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[AWS Black Belt Online Seminar] FreeRTOS 資料及び QA 公開

先日 (2020/08/19) 開催しました AWS Black Belt Online Seminar「FreeRTOS」の資料を公開しました。当日、参加者の皆様から頂いた QA の一部についても共有しております。

20200819 AWS Black Belt Online Seminar FreeRTOS

AWS クラウドサービス活用資料集(すべての過去資料が閲覧できます)

Q. もともとは Amazon FreeRTOS という名称だったと思うのですが、”Amazon” がなくなったのはなにか意味があるのでしょうか?
A. 名称統一に関して、以下の FAQ に記載がございます。こちらをご覧ください。バージョン 202007.00 以降では、AWS の提供するリポジトリは、“FreeRTOS AWS Reference Integrations” と呼んでおります。

Q. スケジューラの実装方式はタイムスライス方式でしょうか?
A. 選択可能です。configUSE_TIME_SLICING フラグをセットします。こちらをご参照ください。

Q. PKCSK11 も Amazon Freertos に実装されている(含まれている)ことでしょうか? それとも、別ダウンロード必要でしょうか?
A. FreeRTOS は、PKCS#11 のライブラリを含んでいます。PKCS#11 の実装は、各デバイスベンダー様によって行われております。Partner Device Catalog に掲載されているハードウェアを用いて開発いただければ、すでにポーティング済みですので、アプリケーションからはすぐに利用可能です。

Q. ブートローダおよびアプリのアクションのスライドで、どれがそれぞれ FreeRTOS/ アプリのブロックでしょうか?
A. 「OTA – ブートローダーおよびアプリのアクション」のスライドで、「ブート時の検証」はブートローダーが実施する項目になります。ブートローダー側の対応項目はこちらを御覧ください。

Q. 開発言語は、c なのでしょうか?
A. はい、基本的に C 言語での開発となります。

Q. AWS IoT Embedded C SDK はどこで入手できますでしょうか?
A. こちらのGithubより入手可能です。最新バージョンは、v3.0.1 になりますが、v4.0.0 beta もリリースされており、今後の新機能に関しては、バージョン 4 に実装される予定です。これから開発を進められるお客様は v4 をご検討ください。

Q. Amazon FreeRTOS のドキュメントに FreeRTOS-qualified hardware platforms として Microsoft Windows 7 or later, with at least a dual core and a hard-wired Ethernet connection とあります。hardware platform として hardware ではなく operating system が書かれているのは Windows Device Simulator について記載されているからでしょうか?
A. その認識です。Windows Device Simulator を使って FreeRTOS の評価などを実施頂けます。詳細はこちらを御覧ください。

Q. バイナリーデータをパースするに関して参考となる資料はありませんでしょうか?
A. こちらの記事にバイナリデータの扱いに関する記述がございます。

Q. OTA は CP U側がファームのアップデート機能が必要だと思いますが、FreeRTOSのOTA のライブラリと CPU のアップデート機能とのつなぎ方はどのようにすればよいでしょうか?
A. FreeRTOS の OTA ライブラリの機能を利用することで、FreeRTOS が動作する MCU 以外のプロセッサのファームウェアの更新も可能です。こちらの記事をご確認ください。

Q. FreeRTOS についてのドキュメント、書籍で良いものがあれば教えて下さい。 特にドライバの作り方などが知りたいです。
A. AWSが提供するポーティングガイドの FreeRTOS ライブラリの移植をご覧ください。

Q. GUI については何を使用することを考えていますか。
A. FreeRTOS では、GUI に関する指定等はありません。LCD ディスプレイやボタンなどを MCU に接続して表示部分のドライバを実装していただく必要があります。Partner Device Catalog上には、ディスプレイやボタンを持つデバイスもありますので、そちらをご確認ください。また、セミナーの最後にご紹介したワークショップでは、ディスプレイやボタンを利用しております。こちらをご参照ください。

Q. 小さな OS は大体似たようなコードになるのですが、μITRON などと比べて有利な点は何ですか。
A. 次の質問であわせてご回答します。

Q. 他の OS との大きな違いはライブラリなのでしょうか。
A. 上記 2 つの質問に関してですが、組み込み向けの軽量な RTOS である FreeRTOS に、本セミナーでご紹介したような IoT 化を進めるための様々なライブラリを提供していることが大きな特長です。

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