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AWS DataSync 最新情報 – Amazon FSx for Windows File Server をサポート

AWS DataSync は、大量のデータを AWS クラウドとの間でやり取りするのに役立ちます。新サービス – AWS DataSync – 自動化および高速化されたデータ転送で述べたように、お客様は大規模な移行、アップロードと処理、アーカイブ、バックアップ/DR のユースケースで DataSync を利用しています。

Amazon FSx for Windows File Server は、既存の Windows アプリケーションおよび環境と完全に互換性のあるネットワークファイルストレージを提供します (詳細については、新規 – Amazon FSx for Windows File Server – 高速、完全マネージド、安全 を参照してください)。ネイティブマルチ AZ ファイルシステム、SQL Server のサポート、データ重複排除、クォータ、転送中の暗号化の使用を強制する機能など、非常に幅広い種類のエンタープライズ対応機能が含まれています。お客様は、Amazon FSx for Windows File Server を使用して、Windows ワークロードをクラウドへリフトアンドシフト移行し、安定したサブミリ秒のパフォーマンスと高いスループットの恩恵を受けています。

AWS DataSync の内側
DataSync エージェントは、NFS または SMB を介して NAS またはファイルシステムにアクセスできるように、既存のオンプレミス環境またはクラウドベース環境内に VM としてデプロイされます。このエージェントは、堅牢で高度に最適化されたデータ転送プロトコルを使用して、オープンソースのデータ転送ソリューションの最大 10 倍の速度でデータをやり取りします。

DataSync は、1 回限りの移行スタイルの転送に使用できます。また、アップロードと処理、アーカイブ、バックアップ/DR の目的で、定期的に増分ベースで呼び出すこともできます。お客様は、数百テラバイトのデータと数百万のファイルを含む転送操作で DataSync を使用しています。

2018 年 11 月の DataSync の開始以来、DataSync では次のような重要な更新や変更をいくつか行っています。

68% の値下げ – データ転送料金をギガバイトあたり 0.0125 USD に引き下げました。

タスクのスケジューリングAWS マネジメントコンソールまたは AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して、1 時間ごと、1 日ごと、1 週間ごとにデータ転送タスクをスケジュールできる機能を提供しました。

追加リージョンのサポート – 最近、DataSync は 欧州 (ストックホルム) 南米 (サンパウロ)アジアパシフィック (香港)アジアパシフィック (ムンバイ)AWS GovCloud (米国東部) の各リージョンで利用可能になり、サポートしているリージョンの合計は 20 になりました。

EFS-to-EFS 転送Amazon Elastic File System (EFS) ファイルシステム間でのファイル転送のサポートを追加しました。

データ転送のフィルタリング – ファイルパスとオブジェクトキーフィルターを使用して、データ転送操作をコントロールする機能を提供しました。

SMB ファイル共有のサポート – SMB ファイル共有間でのファイル転送のサポートを追加しました。

S3 ストレージクラスのサポート – データを S3 バケットに転送するときに、S3 ストレージクラスを選択できるようになりました。

FSx for Windows のサポート
本日、DataSync を使用して Amazon FSx for Windows File Server ファイルシステムとの間でデータを転送できるようになったことをお知らせいたします。これらのファイルシステムを DataSync ロケーションとして設定し、DataSync タスクで参照することができます。

必要な FSx for Windows ファイルシステムを選択した後、ユーザー名とパスワードを指定して、認証用 Windows ドメインの名前を入力します。

次に、既存の SMB 共有の 1 つをソースとして使用し、FSx for Windows ファイルシステムを転送先として使用するタスクを作成します。 タスクに名前 (MyTask) を付け、必要なオプションを設定します。

フィルタリングを設定し、スケジュールを使用します。

多くのスケジュールオプションがあります。 以下は、ほんの一部です。

スケジュールを使用しない場合は、[Start] をクリックして、必要に応じてタスクを実行することができます。

これを行うと、タスクの設定を確認して改善できる機会があります。

タスクは数秒以内に開始され、コンソールでデータ転送とスループットのメトリクスを確認できます。

先ほど説明したコンソールベースのアクセスに加えて、DataSync APIDataSync CLI を使用して、タスクの作成 (CreateTask)、タスクの開始 (StartTaskExecution)、タスクのステータスのチェック (DescribeTaskExecution) などを実行することもできます。

今すぐ利用可能です
この重要な新しい機能はすでにご利用可能です。今日からすぐに使用を開始できます。

Jeff