はじめに

初級コース | 10 分

データベースとは何か、およびアプリケーションに AWS データベースを検討すべき理由を段階的に説明する「ディープダイブ – データベース」へようこそ。ここでは、AWS データベースの使用を開始するための説明、動画、およびハンズオンチュートリアルを提供します。上級ユーザーには、これをさらに深く追求したテクニカルコンテンツへのリンクがページの最後に掲載されています。

データベースとは

すべてのアプリケーションには、ユーザー、デバイス、そしてアプリケーション自体からのデータを保存する場所が必要です。データベースは、小規模のモバイルアプリケーションであるか、インターネット規模のリアルタイム要件を持つエンタープライズアプリケーションであるかを問わず、あらゆるタイプのアプリケーションのデータを保存するために使用される重要なバックエンドシステムです。

データベースを使って構築されるアプリケーションの種類

インターネットスケールアプリケーション: 数百テラバイトのデータに対して毎秒数百万件ものリクエストを処理する、グローバルな分散型のインターネットスケールアプリケーションを構築します。これらのデータベースは、スパイクしがちなワークロードに対応するために、自動でスケールアップ/スケールダウンします。

リアルタイムアプリケーション: キャッシング、セッションストア、ゲームのリーダーボード、配車サービス、広告ターゲティング、およびリアルタイム分析などリアルタイムアプリケーションは、毎秒数百万件のリクエストをサポートするミリ秒単位のレイテンシーと高スループットを必要とします。

オープンソースアプリケーション: お客様の中には、低コスト、コミュニティ支援の開発とサポート、およびツールと拡張機能の大規模なエコシステムのために、オープンソースデータベースを好む方もおられます。

エンタープライズアプリケーション: エンタープライズアプリケーションは、セールス、経理、カスタマーサービス、および人事などの中核的なビジネスプロセスと、ホテルチェーンの予約システム、または保険会社のリスク管理システムなどのビジネスラインプロセスの管理に使用されます。これらのアプリケーションには、高速、スケーラブル、セキュアで、可用性と信頼性に優れたデータベースが必要です。

データベースサービス

データベースのタイプ
ユースケース
AWS のサービス
リレーショナル

リレーショナルデータベース

リレーショナルデータベースは、定義済みのスキーマとそれらの関係を使用してデータを保存します。こうしたデータベースは、ACID トランザクションをサポートし、参照整合性と強力なデータ一貫性を維持するように設計されています。

従来のアプリケーション、ERP、CRM、e コマース

Amazon Aurora

クラウド向けに構築された、MySQL および PostgreSQL と互換性のあるリレーショナルデータベースです。商用データベースと同等のパフォーマンスと可用性を、10 分の 1 のコストで実現します。 

Amazon Relational Database Service (RDS)

わずか数回のクリックでクラウド内にリレーショナルデータベースをセットアップ、運用、スケール 

Amazon Redshift

最も人気があり、高速なクラウドデータウェアハウス

キー値

Key-Value データベース

Key-Value データベースは一般的なアクセスパターン用に最適化されており、通常は大量のデータを保存および取得します。こうしたデータベースは、大量の同時リクエストでも迅速な応答時間を提供します。

トラフィックの多いウェブアプリ、e コマースシステム、ゲームアプリケーション

Amazon DynamoDB

どんな規模にも対応する高速で柔軟な NoSQL データベースサービス

インメモリ

インメモリデータベース

インメモリデータベースは、リアルタイムでデータにアクセスする必要があるアプリケーションで使用されます。データをメモリに直接保存することで、このようなデータベースでは、ミリ秒のレイテンシーでは十分ではないアプリケーションにマイクロ秒のレイテンシーを提供します。

キャッシュ、セッション管理、ゲームのリーダーボード、地理空間アプリケーション

Amazon ElastiCache for Memcached

Memcached と互換性のある、マネージド型のインメモリストア。リアルタイムアプリケーションを可能にするミリ秒未満のレイテンシー

Amazon ElastiCache for Redis

クラウド向けに構築された Redis 互換のインメモリデータストア。ミリ秒未満のレイテンシーを実現し、リアルタイムアプリケーションを強化

ドキュメント

ドキュメントデータベース

ドキュメントデータベースは、半構造化データを JSON のようなドキュメントとして保存するように設計されています。こうしたデータベースは、開発者がアプリケーションを迅速に構築および更新するのに役立ちます。

コンテンツ管理、カタログ、ユーザープロファイル

Amazon DocumentDB (MongoDB 互換)

高速でスケーラブルかつ高可用性の MongoDB 互換データベースサービス

ワイドカラム

ワイドカラムデータベース

ワイドかラムストアは NoSQL データベースの一種です。テーブル、行、カラムを使用しますが、リレーショナルデータベースとは異なり、同じテーブルの中でも、カラムの名前と書式を行ごとに変えることができます。

高スケールの業界アプリ、設備のメンテナンス、多数の装置の管理、ルートの最適化

Amazon Keyspaces (Apache Cassandra 向け)

マネージド型の Cassandra 対応データベース

グラフ

グラフデータベース

グラフデータベースは、高度に接続されたグラフデータセット間の何百万もの関係を大規模にミリ秒単位のレイテンシーでナビゲートおよび照会する必要があるアプリケーション向けです。

不正検出、ソーシャルネットワーク、レコメンデーションエンジン

Amazon Neptune

クラウド向けに構築された高速で信頼性の高いグラフデータベース

時系列

時系列データベース

時系列データベースは、時間とともに変化し、時間間隔にまたがるクエリによって変化するデータから、効率的に収集、合成し、洞察を導き出します。

IoT アプリケーション、DevOps、産業テレメトリ

Amazon Timestream

高速でスケーラブルな完全マネージド型の時系列データベース

台帳

台帳データベース

元帳データベースは、すべてのアプリケーションのトランザクションのスケーラブルでイミュータブル、かつ暗号的に検証可能な記録を維持するための中央集中型の信頼できる認証機関を提供します。

記録システム、サプライチェーン、銀行トランザクション

Amazon Quantum Ledger Database (QLDB)

透過的でイミュータブル、かつ暗号的に検証可能なトランザクションログを提供するフルマネージド型台帳データベース。ログは信頼された中央機関が所有

基礎

中級コース | 20 分

AWS は、あらゆるアプリケーションニーズに対応する専用データベースを幅広く取り揃えています。大規模なパフォーマンスを提供し、完全マネージド型で、機能と信頼性ではエンタープライズクラスの専用 AWS データベースを、何十万人ものお客様が信頼しています。 

  • 専用

    リレーショナル、key-value、ドキュメント、インメモリ、グラフ、時系列、および台帳データベースをなどの 15 の専用データベースエンジンから選択してください。AWS の専用データベースのポートフォリオは多様なデータモデルをサポートし、高スケーラブルなユースケース主導の分散アプリケーションを構築することができます。特定の問題、または一連の問題を解決するために最適なデータベースを選択することによって、制約の多い汎用的なモノリシックデータベースから脱却し、ビジネスニーズを満たすアプリケーションの構築に専念することができます。

    AWS データベース: 専用データベースを使ったより迅速なイノベーション
  • 大規模なパフォーマンス

    AWS では、一般的な他のデータベースよりも 3~5 倍高速なリレーショナルデータベース、またはマイクロ秒からサブミリ秒のレイテンシーを実現する非リレーショナルデータベースを提供しています。小さく初めて、アプリケーションの成長に応じてスケールアップしてください。データベースのコンピューティングおよびストレージリソースは簡単にスケールすることが可能で、ダウンタイムもほとんど発生しません。専用データベースは必要なデータモデルに合わせて最適化されるため、商用データベースの 1/10 のコストでアプリケーションをより良くスケーリングし、パフォーマンスを向上させることができます。

    AWS データベース: パフォーマンスの向上とスケーリング
  • 完全マネージド型

    AWS データベースでは、サーバーのプロビジョニング、パッチ適用、セットアップ、設定、バックアップ、またはリカバリなどのデータ管理タスクにわずらわされる必要がありません。AWS はクラスターを継続的に監視し、自己修復ストレージと自動化されたスケーリングでワークロードを稼働させ続けるため、ユーザーはより価値の高いアプリケーション開発に専念できます。 

    AWS データベース: Break Free to Save, Grow, and Innovate Faster
  • エンタープライズクラス

    AWS データベースはビジネスクリティカルなエンタープライズワークロード向けに構築されており、優れた可用性、信頼性、およびセキュリティを提供します。これらのデータベースは、マルチリージョンのマルチマスターレプリケーションをサポートし、Amazon VPC を使用したネットワークの隔離、AWS Key Management Service (KMS) を使用して作成/制御するキーを用いた保管時の暗号化、および転送時の暗号化などの複数レベルのセキュリティでデータを完全に監視します。

    AWS データベース: 時間とコストの節約

チュートリアル

初級コース | 30 分

以下のチュートリアルでは、人気のデータベースエンジンを 10 分で起動させる方法を説明します。 

初めての Aurora MySQL データベースの構築

読み込みスケーラビリティとフェイルオーバー保護を向上させるために、複数の AZ にまたがってレプリケートされたデータベースノードを持つ Aurora MySQL クラスターを構築します。

チュートリアルを開始する >>

DynamoDB コンソールを使用した最初のテーブルの作成

DynamoDB コンソールを使用して、シンプルなテーブルを作成し、データを追加、クエリ、および削除する方法を学びます。

チュートリアルを開始する >>

初めての ElastiCache Redis クラスターのセットアップ

ElastiCache for Redis を使用して Redis クラスターを作成し、設定する方法を学びます。

チュートリアルを開始する >>

主なトピック

上級コース | 180~360 分

以下のトレーニングコースでは、「マネージドデータベースへの移行」、「レガシーデータベースからの打破」、および「専用データベース」の 3 つの一般的なシナリオを段階的に詳しく追求していきます。 各トレーニングコースは、ステップバイステップガイドを使ってコースと共に進めることができるハンズオンラボエクスペリエンスを提供します。

  • 専用データベース

    このトレーニングコースでは、さまざまなユースケースと AWS からの専用データベースについて学ぶことによって、適切なツールを適切なジョブのために選択する方法を取り上げます。トレーニングの目的は以下のとおりです。

    • 専用データベースの概念の紹介と説明
    • 特定のデータベースを使用する場合の例、および基本的な使用開始ガイド付き
     
  • レガシーデータベースからの打破

    このトレーニングコースでは、古いモノリシックアプリケーションを Amazon Aurora または Amazon DynamoDB などのサーバーレスデータベースで最新化する方法を取り上げます。トレーニングの目的は以下のとおりです。

    • レガシーデータベースから最新のクラウドネイティブなデータベースに移行する理由の紹介と説明
    • 異なる移行ターゲットから選択する方法の説明
    • 移行のための使用開始ガイドと入門資料の提供
     
  • マネージドデータベースへの移行

    このトレーニングコースでは、Amazon RDS を使って MySQL または PostGreSQL などのオンプレミスオープンソースデータベースを完全マネージド型クラウドデータベースに移行する方法を取り上げます。トレーニングの目的は以下のとおりです。

    • 完全マネージド型クラウドデータベースの概念の紹介と説明
    • 同一エンジンを使用するクラウドデータベースへの移行方法に関するベストプラクティス付き
     

認定

上級コース | 10 時間~3 日

「AWS 認定データベース – 専門知識」試験は、パフォーマンスの向上、コストの削減、およびイノベーションの実現のために最適な AWS データベースソリューションを推奨、設計、および維持することにおける個人の専門知識を検証します。この認定は、AWS 専用データベースのテクニカルスキルを検証する最初の認定です。

AWS データベース製品

自分のペースで進めるこのコースは、異なるデータベースのテクノロジーとアーキテクチャの基本的な概要を提供し、さまざまな AWS データベースサービスを紹介します。

試験準備対策: AWS 認定データベース – 専門知識

「AWS 認定データベース – 専門知識」試験の対象分野を掘り下げて、それらが AWS のデータベースにどのように関連するかを学び、今後の自己学習のために基本的な分野を見直します。

AWS 認定データベース – 専門知識

この認定は、幅広い AWS データベースサービスと、組織のビジネス変革を推進するためにデータベーステクノロジーの使用を加速化する方法に関する包括的な理解度を検証します。

試験 | 180 分

その他のリソース

ハンズオンチュートリアル
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AWS Database ブログ
AWS Database ブログで、データベースのすべてに関する最新ニュースと更新を見い出しましょう。
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