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VMware Cloud on AWS – 利用可能になりました

昨年、VMware Cloud on AWS を構築するために VMware と一緒に行っている作業についてお話ししました。そこでご報告したように、これはお客様待望の、伸縮性とセキュリティを維持しながら VMware SDDC スタックをベアメタル AWS インフラストラクチャ上で直接実行する、ネイティブな完全マネージド型製品です。これにより、当社のセキュリティを最重視したアーキテクチャの基盤部分であるネットワーキングとシステムレベルのハードウェア機能はもとより、AWS のスケーラビリティと弾力性の利点を活かすことができます。

VMware Cloud on AWS では、お客様が習得済みの知識とすでにお持ちのものを活用できます。お客様の既存のスキル、トレーニングへの投資、運用経験、ソフトウェアライセンスへの投資は、パブリッククラウドに移行しても応用して適用できます。この移行の中で、データセンターの構築や運用、ハードウェアの近代化、一時的または短期の需要に合わせたスケーリングは忘れて構いません。また、AWS の膨大なコンピューティング、データベース、分析、IoT、AI、セキュリティ、モバイル、デプロイメントおよびアプリケーションの各サービスを利用できます。

初期提供
Early Access ベータプログラムで多くのお客様やパートナーからいただいたフィードバックを反映させて、本日、VMworld において、VMware および Amazon は VMware Cloud on AWS の初期提供を発表しました。最初は米国西部 (オレゴン) リージョンで VMware および VMware Partner Network のメンバーを通して提供されます。これは、データセンター拡張、アプリケーションのデプロイおよびテスト、アプリケーションの移行などの一般的なユースケースをサポートするようにデザインされています。

この製品の販売、配信、サポート、請求は VMware が担当します。この製品はカスタムサイズの VM をサポートし、VMware でサポートされている任意の OS を実行します。シングルテナントのベアメタル AWS インフラストラクチャを活用してお持ちの Windows Server ライセンスをクラウドに持ってくることができます。各 SDDC (Software-Defined Data Center) は 4 個から 16 個のインスタンスで構成され、各インスタンスは 36 個のコア、512 GB のメモリー、15.2 TB の NVMe ストレージを備えています。現行、クラスターは単一の AWS アベイラビリティーゾーン (AZ) で実行され、作業が複数の AZ に渡るクラスター内の作業がサポートされています。VMware SDDC 全体を 2 時間のうちに立ち上げることができ、ホスト容量を数分でスケールアップまたはスケールダウンできます。

NSX ネットワーキング・プラットフォーム (最大 25 Gbps で動作する AWS Elastic Networking Adapter 搭載) では、マルチキャストトラフィック、管理用とコンピューティング用の個別ネットワーク、およびオンプレミスファイアウォール、ルーターなどへの IPSec VPN トンネルがサポートされています。

次の図は、各部分がどのように連携するかの概要です。

現在ご使用の VMware およびサードパーティー製管理ツール (vCenter ServerPowerCLIvRealize SuitevSphere API と呼ばれるコード) は、既存のオンプレミスリソースと AWS で立ち上げるリソースを組み合わせたハイブリッド VMware 環境を構築するときも問題なく動作します。このハイブリッド環境では、新しい VMware Hybrid Linked Mode を使用して、オンプレミスとクラウドのリソースを統合した単一ビューが作成されます。お客様は使い慣れた VMware ツールを使用してアプリケーションを管理できます。新規またはカスタムのハードウェアを購入したり、アプリケーションを書き換えたり、運用モデルを変更する必要はありません。

お客様のアプリケーションやコードは、AWS のサービスすべてにアクセスできます (データベースサービス、分析サービス、AI サービスなどから始めるといいでしょう)。これらのサービスの使用は別途請求されるため、AWS アカウントを作成する必要があります。

詳細は VMworld で
ラスベガスで開催中の VMworld に参加している方は、90 以上の AWS のセッションをいくつかチェックしてみてください。

また、ブース #300 にぜひお立ち寄りください。AWS チーム一同がお待ちしています。

準備中
当チームは昨年から長い道のりをたどってきましたが、これからますますエンジンの回転を上げていきます。

VMware と AWS は今後も、アプリケーション移行、データセンター拡張、アプリケーションのテストとデプロイなど、新しい機能やユースケースのサポートを実現するために力を入れていきます。現在進行中の作業は、他の AWS リージョンの追加、災害対策やデータセンター統合などより多くのユースケースのサポート、認定の追加、AWS のサービスへのより深い統合の実現です。

Jeff;