Amazon Web Services ブログ

BIサービス Amazon QuickSight のセルフハンズオンキット日本語版を公開(随時更新)

Amazon QuickSight は、簡単に利用でき、サーバレスなので運用管理の負荷も少ないBIサービスです。

これまで、各種イベントなどで実施してきたQuickSightのハンズオンがオンラインで利用可能になり、お手元の環境でいつでもハンズオンを試していただけるようになりましたので、それぞれ概要とURLを紹介します。現在4種類の日本語ハンズオンが公開されています。

※補足:本ページで記載されている各ハンズオンは更新されることがあるため、本ブログのタイトルを変更し、各ハンズオン単位で更新日時を記載するようにしました。

Amazon QuickSight 可視化BASIC編 (更新 2024/9/30 – 旧Pagenated reportの章がピクセルパーフェクトレポートとして更新など)

こちらはQuickSightのベーシックな可視化関連機能と、計算フィールドや異常検知等の高度な機能を一通り学習できる事を目標に作成されたワークショップです。現在6つの章が公開されています。

  • 「初めてのダッシュボードを作成する」は入門編で、複数データソースのジョイン、各種ビジュアル(グラフ)の調整、フィルタとコンントロール(GUIパーツ)、ドリルダウン、計算フィールド等の内容が含まれます。
  • 「高度な分析ダッシュボードを作成する」はQuickSightの高度な機能のハンズオンで、計算フィールド(レベルアウェア計算(LAC)を含む)、パラメータ、コントロール、アクションといった内容が含まれています。
  • 「コードでダッシュボードを作成する」はAWS CLIやAWS SDKを利用して、コードでダッシュボードを作成したり、作成したダッシュボードを別環境に移行するハンズオンです。
  • 「ぴくセスパーフェクトレポートを作成する」は、PDF形式で整ったレポートを出力するレポート機能のハンズオンです。
  • 「データソースに接続してダッシュボードを作成する」は、QuickSight から Amazon Athenaや Amazon Redshift に接続するデータセットを作成して、ダッシュボードを作成するハンズオンと、データセットにパラメータを設定することで発行するクエリーを最適化するハンズオンが含まれています。
  • 「SageMaker連携とGenerative BIを使用してダッシュボードを作成する」は、SageMaker Canvas にて機械学習モデルを作成、そのモデルより生成された予測データをダッシュボードで可視化する方法についてのハンズオンです。可視化の過程において、Generative BI機能の体験も可能です。

以下のURLよりアクセスしてください。

※補足:ここに2022年12月まで存在したBasicハンズオンは一部の画面等が現在の環境と合わないため現在は利用を推奨していませんが、こちらのURLよりダウンロードしていただく事は可能です。

QuickSight 販売管理ダッシュボード編 (更新 2021/12/24)

こちらはBasicハンズオンと同様にQuickSightの主要な可視化機能を広く学習できるものですが、特に「販売管理業務」に必要になるであろう、予算売上・粗利といったKPI表示や、管理に便利な損益管理、明細表等の作り方にフォーカスし、実際の業務ですぐに使っていただける内容になっています。

内容には複数データソースのジョイン、各種ビジュアル(グラフ)、フィルタ、サマリから明細表へのドリルスルー、検索しやすいコントロールの作成、計算フィールド等が含まれます。全体で2時間程度のハンズオンです。

こちらのURLよりダウンロード可能です。

QuickSight 販売管理ダッシュボードハンズオン

QuickSight 埋め込みハンズオン (更新 2023/9/22)

QuickSightの埋め込み機能(WebアプリケーションにQuickSightのダッシュボードやオーサリング機能を埋め込む機能)を解説したハンズオンです。ユーザ認証なし(アノニマス)でのシンプルな埋め込み方法の演習と、Cognitoを利用したユーザ認証連携を含む演習の2つのハンズオンを含みます。ハンズオン時間はそれぞれ1.5時間~2時間程度です。以下のURLからご確認いただけます。(2023年9月22日の更新でQuickSight Embeded SDK 2.0に対応しました)

QuickSight embed workshop

QuickSight 埋め込みハンズオン(SaaS向けマルチテナント機能) (更新 2020/10/16)

こちらはISV/SaaS事業者向けに2020年9月に実施したハンズオンです。

このハンズオンはQuickSightの名前空間(Namespace)機能を使って、マルチテナント環境でのアプリケーションにQuickSightを埋め込む方法を解説しています。SaaS等のWebアプリケーションを構築される方向けの内容になっています。

API/CLIベースの操作、ユーザー・グループの管理、マルチテナント管理(名前空間)等が含まれます。約3時間の内容で、コマンドライン中心の操作になりますので、AWSの基本的な概念(IAM等)とコマンドライン操作を理解されている方を対象としております。
以下のURLからご確認いただけます。

QuickSight namespace

Amazon Redshift Serverless と Amazon QuickSight を使った簡単分析ハンズオン (更新 2024/9/30)

こちらは、Amazon Redshift Serverlessを起動してサンプルデータを投入し、Amazon QuickSightから接続するまでの方法を説明したハンズオンです。


QuickSightには30日の無料トライアル期間がありますので、でひハンズオンでQuickSightの表現力をお試しください。(※QuickSightの異常検知の演算や、周辺のサービス利用には別途費用が発生します)。

また、まずはQuickSightでどういう可視化が可能かといたことを見てみたいという場合は、QuickSightギャラリーページをご覧ください。実際に稼働しているQuickSightのダッシュボードを触ってみることが可能になっています。

ソリューションアーキテクト 下佐粉 昭 (twitter – @simosako)