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AWS LLM 開発支援プログラムの進捗およびキックオフ会(9/4)について

昨今、国内企業においても「生成系 AI 」をビジネスにおいて効果的に利用する動きが活発化してきています。 アマゾン ウェブ サービス (以下、AWS ) は、お客様がこの新しいテクノロジーの価値をフルに活かすために生成系 AI の専門家からなるチームを設置するとともに、柔軟性と費用対効果に優れた生成系 AI サービスを企業に提供することで、あらゆる組織が AI を活用できるよう支援するという目標を掲げています。

その一環としてAWS は 2023 年 6 月 22 日(米国時間)に、お客様の生成系 AI ソリューションの構築と展開を支援する新プログラム「 AWS 生成系 AI イノベーションセンター」を稼働開始しました 。1 億米ドル(約 140 億円)を本プログラムに投資し、 世界中のお客様と AWS の AI と機械学習分野のエキスパートをつなぎ、生成系 AI によるサービス開発や業務効率化をサポートし企業がアイデアをすばやく効果的に実現できるよう支援するものです。

また、AWS ジャパンは、2023 年 7 月 3 日に、日本独自の施策として大規模言語モデル( LLM ) 日本に法人または拠点を持つ企業・団体を支援する「 AWS LLM 開発支援プログラム」を開始しました。本プログラムでは、LLM 開発を行うための計算機リソース確保に関するガイダンス、AWS 上での LLM 事前学習に関わる技術的なメンタリング、LLM 事前学習用クレジット 及びビジネス支援等のサポートを提供します。そしてこの度、本プログラムが支援する企業・団体が正式に決定し、本格的な LLM 開発支援が始まり、2023 年 12 月以降の成果発表会へと進むことになります。

本日 2023 年 9 月 4 日に開催されるキックオフ会では、AWS LLM 開発支援プログラム採択結果の発表に加え、採択された一部企業・団体からの挨拶も予定されています。また AWS からは、今後のプログラム詳細の説明、技術スペシャリストによる具体的な支援体制などの紹介を行います。

AWS LLM 開発支援プログラム採択企業(公開可能な企業および団体)※社名五十音順

会社・団体名(五十音順)
・カラクリ株式会社
・株式会社サイバーエージェント
・ストックマーク株式会社
・Sparticle 株式会社
・Turing 株式会社
・株式会社 Preferred Networks
・株式会社 Poetics
・株式会社松尾研究所
・株式会社マネーフォワード
・株式会社ユビタス
・株式会社 Lightblue
・株式会社リクルート
・株式会社リコー
・rinna 株式会社
・株式会社ロゼッタ
・株式会社わたしは

AWS では、日本における生成系 AI の拡大、LLM の選択肢拡大に向けてこれからも支援を継続していきます。