Amazon Web Services ブログ

週刊AWS – 2020/3/30週

みなさん、こんにちは。ソリューションアーキテクトの下佐粉です。
今週も週刊AWSをお届けします。

私がアマゾンで働き始めたのは今から5年と少し前なのですが、その時のAWSは全11リージョン(govcloudやLimited previewだった北京を入れた数)で、アベイラビリティゾーン(AZ)の合計は28でした。その後リージョンが世界各地に継続的に追加され、今では22リージョン+大阪ローカルリージョンと2倍になっています。ではAZの合計はどれぐらいに成長したかご存知でしょうか?それは今回の週刊AWSを読んでいただければ分かります:)

それでは、先週の主なアップデートについて振り返っていきましょう。

2020年3月30日週の主要なアップデート

  • 3/30(月)
  • 3/31(火)
    • Amazon Detective の一般提供開始
      潜在的なセキュリティ問題や不審なアクティビティの根本原因を分析、特定することを可能にするサービスAmazon Detectiveが一般提供開始(GA)になりました。東京リージョンでも利用可能になっています。Amazon Detective は、AWSリソースからログデータを自動的に収集して分析し、利用者に分かりやすく情報を提示します。詳細はこちらのBlogサービスのホームページを参照してください。
    • Amazon RDS が PostgreSQL 12 のサポートを開始
      Amazon RDS for PostgreSQL がバージョン12のサポートを開始しました。同時に対応している拡張機能がアップデートされ、例えばPostGIS はバージョン3.0 に、PGAudit はバージョン1.4になる等、更新されています。PostgreSQL 12の新機能についてはこちらのBlogに解説があります。
  • 4/1(水)
    • Amazon Elastic File System が、汎用パフォーマンスモードのファイルシステムで読み取り操作が 400% 増加したことを発表
      フルマネージドなNFSサービスであるAmazon EFSで、汎用パフォーマンスモード(デフォルト)のファイルシステムで、1秒あたり最大35,000の読み取り操作(Read IOPS設定)が可能になりました。以前は7,000でしたので5倍のスループットですね。これは読み取りだけなので、利用可能な最大書き込みは1秒あたり最大7,000のままです。これ以上のIO性能が必要な場合は、EFSで最大I/Oパフォーマンスモードを選択することが可能です。この場合、ファイルメタデータ操作にかかる時間が汎用パフォーマンスモードよりも長くなります。
  • 4/2(木)
    • AWS DeepComposer is now generally available
      AWS DeepComposerが一般利用開始(GA)になりました。DeepComposerは開発者が音楽を通じて機械学習について学べるように設計されたもので、キーボードから演奏をインプットすると、機械学習で作成されたモデルを使って自動的にアレンジしてくれます。モデルはデフォルトでトレーニング済のものが用意されていますが、自分で作成することも可能です。同時専用のキーボードがAmazon.comで$99で発売開始になっていますが、キーボード無しでも使えるようGUIコンソールも用意されています。詳細はこちらのBlogをご覧ください。また、AWS芸人がDeepComposerで「カノン」のアレンジにチャレンジした記事もぜひご覧ください。
    • Receive Notifications for AWS CodeBuild, AWS CodeCommit, AWS CodeDeploy, and AWS CodePipeline in Slack
      CodeCommit、CodeBuild、CodeDeploy、CodePipelineからの通知(notification)をSlackで受けるよう、AWSコンソールから簡単に設定できるようになりました。内部ではAWS Chatbotが利用されています。
    • Amazon Redshift launches RA3.4xlarge nodes with managed storage
      Amazon Redshftの第3世代インスタンスであるRA3にRA3.4xlargeが追加されました。東京リージョンでも利用可能になっています。これは既存のRA3.16xlargeと比較して1/4のvCPU数とメモリを搭載したノードで、より安価に第3世代の性能をご利用いただけます。その一方で1ノードあたりで利用可能なデータサイズは1ノードあたり最大64TB RMS(Redshidt Managed Storage)と大きく、より広いニーズに対応可能になっています。詳細はこちらのBlogを参照してください。
    • Amazon CloudWatch Contributor Insights is now generally available
      CloudWatch Contributor Insightsが一般利用開始(GA)になりました。Contributor Insightsは、システムパフォーマンスに最も影響を及ぼしているコントリビューターを発見するためのデータの時系列分析が行う機能で、現在はCloudWatch logsに送信されたログとDynamoDBへのアクセスの分析に対応しています。Contributor Insights全般の説明はこちらのBlogを、Contributor Insights for DynamoDBについてはこちらのBlogを参照してください。
  • 4/3(金)

最後に新機能ではないのですが、お知らせを。RDS for PostgreSQLのバージョン9.4の提供終了が近づいてきています。まだ9.4をお使いの場合は早めにアップグレードの実施をお願いします。詳しくはこちらのBlogを参照してください。

それでは、また来週!

ソリューションアーキテクト 下佐粉 昭 (twitter – @simosako)