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AWS IoT Deep Dive #3 AWS IoT のデバッグ&トラブルシューティング 資料と録画、Q&Aを公開

こんにちは、IoTソリューションアーキテクトの三平です。

本記事では、AWS IoT Deep Diveセミナーシリーズの第3回の開催内容と資料、当日いただいたご質問とその回答をまとめております。

AWS IoT Deep Dive セミナーとは

本セミナーシリーズは、お客様がIoT製品やサービスを設計・開発する際のよくある課題や考慮すべき事項を共有し、AWSを用いたソリューションをより深く・詳細にお伝えするセミナーです。本セミナーイベントの詳細については、こちらのブログ記事にて説明していますので、是非ご覧ください。

また、本セミナーシリーズに関する過去のブログ記事はこちらからアクセスできます。

AWS IoT Deep Dive #3 AWS IoT のデバッグ&トラブルシューティング

第3回となる今回は、AWS IoT CoreやAWS IoT Greengrass V2を利用する際によくある問題について、そのデバッグやトラブルシューティングの方法、Tipsなどをご紹介しました。

Topic 1 – AWS IoT におけるデバッグ方法

資料 (PDF)

Q&A

Q: どのデバイスが接続できたかがモニタリング画面でわかる方法はありますか?

Amazon CloudWatchメトリクスやAWS IoTのモニタリング画面で表示しているメトリクスの値からは、個別のデバイスは特定できません。一方で、Amazon CloudWatchログにはクライアントIDや証明書IDなどの情報が記録されています。AWS IoTでログが有効化されており、デバイス固有の証明書IDやクライアントIDが分かる場合は、ログを検索することでデバイスの接続状態について確認できます。

また、昨年のre:Invent 2020 で発表されたFleet Hub for AWS IoT Device Managementでは、デバイスごとの接続状態を確認できます (2021年3月現在、バージニア北部リージョンでプレビューとして提供されています)。

Q: ポリシーのアクションを列挙する場合の書き方は、どの資料をみればわかりますか?

AWS IoT Coreでのポリシーの記載例については、こちらのドキュメントをご参照ください。

Q: AWS IoT Eventsのテストやデバッグはどのように行うのが良いでしょうか?

手動のテストやデバッグを行う場合、AWS IoT Eventsのサンプルデータを送信する機能を利用することで、ディテクターの状態変化などを確認することができます。また、検出器モデルの静的分析を行うための新機能もリリースされましたので、こちらもあわせてご活用いただくことで問題の発見や修正に役立てていただくことが可能です。

Q: Amazon CloudWatch Logs Insights のクエリの詳細な説明はどこで見つかりますか?

Amazon CloudWatch Logs Insights のクエリ構文については、こちらのドキュメントに掲載されております。

 

Topic 2 – AWS IoT Greengrass V2のTips&トラブルシューティング

資料 (PDF)

AWS IoT Greengrass V2 におけるトラブルシューティング方法について、こちらのドキュメントにも情報がございます。あわせてご参照ください。

Q&A

Q: Thing Groupに対してコンポーネントのデプロイができるとのことでしたが、コンポーネントは同一でもそれぞれのThingにデプロイするコンポーネントへ渡す設定値を個別にカスタマイズしたりすることもできるのでしょうか?

デプロイする際にコンポーネントに対してデフォルトの値を上書きする仕組みは提供されていますが、Thing Groupに対してデプロイする場合は、個々のデバイスに対して違う値を指定することは出来ません。個別で値が変わるようなケースでは、Thingに対してデプロイメントを作成することを検討してください。

 

最後に

本記事では、AWS IoT Deep Diveセミナーシリーズの第3回の資料と録画、当日いただいたご質問とその回答をまとめました。本セミナーイベントは今後も実施していく予定ですので、是非ご参加ください。

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著者について

mihira

三平 悠磨

ソフトウェアエンジニアとして会話AIやロボット開発を経験しました。AWS では IoT スペシャリストソリューションアーキテクトとして、お客様の IoT 関連案件を支援しています。