Amazon Web Services ブログ

AWS Japan

Author: AWS Japan

Amazon Connect – クラウド上のカスタマーサポートセンター

すべてのビジネスの成功にとって、カスタマーサービスは不可欠です。多くの組織は、音声ベースのカスタマーサービスを大規模に提供するために、コールセンターを運営しています。コールセンターは、最低でも着信通話を対応可能なエージェントにルーティングします。より高度なシステムでは、カスタマイズされた問い合わせツリーを作成する機能や、その他の統合音声応答 (IVR) システムなど、さらに高度なルーティングとやり取りがサポートされます。従来、IVR システムは設置が困難で、ライセンスが高価であり、キャパシティーベースの料金が一般的でした。 Amazon カスタマーサービス組織は、お客様に最高レベルのサービスを提供することを目指しています。これを大規模に行うため、当社組織は世界中に散在した 50 以上のグループと子会社センターに勤務する数万人のエージェントを雇用し、さまざまな言語を話すお客様をサポートしています。 Amazon Connect へようこそ 今日は Amazon Connect についてお話ししたいと思います。当社カスタマーサービスチームの多くで使用されているのと同じテクノロジー上に構築された Amazon Connect により、お客様はクラウドベースのサポートセンターを数分でセットアップできます。お客様は独自のサポートセンターを作成し、(IVR と同様の) 問い合わせフローを設計し、完全にウェブベースの最新のインターフェイスを使用してエージェントを配置します。Amazon Connect は IT チームや専門コンサルタントの支援を必要とせず、簡単に設定して、ビジネスの意思決定者が直接実行できます。デプロイするハードウェアはなく、エージェントごとのライセンスもありません。その代わり、顧客に費やした分数と、電話の時間に基づいて料金をお支払いいただきます。このスケーラブルな従量制モデルにより、電話問い合わせ件数が予測不能であるか、急激に増大する、またはその両方である状況において、Amazon Connect を使用できます。Amazon Connect は以下を含む多くの異なる AWS のサービスで使用できます。 Amazon S3 – Amazon Connect は S3 を使用して、通話 (音声) およびレポートの無制限の暗号化されたストレージを提供します。 AWS Lambda – これにより、顧客の問い合わせの一部としてサーバーレス方式でコードを実行できます。このコードは CRM またはデータベースからデータをプルし、そのデータを使用して独自のカスタマーエクスペリエンスを提供できます。 Amazon Lex – Alexa の背後にあるのと同じテクノロジーを利用した自然言語の会話型インターフェイスを、顧客からの問い合わせに使用できます。Amazon Connect のこの機能は現在プレビュー形式でリリースされていて、間もなく詳細がわかる予定です。 AWS Directory […]

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Amazon Athena のパフォーマンスチューニング Tips トップ 10

2020/10/13 に、原文の更新に合わせて最新のバージョンにアップデートしました Amazon Athena は、S3 に保存されたデータに対して標準 SQL で簡単に分析を行える、インタラクティブクエリサービスです。Athena はサーバーレスのためインフラ管理の必要がなく、また実行したクエリのぶんだけ料金を支払うかたちになります。Athena は簡単に使えます。Amazon S3 上のデータに対してスキーマを定義し、標準 SQL でクエリを投げるだけです。 このブログポストでは、クエリパフォーマンスを改善するための 10 個の Tips をご紹介します。Tips には、Amazon S3 に置かれたデータに関するものと、クエリチューニングに関するものがあります。Amazon Athena は Presto を実行エンジンとして使用しているため、ここでご紹介する Tips のうちのいくつかは、Amazon EMR 上で Presto を動かす際にも当てはまります。 このポストは、読者の方が Parquet, ORC, Text files, Avro, CSV, TSV, and JSON といった、さまざまなファイルフォーマットについての知識を持っていることを前提としています。 ストレージのベストプラクティス このセクションでは Athena を最大限に活用するために、どのようなデータ構造にするべきかについて議論します。ここで議論する内容は、Amazon EMR 上の Spark, Presto, Hive で Amazon S3 […]

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NICE EnginFrame – AWS のユーザーフレンドリーな HPC

去年、AWS が NICE 買収の契約に署名したこと、そして両社が協力し合い高パフォーマンスと科学計算において今まで以上に優れたツールとサービスを開発していく予定であることをブログでお知らせしました。そして本日、NICE EnginFrame 2017 をリリースするに至りました。この製品は AWS Cloud のパワー、スケール、柔軟性を活用する技術的および科学的なアプリケーションのセットアップと実行のプロセスをシンプルにするように設計されています。1 時間以内に、完全に機能する HPC クラスターをセットアップし、シンプルなウェブベースのユーザーインターフェイスを介してアクセスすることができます。すでに EnginFrame を使用している場合は、引き続きオンプレミスで実行したりクラウドに移動することができます。 AWS Inside クラスター (1 つ以上のクラスターを起動することも可能) は Virtual Private Cloud (VPC) 内にあり、複数の AWS サービスや機能を使用して構築されています。そうした機能とは Amazon Linux AMI、共有 Amazon Elastic File System、NFS スタイルのファイルストレージ、ユーザー認証の AWS Directory Service、トラフィック管理の Application Load Balancers などを実行している Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンスなどです。このようなマネージド型サービスはワークロードや作業に集中しやすくすることができます。システムソフトウェアのアップグレード、パッチ、処理やストレージのスケーリング、そして自分でクラスターを構築した場合に伴うその他の責任などを心配する必要がありません。EnginFrame は AWS CloudFormation テンプレートから起動します。パラメーター化し自己完結型のテンプレートは、起動する各クラスターが同じ様に設定されることを確実にします。テンプレートを実行すると 2 つの異なる […]

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4 月の AWS Black Belt オンラインセミナーのご案内

こんにちは。ソリューションアーキテクトの焼尾です。AWS Black Belt オンラインセミナー4月の配信についてご案内させて頂きます。4,5月は組織変更などがあった方も多く、基本に立ち返り、AWSの基礎となるサービスを中心に開催します。また、AWS re:Invent 2016 にて発表された新モバイルサービスの一つ、Amazon Pinpoint も開催します。 4月の開催予定 サービスカット 4/5(水) 18:00-19:00 Amazon EC2 4/12(水) 18:00-19:00 Amazon VPC 4/19(水) 18:00-19:00 Amazon S3 4/26(水) 18:00-19:00 Amazon Pinpoint ソリューションカット 4/11(火) 12:00-13:00 初心者向け クラウドコンピューティング はじめの一歩 4/18(火) 12:00-13:00 サーバレスによるアーキテクチャパターンのご紹介 お申し込みは、それぞれ上記のリンクより行って頂けます。キャンセルの際も連絡不要ですので是非お早めにご登録ください。Speaker、Staff 一同みなさまのご参加をお待ちしております。

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Amazon AppStream 2.0 の新機能 – Fleet Auto Scaling、Image Builder、SAML、メトリクス、フリート管理

昨年終わりに私の同僚 Gene Farrell が紹介したのは Amazon AppStream 2.0 です。そのゲスト投稿で、彼は AppStream 2.0 を使用することにより HTML5 ウェブブラウザを快適に使いながら、どのデバイスでも安全にデスクトップアプリケーションを実行できる方法について説明しました (詳しくはこちらのブログをご覧ください)。たとえば、起動時に AppStream 2.0 Try it Now ページを使用したところ、すぐに Siemens Solid Edge を使い始めることができました。Try it Now ページで好きなアプリケーションを選んだだけです。 数秒後には Solid Edge を実行していました。インストールや設定の必要もありません。   皆様からのリクエスト – Enterprises、SMB、ISV の新機能を追加 re:Invent でリリースしてから、皆様からのリクエストにお応えするため AppStream 2.0 の微調整を行い、いくつかの機能を追加しました。こうした新機能は、今まで以上に簡単にアプリケーションをデプロイ、アクセス、管理、トラックできるようにし、AppStream で利用できます。すでに大方の新機能をリリースしていますが、各機能に関するブログは公開していなかったので、今回はこうした新機能について簡単にご説明します。では最新機能をご紹介します。Fleet Auto Scaling – この新機能は CloudWatch メトリクスを使用してデマンドの変化に対応すべく、フリートのスケールアップやスケールダウンを可能にします。これにより瞬時のアクセスを実現しながら、できる限り安価にアプリケーションを提供することができます。Image Builder – 自分が選んだアプリケーションを含む AppStream 2.0 イメージを構築できます。SAML 2.0 […]

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R で Amazon Athena を活用する

データサイエンティストはしばしば、R から SQL クエリを投げるときに、その裏側のビッグデータ基盤のインフラ管理を気に掛けなければなりません。Amazon Athena はインフラ管理の必要がなく、標準 SQL で簡単に S3 上のデータを直接分析できる、インタラクティブクエリサービスです。R と Amazon Athena の連携によって、データサイエンティストはインタラクティブな分析ソリューションのための、強力なプラットフォームを手に入れることができます。 このブログポストでは、Amazon EC2 インスタンス上で動作する R/RStudio から Athena に接続します。 事前準備 Athena との連携を開始する前に、以下のステップを完了してください。 AWS アカウントの管理者に依頼して、Athena にアクセスするのに必要な権限を、Amazon の Identity and Access Management (IAM) コンソール経由で、自身の AWS アカウントに付与してもらってください。具体的には、IAM にあるデータサイエンティストのユーザーグループに対して、関連する Athena のポリシーをアタッチします Amazon S3 バケットに、ステージングディレクトリを作成してください。Athena はクエリする対象のデータセットと、クエリ結果を置く場所として、このバケットを利用します。このポストでは、ステージングバケットを s3://athenauser-athena-r とします 注意: このブログポストでは、すべての AWS リソースは us-east-1 リージョンに作成します。ほかのリージョンでも Athena が利用可能かどうか、製品およびサービス一覧で確認してください。 EC2 上での […]

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新機能 – Amazon EMR インスタンスフリート

今日は、インスタンスフリートと呼ばれる Amazon EMR クラスターの新機能をご紹介します。インスタンスフリートは、インスタンスのプロビジョニングに広範囲な選択肢やインテリジェンスをもたらします。対応する加重容量やスポット入札価格 (スポットブロックを含む) を最大 5 つのインスタンスタイプのリストに追加できるようになりました。EMR は、クラスター作成時にこれらのインスタンスタイプの間でオンデマンドおよびスポット容量を自動的にプロビジョニングします。そのため、これまでよりも簡単かつ低コストに、希望のクラスター容量をすばやく取得して管理することができます。また、アベイラビリティーゾーンのリストを指定することもでき、EMR は、このうちのいずれかの AZ で最適にクラスターを起動します。また、EMR は、インスタンスをフリートの利用可能ないずれかのタイプに置換することで、スポットインスタンスの中断に備えてクラスターの再分散を続けます。その結果、クラスター容量全体を容易に管理できます。インスタンスフリートは、インスタンスグループの代わりに使用することもできます。グループと同様、クラスターには、マスター、コア、タスクフリートが作成されます。コンソールのアップデートを確認し、フリートの動作について詳しく調べてみましょう。EMR コンソールを開き、[クラスターの作成] ボタンをクリックします。なじみのある EMR プロビジョニングコンソールが表示されたら、左上隅付近にある詳細オプションに移動します。最新の EMR バージョン (インスタンスフリートは、5.0.x を除く 4.8.0 以上の EMR バージョンで使用可能) を選択し、[次へ] をクリックします。これで正常に表示されます。ハードウェアオプションの新しい [インスタンスフリート] を選択します。 ここで、コアグループを変更して、クラスターのニーズを満たす一組のインスタンスタイプを選択します。 EMR は、最もコスト効率の高い方法で要件を満たせるように、各インスタンスフリートとアベイラビリティーゾーンの容量をプロビジョニングします。EMR コンソールでは、インスタンスタイプごとに vCPU を加重容量と簡単にマッピングできるため、vCPU を容量ユニットとして使用しやすくなります (コアフリートに合計 16 個の vCPU が必要)。vCPU ユニットが、インスタンスタイプの分量指定に関する条件に一致しない場合は、[Target capacity] セレクタを変更して、任意のユニットを追加し、容量を定義します (API/CLI によるキャパシティーユニットの消費量も変更されます)。クラスターがプロビジョニングされており、ユーザー定義のタイムアウト内に希望のスポット容量を入手できない場合は、オンデマンドインスタンスを終了またはフォールバックして、残りのキャパシティーをプロビジョニングできます。また、インスタンスフリートで使用されるこれらの機能はすべて、「AWS SDK」および「CLI」より入手できます。インスタンスフリートをプロビジョニングする方法を詳しく見てみましょう。まず、my-fleet-config.json に configuration json を作成します。 [ { “Name”: “MasterFleet”, […]

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発表: Amazon ElastiCache で Redis バックアップおよび復元を実現、クラスターのサイズ変更も可能に

インメモリキャッシュは、アプリケーション設計時またはソリューション構築時の大規模なパフォーマンス強化やコスト削減と同等に扱われます。ここで、サービスが 1 つのみの場合は、スケーリングする機能を強化しながら、継続的にクラウド内のインメモリキャッシュをより簡単にデプロイおよび活用できるようにします。冗談はさておき、この優れた機能を実現するクラウドサービスとは、もちろん Amazon ElastiCache です。Amazon ElastiCache は、パフォーマンスの高いインメモリデータストアまたはキャッシュをクラウドで実現する AWS マネージドサービスです。I/O 集約型または計算量の多いデータの低レイテンシー、安全性、アクセスを実現するための分散環境を作成、スケール、管理する簡単な方法を提供します。また、ElastiCache では、Amazon CloudWatch を通じて、キャッシュシステムのノードの主要なパフォーマンスメトリクスの可視性を強化すると同時に、障害が発生したノードを検出して置換することで、インメモリデータ構造サーバやキャッシュのインフラストラクチャを管理するオーバーヘッドを抑えることができます。この優れたサービスで、Redis バックアップおよび復元とクラスターのサイズ変更を実現しました。 Amazon ElastiCache に精通している方であれば、ElastiCache で次の 2 つのインメモリキー値エンジンがサポートされていることをご存じでしょう。 Memcached: パフォーマンスの高いオープンソースの分散メモリオブジェクトキャッシュシステム。データベースの負荷を軽減して動的なウェブアプリケーションを高速化することを当初の目的として 2003 年に開発されました。 Redis: オープンソースのインメモリデータ構造ストア。Redis クラスターを使用して、組み込みレプリケーション、アトミックオペレーションサポート、さまざまなレベルのオンディスクの永続性、高可用性を実現しながら、キャッシュ、メッセージング、データベースのブローカーとして開発され、2009 年に発表されました。 2016 年 10 月、Redis 3.2.4 使用の Redis クラスターがサポートされるようになり、ElastiCache Redis のユーザーは Redis クラスターを活用できるだけでなく、次のことが行えるようになりました。 クラスターレベルのバックアップの作成 バックアップ内のクラスターのシャード単位でのスナップショットの生成 最大 15 シャードの間で 3.5TiB のデータのワークロードのスケール ElastiCache や関連する機能を活用した Redis の使用については、「Amazon ElastiCache for Redis」の製品ページを参照してください。Redis […]

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発表: Amazon GameLift がすべての C++ と C# ゲームエンジンをサポート

すべてのゲーム開発者の方にお知らせします。数週間前にサンフランシスコで行われた GDC 2017 は大人気でした。そのため、クールなゲームの学習と構築に刺激を受け、情熱を注ぐには今が最適なタイミングです。ここで、Amazon GameLift がすべての C++ と C# ゲームエンジンで利用可能になったことをお知らせします。これには、Amazon Lumberyard、Unreal Engine、Unity が含まれ、そのすべてでゲームセッションのマッチング機能が向上しています。Amazon GameLift に詳しくないお客様向けに、ゲーム開発者が楽しく革新的なオンラインゲーム体験を提供できるよう支援するために設計された、このマネージド型サービスについてご紹介します。 Amazon GameLift は、専用ゲームサーバーをホストするためのマネージド型の AWS のサービスで、ゲーム開発者が簡単にゲームのキャパシティーをスケールし、利用可能なゲームセッションでプレイヤーをマッチングできるようにします。Amazon GameLift を使用すると、サーバーのホスト、ゲームの可用性の追跡、分散サービス拒否 (DDoS) 攻撃からのゲームサーバーの防御が可能なほか、ゲームをオフラインにすることなくアップデートをデプロイできます。Amazon GameLift サービスは Amazon Game Studios の専用ゲームサーバーや外部のゲーム開発顧客に役立ち、指定された時間内に開始、終了するゲームループで、セッションベースのゲームをサポートするよう設計されています。最新の Amazon GameLift リリースではサービスの最新機能が強化されているほか、開発者向けにゲームの開発とデプロイの簡略化を支援する優れた新機能が追加されています。Amazon GameLift サービスのクールな機能のいくつかについて見てみましょう。 複数エンジンのサポート: 当初、Amazon GameLift サービスは Amazon Lumberyard ゲームエンジンのみで使用できました。現在、このサービスは強化され、Unreal Engine や Unity のような一般的なゲームエンジンをはじめ、カスタム C# と C++ ゲームエンジンと統合されます。 新しいサーバー SDK 言語のサポート: より多くのお客様と開発者をサポートするため、このサービスでは C# […]

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Amazon Rekognitionを使ってMacOS Finderのタグ機能を更に良いものにしよう

こちらは、AWSのGlobal Startup EvangelistであるMackenzie Kosut(@mkosut)によってAWS Startups Blogに投稿された「Using Amazon Rekognition to enhance MacOS Finder Tags」の翻訳記事です。 日曜の朝、私はラップトップにある何百枚もの写真が保存されている大きなフォルダを眺めていました。サムネイルは素晴らしいのですが、私が本当にやりたかったことは、簡単にそしてクイックに”崖”の写真を探し当てることでした。 OS X Mavericksからタグ機能が使えるようになり、Finderウインドウでタグ付けされたファイルを探せるようになっています。そこで、私はラップトップからAmazon Rekognitionに写真を送信し、それぞれの写真についてAmazon RekognitionのDeep Learningベースの画像認識を行い、そして、識別情報をタグとしてファイルに登録し、Finderでそのファイルを開けるようにする、という一連の処理に関してどの程度の手間がかかるのか知りたいと思っていました。 これが実現できると、FinderもしくはSpotlight(MacOSの検索機能)において、Tag:<term>という形で検索できるようになります。例えば、全ての猫(cat)の写真を引き当てたい場合は Tag:Cat と入力することで結果を得ることが出来る、というものです。 writexattrsファンクションのコードスニペットをオンラインで見つけた後、そうこうするうちに、Amazon Rekognitionに写真を送り、Tagの結果を得て、それらをファイルに登録することが出来てしまいました。約30分の間に50行ほどのコードを書いて、それが実際に動作するプロトタイプになりました。 コードは https://github.com/mkosut/rekognition_osx_tagfile にありますので、是非ご覧になさってください。 多数の写真がある大きなフォルダーについても正しく動作しました。そして、パフォーマンス向上のため、アップロードの前にイメージのリサイズを行い、プロセスをマルチスレッドで行えるようなpull requestをチームの中のメンバーが送ってくれました。 私が本当に欲しかったものは、画像がフォルダに追加された時に自動でタグ付けされる、というものでした。私はそのためにMacOS Automatorを活用しました。Automatorでは使い勝手の良い簡単なインターフェースを通じてフォルダーのアクティビティをウォッチすることができ、新しいファイルが書き込まれたらアクションを走らせることができます。これはAmazon S3にファイルのファイルが変更された時にAWS Lambdaの処理をいつでも自動的に稼働させるものと似ていると言えるでしょう。 このワークフローは”TagMe”フォルダーに新しいファイルが書き込まれるのを待ち受け、それらを rek_osx_tagfile.py スクリプトにファイル名をパラメーターとして渡して起動します。 それでは最終テストです: 成功しました! このhackを通して私は大きな気付きを得ました。それは、AWSはどんなことにも活用できるケーパビリティを持っているということです。ここには非力な1台のラップトップしかありませんが、私はAmazon Rekognitionの巨大なDeep Learning基盤を用いることで大量の写真の解析をすることができましたし、何より少ないコードでそれを実現できました!   翻訳:篠原英治(原文:「Using Amazon Rekognition to enhance MacOS Finder Tags」 – https://aws.amazon.com/blogs/startups/using-amazon-rekognition-to-enhance-macos-finder-tags/)

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