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[AWS Black Belt Online Seminar] Amazon QuickSight アップデート:一般公開後に追加された特徴的な新機能 資料及び QA 公開

先日 (2018/8/1) 開催しました AWS Black Belt Online Seminar「Amazon QuickSight アップデート:一般公開後に追加された特徴的な新機能」の資料を公開しました。当日、参加者の皆様から頂いた QA の一部についても共有しております。

20180801 AWS Black Belt Online Seminar Amazon QuickSight アップデート

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Q. DynamoDBやESなどで溜め込んでいる注文情報などをS3などに定期的に吐き出していく(吐き出すたびに別ファイル)場合でも、今回の紹介された形で定期的にリフレッシュするなどして読み込めますか?それともRDSなどに一度入れないと行けないでしょうか?

A. QuickSight用のマニフェストファイルを作成し、 “URIPrefixes”で、バケットやプリフィックスを指定しておくと、その中にある複数のファイルをまとめて1つのデータセットとして扱うことが可能です。バケットにファイルを追加した後に、そのデータセットをREFRESHしてSPICEを更新すると、新しいデータがデータセットに追加されます。また、Athenaをつかっても、上記が実現可能です。データ規模が大きい場合はAthenaの方がフィットするケースも多いと考えられます。

参考:マニフェストファイルの書き方

Q. ダッシュボードは外部サイトなどに埋め込んで閲覧させることはできますか

A. ダッシュボードをサイトに埋め込むことはできません。また、ダッシュボードの閲覧にはかならずQuickSightへログインできる必要があるため、企業ホームページのような、だれもがアクセスする外部サイトに使う用途での利用は難しいといえます。

Q. 例えばオンプレではなく、複数契約のレンタルサーバーに格納されているDBのデータをAWSに集約して、QuickSightで分析したい場合、集約の方法としてどのような方法・手段で行うのが一番良いでしょうか。

A. 集約の方法としては、データソースがRDBであれば、AWSのDMS (Database Migration Service)を使うことでAWSへのレプリケーションを実現可能です。もしくはファイルとしてダンプして、S3に転送するという方法も考えられます。AWS上に集めたあとはS3に集約してAthenaで検索する、もしくはRedshift(DWH)に格納する等の方法でデータソースを作成することがかんがえられます。

以上です。

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