Amazon Web Services ブログ

98、99、100 か所の CloudFront 接続ポイントを提供

9 年前のことになりますが「Amazon CloudFront でコンテンツを分散させるには (Distribute Your Content with Amazon CloudFront)」というブログを書いたことがあります。2008 年のリリース以来、14 の接続ポイントで始まった CloudFront は急速な拡大を遂げてきました。そして本日、100番目の接続ポイントを東京で 5 番目の、そして日本で 6 番目の接続ポイントとして提供を始めました。89 か所のエッジロケーションと 11 か所のリージョン別エッジキャッシュを備えた CloudFront は、世界中の何百万ものユーザーが生成するトラフィックをサポートするようになりました。

23 か国、50 都市、今後もさらに増加
100 か所の接続ポイントは世界中の 23 か国 50 都市で展開されています。過去 12 か月間に渡りネットワークサイズを 58% 拡大、次の 9 都市を含む 37 か所の接続ポイントを追加しました。

  • ベルリン (ドイツ)
  • ミネアポリス (米国ミネソタ)
  • プラハ (チェコ共和国)
  • ボストン (米国マサチューセッツ)
  • ミュンヘン (ドイツ)
  • ウィーン (オーストリア)
  • クアラルンプール (マレーシア)
  • フィラデルフィア (米国ペンシルバニア)
  • チューリッヒ (スイス)

2018 年第 1 四半期にエッジロケーションを追加予定のアラブ首長国連邦を始め、今後その他の都市も追加してきます。

顧客に向けたイノベーション
先述のように、当社のネットワークはエッジロケーションとリージョン別エッジキャッシュで構成されています。2016 年の re:Invent で発表したリージョン別エッジキャッシュは、エッジロケーションとユーザーのオリジンサーバーの間に位置し、エッジロケーション以上のメモリを備えています。オリジンサーバーのロードを減らしながら、視聴者に向けて配信を迅速に提供できるように、コンテンツを身近に保存することを可能にしています。

ロケーションが大切なことには変わりませんが、それは単なる開始点です。先日はセキュリティポリシー機能をリリースするなど、当社は引き続きセキュリティを重視しています。また、CloudFront は HIPAA 対応サービスであることもお知らせしました。Lambda@Edge のリリースにより、これまで以上にコンテンツ提供やコンテンツ生成のオプションを提供し、ユーザーに近い状態で AWS Lambda 関数を実行できるようにしています。

また、キャッシュの無効化や設定変更の処理の高速化にも力を注いでいます。リクエストからミリ秒以内に無効化を受け入れるようになり、通常 60 秒以内にそのリクエストが世界中で処理できるようになりました。これにより、顧客がタイムリーに最新のコンテンツにアクセスすることを可能にしています。

サインアップ情報、チュートリアル、オンラインセミナー、オンデマンド動画、営業時間などに関する情報については「Amazon CloudFront の使用を開始 (Getting Started with Amazon CloudFront)」ページをご覧ください。

Jeff;