Amazon Web Services ブログ

責任共有モデルとAWS Resilience Hub

AWS Resilience Hub は、アプリケーションにおけるレジリエンスの定義、追跡、管理を支援するために設計された AWS サービスです。このサービスでは、AWS Well-Architected のベストプラクティスを使用してワークロードのレジリエンスを理解し、改善するのに役立ちます。また、レジリエンスと運用上の推奨事項の両方を提供することで、お客様は目標復旧時点 (RPO) と目標復旧時間 (RTO) に関する組織およびワークロード毎の要件を一貫して満たすことができます。
このブログ記事では、レジリエンスのための責任共有モデルと、それが AWS Resilience Hub サービスを使用する際の考慮事項にどのように影響するかを見ていきます。

AWS IoT Core でProtocol Buffers を使用してスマートアプリケーションを構築する方法

Protocol Buffersは構造化データのシリアル化に用いられる軽量なデータ形式です。AWS IoT CoreとProtocol Buffersの統合により、データ圧縮と自動コード生成のメリットが得られます。こちらのBolgでは、AWS IoT Core ルールエンジンを用いてProtocol Buffers形式のメッセージをデコードする方法を紹介します。

小規模な E コマース企業がクラウドでより革新的で機敏になれる理由

約30,000のグローバル価格表から情報を収集し、カタログ化、更新することは、非常に困難な作業です。24時間365日、いつでも利用可能なサービスを提供するには、スケーラブルで信頼性の高いインフラストラクチャが必要です。しかし、それでも中小企業(SMB)はeコマースで成功を目指すことをやめません。ニュージーランドのオークランドに拠点を置く Wine-Searcher は、わずか85人のチームでサポートされる世界最大のグローバルワイン検索エンジンを提供しています。Amazon Web Services を利用することで、Wine-Searcher は巨大なチームや無限のリソースを持つことなく、 IT レジリエンスを実現し、データをより適切に管理できるようになりました。クラウドITソリューションによって Wine-Searcher がどのようにグローバルサービスを提供し、新しい機能を追加するために規模を拡大し続けることができるのか、CEO の Jules Perry 氏に話を聞きました。

小売業におけるサーバーレスなイベント駆動型の注文管理システムの構築

電子商取引市場は、過去数年間で年間成長率が大幅に伸びています。顧客の購買行動はオンラインにシフトしていますが、店頭受け取りなどの新しいトレンドも一般的になりつつあります。米国センサス局によると、2022 年の米国の小売電子商取引の売上高は 1 兆ドルを超え、2021 年比 7.7% 増加しました。

小売業者はデジタルコマースに大規模な投資をしてきましたが、特にブラックフライデーのようなセールスイベントのピーク時には EC トラフィックを把握するのに苦労しています。消費者行動の変化に対応するために、小売業者はアプリケーションをクラウドに移行するだけでなく、クラウドネイティブ技術を最大限に活用する必要があります。

このブログでは、非同期イベント駆動アプローチとサーバーレスサービスを使って小売注文管理システムをリファクタリングまたは再構築することで、小売業者がレジリエンシー、スケーラビリティを改善し、イノベーションに注力できるようになる方法について説明します。