP /ポート番号で通信する時、IP/ポート単位でトレース可能と考えて良いでしょうか?
A. フィルタ式や注釈を用いて、特定の単位でトレースを収集することが可能です。IP/Port を含むエンドポイント単位であれば、http.url というフィルタ式をご利用ください。

Q. サンプリングルールはトレース ID 毎に適用されるのでしょうか?それともセグメント毎に適用されるのでしょうか?
A. トレース ID 毎です。

Q. x-ray デーモン可能な OS には AWS Linux2は使用できますか?
A. はい、使用できます。

Q. CloudWatch イベントから起動する Lambda でも使用できまか?
A. はい、使用できます。

Q. 1) トレースIDですが、EKS に立てた Istio 環境でのマイクロサービス間にも適用できますか?
2) 全リクエストを記録することは可能ですか(リザーバサイズの設定にて)?
3) X-Rayデーモンが起動しなかった事を検知する方法はありますか(起動エラー検知をしたい場合)?

A. 1)現状、Istio との統合はされていません。AWS X-Ray のデーモンコンテナをサイドカーや DaemonSet などで立ち上げ、そこにAWS X-Ray SDK からセグメントデータを送信する必要があります。
2) サンプリングルールとして100% を設定することは可能ですが、その場合でもログの欠損がないことが保証されるわけではございません。開発環境や負荷試験において、そのように利用される例は多いです。また、すべてのリクエストを記録する際はアプリケーションへの負荷と課金額にご注意ください。
3) X-Ray デーモンのログを確認することが可能です。

Q. レースは外部にエクスポートできないのでしょうか?
A. 可能です。こちらの資料をご確認ください。

Q. Lambda や EC2 などの方法を教えていただきました。AWS Batch で組み込むにはどうすれば良いでしょうか?
A. AWS Batch 自体はネイティブに AWS X-Ray と統合されてはおりません。実装するアプリケーションにトレースIDを渡し、アプリケーション内で適宜トレースを取得するような実装はお客様にて可能です。

リクエスト:X-Ray SDK の.NET 用のサンプルが見てみたいです。
A. こちらの資料をご参照ください。

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6 月のアジェンダが公開されました。配信当日は Q&A ができます。参加された方だけの特権です。ぜひ、ご登録・ご視聴ください。

6 月分の詳細・お申込はこちら≫

  • 6/9(火)12:00-13:00 Amazon Quantum Ledger Database (QLDB)
  • 6/10(水)18:00-19:00 Event Driven Serverless Application
  • 6/16(火)12:00-13:00 AWS サポート技術支援サービス紹介
  • 6/17(水)18:00-19:00 Amazon Athena
  • 6/23(火)12:00-13:00 Amazon Elasticsearch Service
  • 6/24(水)18:00-19:00 Container Service Update
  • 6/30(火)12:00-13:00 Amazon Cognito