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AWS CloudTrail が Amazon SageMaker で利用可能に
以前より AWS をご利用のお客様からは、ガバナンスとコンプライアンスのニーズを満たすため Amazon SageMaker でアクティビティを記録したいというご要望をいただいておりました。このたび、Amazon SageMaker が AWS CloudTrail と統合されたことをご案内いたします。これにより Amazon SageMaker API のアクティビティに関するアカウント情報を記録して継続的にモニターして保持できるようになりました。Amazon SageMaker API コールは、Amazon SageMaker SDK、AWS SDK、Amazon SageMaker 用の Apache Spark SDK、Amazon SageMaker コンソールからキャプチャされ、Amazon S3 バケットに配信されて、AWS アカウントアクティビティのイベント履歴を提供します。記録される情報は、送信元 IP アドレス、リクエストされた日時、リクエストに関連付けられたユーザー ID、リクエストされたパラメーターなどです。
AWS CloudTrail との統合により、Amazon SageMaker には一連の管理機能が追加されます。これは、Amazon が共有セキュリティおよびコンプライアンスにおける責任を果たすための継続的な取り組みの一環です。この機能は Amazon が先月配信した管理機能に基づくものであり、ISO 標準認定に準拠しています。また、Amazon SageMaker におけるガバナンスを重視し、監査に対応した将来的機能の基盤であるとともに、お客様が安全かつ標準準拠の機械学習 (ML) プラットフォームを確立して運用するのに役立ちます。
詳細については、「Amazon SageMaker ドキュメント」を参照してください。
その他の参考資料
- Amazon SageMaker でのご利用開始: より正確な時系列予測のための DeepAR アルゴリズム
- Amazon EMR での Spark にバックアップされた Amazon SageMaker ノートブックの構築
今回のブログの投稿者について
Kumar Venkateswar は AWS ML Platforms チームの製品マネージャーです。AWS ML Platforms は Amazon SageMaker、Amazon Machine Learning、AWS Deep Learning AMI から構成されます。趣味はバイオリンとマジック:ザ・ギャザリングです。