Amazon Web Services ブログ

AWS Japan

Author: AWS Japan

クラウドおよびオンプレミスワークロード用の新しい Amazon Linux Container Image

The Amazon Linux AMI は、EC2 上で実行しているアプリケーションにセキュアで安定した、高パフォーマンスの実行環境を提供します。リモートアクセスが制限され (ルートログインや必須の SSH キーペアがない)、重要でないパッケージがほとんどインストールされていない AMI は、優れたセキュリティプロフィールを誇ります。 たくさんの顧客から、この Linux イメージをオンプレミスで、特に開発ワークロードやテストワークロードの中で使用したいというリクエストがありました。 クラウドとオンプレミスでの使用に適した Amazon Linux Container Image の提供開始を今日発表することができ、光栄です。イメージは EC2 コンテナレジストリから入手できます (アクセス方法については、イメージの入手をお読みください)。AMI と同じソースコード、同じパッケージで構築されているため、コンテナの導入がスムーズに実行できます。そのままで使用することも、独自のイメージを作成するための土台として使用することもできます。 それを試してみるため、私は、作成したばかりの EC2 インスタンスを起動し、Docker をインストールし、新しいイメージを入手して実行してみました。その後、cowsay と lolcat (と依存関係) をインストールし、上記のイメージを作成しました。 このイメージの詳細については、Amazon Linux Container Image をお読みください。 このイメージは、Amazon EC2 Container Service で使用することもできます。詳細については、Amazon ECR イメージを Amazon ECS で使用するをお読みください。 — Jeff;

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Amazon CloudWatch の更新 – メトリックス保存期間の延長とユーザーインターフェイスの更新

Amazon CloudWatch は AWS リソースと AWS で実行しているアプリケーションをモニタリングするサービスです。これはメトリックスの収集とトラッキング、ログファイルのモニタリング、アラーム設定、AWS リソースの変更に対応することができます。 本日、AWS は CloudWatch に追加した複数の重要な強化機能をリリースしました。 メトリックス保存期間の延長 – CloudWatch ですべてのメトリックスを 15 か月間保存できるようになりました。 メトリックスの選択をシンプルに – CloudWatch コンソールで必要なメトリックスの検索と選択が簡単になりました。 メトリックスのグラフ化を改善 – 選択したメトリックスのグラフ化が今までより簡単かつ柔軟になりました。 それらについて説明します。 メトリックス保存期間の延長 2009 年に CloudWatch をリリースした当時 (New Features for Amazon EC2: Elastic Load Balancing, Auto Scaling, and Amazon CloudWatch) システムメトリックスの保存期間は 14 日間でした。その後、CloudWatch に自分のメトリックスを発行できるようになっても、保存期間は従来と変わりませんでした。AWS 利用者の多くが、より長い期間にわたりデータへのアクセスや閲覧を望んでいます。季節ごとの要因を検出して理解したり、毎月の成長傾向の確認、前年同期比の分析を実行するためです。 こうしたユースケースをサポートするため (そして多くの方々のリクエストにお応えするため)、CloudWatch ですべてのメトリックスを 15 か月間保存できるようになりました。追加費用はありません。全体のデータ量を合理的な範囲に抑えるため、履歴データは詳細度が低いレベルで保存されます。詳しくは次をご覧ください。 1 […]

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Redshiftアップデート:CTASで表を作成時に自動的に圧縮されるように

Amazon Redshiftに次回適用されるパッチ(ver. 1.0.1115)の情報がフォーラムで公開されています。 Announcement: Amazon Redshift Maintenance (October 27th – November 10th, 2016) メモリ確保やクエリーキャンセルの改善など、いくつかの機能改善に加えてCREATE TABLE AS SELECT (CTAS)のへ新機能が追加されていますので、ここではそれを紹介します。 CTASは、SELECTの結果(アンサーセット)を元にそのデータが入った表を作成するという構文です。Redshiftはデータウェアハウスとして利用される事が多いため、集計データの保存や、分析の途中のデータを表として保存して再利用する等のユースケースでCTASがよく利用されています。 このCTASを使って作成された表は各列が圧縮されないという課題がありました。CTASはSELECTの結果によって表が定義されるので、その元となる圧縮アルゴリズムが存在しないケースが考えられたためです。このためにCTASで作成されたデータはディスク領域をより多く使用することになり、処理のオーバーヘッドが大きくなってしまっていました。 今回のパッチではこれが改善され、自動的に各列にLZOで圧縮がかかるようになりました。列が含むデータの特性に関係なく一律でLZO圧縮を使用する形ですが、圧縮無しと比較して大きな改善ですし、多くのケースでLZO圧縮は安定した圧縮率を実現できるため有効なアプローチですね。特に大規模な利用ケースほど効果が高いと思われます。 ただし結果セットが返す列によっては圧縮されない場合もあります。列がソートキーである場合と、 BOOLEAN、 REAL、 DOUBLE PRECISION のどれかの型になった場合です。この場合その列はRAW、つまり未圧縮として作成されます。詳細は以下のドキュメントに記載されていますので、こちらもご覧ください。 CTAS Usage Notes ソートキー列を圧縮しないのはRedshiftのベストプラクティスに沿った動きです。こちらについては別の記事で解説しています。 Amazon Redshiftのパフォーマンスチューニングテクニック Top 10 フォーラムにもありますように、この機能を含んだ新バージョンはこれから2週間程度をかけて各リージョンにデプロイされていきます。ご利用のリージョンにデプロイされ、メンテナンスウィンドウでパッチが適用された後に利用可能になりますので、楽しみにお待ちください。 下佐粉 昭(@simosako)

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AWS ホットスタートアップ - 2016 年 10 月 – Optimizely、Touch Surgery、WittyFeed

今月も新しいホットスタートアップをご紹介します (Tina Barr からの許可により転載)。 — Jeff; AWS を使用している今月のホットスタートアップをご覧ください。 Optimizely – 世界有名ブランドにウェブとモバイル A/B テストを提供 Touch Surgery – 外科学に携わるコミュニティにテクノロジーを構築 WittyFeed – バイラルコンテンツの作成 Optimizely (サンフランシスコ) Optimizely は有名ブランドにウェブサイトとモバイルの A/B テストやパーソナライズ化を提供、エクスペリエンスの最適化プラットフォームにおいて世界をリードする企業です。使いやすい製品と高速なデプロイを組み合わせたプラットフォームを提供することで、企業がテストを実施したりデータに基づいた判断を下せるようにしています。世界中にわたる何千人もの利用者が Optimizely を使用して、多種多様なチャネルの顧客に優れたエクスペリエンスを提供しています。これまでに Optimizely のユーザーが作成し提供したビジターエクスペリエンスの最適化数は 2750 億件にものぼります。 今日のデジタル世界において、企業は消費者のニーズに合わせるようにパーソナライズ化したエクスペリエンスを提供することが不可欠になっています。Optimizely は 個人化することはすでにオプションではありません。と述べています。同社のウェブをパーソナライズ化する製品は、ブラウザの動作や人口統計データ、文脈上のヒント、ファーストパーティやサードパーティのデータなどを利用することで、企業が顧客にリアルタイムで目的のコンテンツを提供できるようにしています。こうしたポイントは収益の上昇や顧客が戻ってくる理由に上手く作用しています。キャンペーンの結果を知るために分析チームやエンジニアチームに頼る必要はありません。Optimizely は各企業に合わせたテストや意思決定をサポートし業界をリードする統計エンジンを開発しています。Optimizely はさまざまなチャネルに及ぶテスト、対象、パーソナライズ化を可能にするデータインフラストラクチャの主要部分において AWS に大きく依存しています。同社は Amazon S3、Amazon EC2、Amazon EMR、Amazon RDS、Amazon Redshift、Amazon DynamoDB、Amazon ElastiCache などのサービスを使用して、迅速かつ確実にインフラストラクチャをスケールアウトしビジネスの成長をサポートしています。さらに、Optimizely は監査に Amazon Identity and Access Management (IAM) […]

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週刊 AWS – 2016 年 10 月 24 日

AWS にとって今週もまた忙しい 1 週間でした! 本日の投稿には、内外部の 21 名の寄稿者からの投稿に加えて、私の RSS フィード、受信トレイ、および私の身の回りのその他の内容が含まれています。これらをお楽しみいただくには、AWS 関連コンテンツを作成 (または検索) し、プルリクエストを送信してください。 月曜日 10 月 24 日 AWS Server Migration Service を開始しました。 中国 (北京) リージョンで AWS Config を開始しました。 最初の AWS 認定スタディガイドが利用可能になったことを発表しました。 AWS Database Blog が Amazon ElastiCache for Redis を使用した Hudl のニュースフィードのキャッシュについてブログを公開しました。 AWS Mobile Development Blog が Amazon CloudFront を通じた数百万人のモバイルアプリユーザーへのビデオのストリーミングについてブログを公開しました。 AWS Mobile Development Blog が […]

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新しいユーティリティ – すべてのリージョンで長いリソース ID 形式にオプトイン

今年はじめに公開したブログ「長い形式の EC2 リソース ID が利用可能に」で、移行期間は 2016 年 12 月の初旬までと説明しました。この期間中はリージョンやユーザーベースで新しいリソース形式にオプトインすることができます。移行を完了すると、新たに作成したリソースの文字列には 17 文字が使用されるようになります。次の大切な日付を忘れないようにしてください。 11 月 – 11 月 1 日より describe-id-format コマンドを使用して希望のリージョンのカットオーバー期限を確認できるようになります。 12 月 – 12 月 5 日から 12 月 16 日の間、各 AWS リージョンにおいて 17 文字の文字列をデフォルトで使用するように設定します。 ご利用されているコードやツールが新しい形式に対応できるように、できる限り早急にオプトインすることをお勧めします。 オプトイン、オプトアウト、またはステータスチェックに使用できる長い形式の ID コンバーターツールをリリースしました。すでに AWS Command Line Interface (CLI) をインストールしている場合は、スクリプトをダウンロードすればこれを実行することができます。 $ wget https://raw.githubusercontent.com/awslabs/ec2-migrate-longer-id/master/migratelongerids.py $ chmod +x migratelongerids.py 次に実施可能な操作をいくつかご紹介します。 アカウントのステータスを確認: $ […]

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新発表 – AWS Server Migration Service

私は、我々の顧客の多くが直面している状況を強調するために、歴史的な写真を使用するのが好きです。お客様はデータ移行のために長期のメンテナンス期間を取ることができずに、ITインフラ基盤をAWSクラウドへ移行する必要があります。何故ならこれらのアプリケーションはミッションクリティカルであり、負荷の高いデータ処理指向であり、ギガバイト又はテラバイト級のデータを単に移動するためにシステム停止をすることは実用的ではないからです。 新サービス 本日、私はAWS Server Migration Serviceについてお話したいと思います。 このサービスは、既存の仮想化されたアプリケーションをAmazon EC2に移行するプロセスを簡素化、合理化します。図に示された使用例のIT機器をサポートするために、長期のメンテナンス期間を必要とすることなく、ライブ仮想マシン(VMs)をクラウドへ順次レプリケーションすることができます。あなたは既存のサーバー群の順次移行を自動化、スケジュール設定、トラッキングができ、数十、数百に及ぶボリュームの大規模移行のプロセスや実行を簡略化することができます。 あなたは、AWS Management Console、AWSコマンドラインインターフェイス(CLI)、移行APIから、レプリケーションのプロセスを完全にコントロールすることができます。移行のためWindowsまたはLinuxサーバーを選択した後、あなたのアプリケーション利用パターンとネットワーク帯域を最小化するのに最もふさわしいレプリケーション頻度を選択することができます。舞台裏では、AWS Server Migration Serviceは、サーバー群をクラウドへレプリケートし、新たなAmazon Machine Image(AMI)を作成します。あなたは、コンソールから各レプリケーションジョブのステータスを追跡することができます。各増分同期は新規AMIを生成し、あなたの実際のカットオーバーに先立って移行されたサーバー群のテストが可能です。 Server Migration Serviceの使用の流れ あなたは、実際の移行プロセスを開始する前に、AWS Server Migration Service Connectorをダウンロードし、設定しておく必要があります。Connectorは既存の仮想化環境内で稼働しますがマイグレーション自体はエージェントレス型で稼働するため、エージェントを各サーバーに導入する際のトラブルを低減します。あなたが大規模な組織、および/または複数の仮想環境を持っている場合は、コネクタの複数のコピーを展開することができます。コネクタは、既存の環境内からアクセスできるウェブUIを持っています。あなたが使用許諾契約をクリックした後、あなたは、パスワードを作成し、ローカルネットワークの設定を構成し、その他幾つかの設定を行います。 次に、SMS、S3、及びSNSのAPIにアクセスできるように、AWSアカウントまたはIAMユーザーCredentialを持ったConnectorを準備する必要があります。 もしあなたがIAMユーザーを使用する場合は、適切なIAMロールを作成する必要があります。(ユーザガイドにサンプルが含まれています) Connectorが起動・稼働している間、AWS管理コンソールにログインし、Server Migration Serviceを操作し、そのサービスに登録されているすべてのConnectorの一覧が参照できます。各Connectorからサーバーカタログをインポートすることができ、サーバーのインベントリ情報を調べることができます。 それからレプリケーションする幾つかのサーバーを選択し、「Create replication jobs」をクリックします。次にサーバーのライセンスタイプ(オンデマンドまたはBYOL)を選択します。 それによって、あなたはすぐにレプリケーションを開始するか、将来の日時に開始するかを選択することができます。また、レプリケーション間隔を選択することもできます。 あなたが設定の確認、承認をした後、ダッシュボードでレプリケーションのジョブをすべて参照することができます。 独立したジョブを実行することも可能です。 それぞれの順次実行の後、作成されたAMIが表示されます。 「Launch instance」をクリックし、EC2インスタンスタイプを選択、そして移行サーバーの受け入れテストの実施となります。   今すぐ利用可能 AWS Server Migration Serviceは、米国東部(バージニア北部)、欧州(アイルランド)、およびアジアパシフィック(シドニー)の地域で利用可能になり、本日から利用可能です。サービスの利用は無料ですが、レプリケーション・プロセス中に使用したS3ストレージ、およびマイグレーションが完了した際に作成されるEBSからスナップショットの使用料がかかります。 -Jeff; (翻訳は諸岡が担当しました。原文はこちら)  

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週刊 AWS – 2016 年 10 月 17 日

最近、AWS ではいろいろなことが起こっています! 本日の投稿には、内外部の数多くの寄稿者からの投稿に加えて、私の RSS フィード、受信トレイ、および私の身の回りのその他の内容が含まれています。これらをお楽しみいただくには、AWS 関連コンテンツを作成 (または検索) し、プルリクエストを送信してください。 月曜日 10 月 17 日 米国東部 (オハイオ) リージョンが利用可能になったことを発表しました。 AWS Database Blog が Amazon ElastiCache for Redis を使用した IoT および時系列データの管理についてブログを公開しました。 AWS Enterprise Blog がクラウドコンピューティングへのアプローチは慎重に行うようお勧めしました。 AWS Security Blog が Amazon CloudFront および AWS Certificate Manager を使ってモバイル App Transport Security (ATS) のコンプライアンスを達成する方法を示しました。 AWS Startup Collection がオーバーヘッドを生じさせずにスケーラブルな AWS セキュリティを実装する方法を示しました。 AWS Startup […]

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AWS 認定のスタディガイド(英語版)を初リリース

今回は私の同僚である Joe Baron がゲスト投稿で彼と同僚達による新書を紹介します。 — Jeff; AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトの試験勉強をされていますか? つい先日、新刊の「AWS Certified Solutions Architect Official Study Guide: Associate Exam」John Wiley & Sons, Inc., が出版され、Amazon.com で単行本と Kindle 版が購入可能になりました。455 ページで構成したこのスタディガイドは、AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験に向けてお手伝いします。この分野に精通する専門家達が集まったチームのメンバー各自が寄稿、見直しを行い、AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトの試験を考案しました。このガイドには AWS の概要や主要サービスの説明、AWS のセキュリティ、コンプライアンス、構造上のベストプラクティスに関する情報が含まれています。どの章もそのトピックに関する情報、試験に向けてここだけは押さえておきたいポイント、次の章に進む前に復習を目的とした質問 (回答は巻末に記載) などを含んでいます。このガイドは模擬試験やフラッシュカード、各章の復習用テストや評価テストなど、SYBEX のオンラインスタディツールへのアクセスも提供します。 また、新刊のほかに試験準備のお手伝いを目的とした半日のワークショップも設けています。「AWS Certification Exam Readiness Workshop: AWS Certified Solutions Architect – Associate」では試験当日や試験中の注意事項も考慮しています。試験がどのように構成されているのか詳しく説明し、出題の概念を解釈する方法についても教えているので、間違った回答を避けられるようになります。いくつもの模擬試験を通じて概念をテストする機会もあります。クラスを終了すると、オンライン模擬試験を無料で受けられるバウチャーを入手できます。 今年の AWS re:Invent に参加するのであれば、同会場でソリューションアーキテクト […]

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サーバーレス Chatbot コンテストに入賞した皆様、おめでとうございます!

私は 8 月に AWS サーバーレス Chatbot コンテストについて発表し、皆様に AWS Lambda および Amazon API Gateway を使用して Slack 用の Chatbot を構築していただきますようお願いしました。 先週、仲間の審査員である Tim Wagner (AWS Lambda のジェネラルマネージャー) および Cecilia Deng (Tim のチームのソフトウェア開発エンジニア) と一緒にビデオを見て、62 点の応募作品をすべて評価しました。私たちは応募作品の機能や多様性、そして作品の実行中の動作を示す魅力的なビデオの作成に対する応募者の努力に感心しました。長時間にわたって審査した結果、合計 9 点の入賞作品を選定しました。8 点は個人、チーム、小規模組織の作品で、1 点は大企業の作品です。難しい話は抜きにして、さっそく始めましょう。 個人、チーム、小規模組織 サーバーレス Slackbot ヒーロー賞の入賞作品は以下のとおりです。各入賞作品には、AWS re:Invent のチケット 1 枚、ホテルの宿泊割引、公表、サーバーレスコンピューティング基調講演中の宣伝、クールな賞品、および 100 USD の AWS クレジットが贈られます。これらの多くのボットのコードは、GitHub で確認することができます。入賞作品をアルファベット順に示します。 AWS Network Helper – “このプロジェクトの目標は、サーバーレスアーキテクチャで実行する AWS […]

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