Amazon Web Services ブログ

Monthly AWS MFG Blog

月刊AWS製造 2026年1月号

3号目となった月間 AWS 製造ブログでは、re:Invent 2025 の注目セッションを中心に、re:Invent 特集としてお届けします。先月号はこちらです。未読の方はあわせてご覧ください。
このブログでは開催予定のイベントや直近1カ月に発表された製造関連のブログ・サービスのアップデート・事例などをお届けしています。国内だけでなく海外の情報も含めていますので、リンク先には英語の記事・動画も含まれていますが、解説を加えていますのでご興味あればぜひご覧ください。

プロパティベーステストが見つけた、私が決して発見できなかったセキュリティバグ

本記事では、Kiro の仕様駆動開発ワークフローを使用したチャットアプリケーション開発において、プロパティベーステスト(PBT)が従来のテスト手法では発見困難なセキュリティバグをどのように発見したかをお伝えします。75 回目のテスト反復で __proto__ というプロバイダー名が JavaScript プロトタイプの誤った処理を露呈し、ランダム生成による体系的な入力空間の探索が、手動コードレビューや単体テストでは見逃されるエッジケースを効果的に発見できることを実例とともに紹介します。

Kiro のマルチルートワークスペース:1 つのプロジェクト内だけでなく、複数のプロジェクトにまたがって作業する

本記事では、Kiro の新しいマルチルートワークスペース機能により、複数のプロジェクトを単一の IDE ウィンドウで効率的に管理する方法をお伝えします。共有ライブラリとメインアプリケーション、複数のマイクロサービス、モノレポのパッケージなど、関連するプロジェクトを同時に編集する際の課題を解決し、各ルートが独立性を保ちながら統合された開発環境を提供する仕組みと、その設定方法や実際の活用例を詳しく説明します。

Amazon Aurora DSQL のマルチリージョンエンドポイントルーティングを実装する

Amazon Aurora DSQL のマルチリージョンクラスターにおいて、Route 53 ヘルスチェックとクライアント側レイテンシー測定を組み合わせた自動エンドポイントルーティングソリューションを実装する方法を紹介します。リージョナルエンドポイント障害時に自動的に正常なエンドポイントへフェイルオーバーし、アプリケーションの継続的なデータベースアクセスを実現します。

IAM Policy Autopilot: ビルダーと AI コーディングアシスタントに IAM ポリシーの専門知識を提供するオープンソースツール

AWS は IAM Policy Autopilot を発表しました。これは AI コーディングアシスタントがベースラインとなる IAM ポリシーを迅速に作成できるよう支援するオープンソースの静的解析ツールです。アプリケーションコードをローカルで解析し、AWS SDK 呼び出しに基づいてアイデンティティベースポリシーを生成します。MCP サーバーまたは CLI として利用でき、Kiro、Amazon Q Developer、Cursor などの AI コーディングアシスタントと統合可能です。クロスサービス依存関係も理解し、Access Denied エラーのトラブルシューティングも支援します。

サプライチェーン攻撃への防御策: Chalk/Debug 侵害と Shai-Hulud ワームの対応事例から

npm パッケージの Chalk/Debug 侵害と Shai-Hulud ワームという 2 つのサプライチェーン攻撃事例を解説します。これらの攻撃は、オープンソースパッケージレジストリの信頼チェーンを悪用し、何百万ものシステムに影響を与える可能性がありました。インシデント対応の手順として、依存関係の監査、シークレットのローテーション、ビルドパイプラインの確認、Amazon Inspector による検出、SBOM の適用などを紹介します。また、AWS が OpenSSF と連携して脅威インテリジェンスを共有し、コミュニティ全体のセキュリティ向上に貢献している取り組みについても説明します。

Amazon RDS for SQL Server の CPU 最適化機能の探索

この投稿では、Amazon RDS for SQL Server の CPU 最適化機能を使用して vCPU 割り当てをカスタマイズし、特定のワークロードのコストを削減し、パフォーマンスを最適化する方法を説明します。CPU リソースを微調整することで、アプリケーションが必要とするパフォーマンスを維持しながら、より良いコスト最適化を実現できます。