Amazon Web Services ブログ

Category: AWS DataSync

AWS へのセキュアなデータ転送代行サービスを実現するための構成と運用について

本ブログでは、株式会社IMAGICA Lab. で提供しているデータ転送サービスの紹介と、その中でどのように AWS サービスを活用しているのかを紹介します。近年、大容量データをクラウドに移行するニーズが急速に高まっています。一方で、回線の帯域やセキュリティ、人員不足などの課題からスムーズな移行が難しいケースも少なくありません。IMAGICA Lab. では、こうしたお客様の課題解決を支援するソリューションとして、「IMAGICA Cloud Connect」の活用を提案しています。

AWS Snowball Edge 上の Amazon S3 互換ストレージと AWS DataSync を使用してオブジェクトをレプリケートする

AWS Snowball Edge 上の Amazon S3 互換ストレージと AWS DataSync を使用してオブジェクトをレプリケートする

2015 年の AWS Snowball デバイスの発表以来、ユーザーは Amazon Web Services(AWS)Snow Family を用いて、オンプレミスと AWS リージョン間でペタバイトのデータを転送することに成功しています。ユーザーは、AWS Snow Family を用いてデータを移行するだけではありません。AWS Snowball Edge Compute Optimized デバイスを使用して、ネットワーク接続が拒否、切断、断続的、または制限付きの場所(DDIL)でデータの処理が必要なアプリケーションをホストすることが増えています。エッジでのデータ処理により、より迅速にインサイトを得ることができますが、長期保存のためにユーザーはエッジで取得したデータをアーカイブしてエンタープライズデータレイクに保存することがよくあります。データを AWS に送る最も簡単な方法は、インポートジョブプロセスの一部として Snow デバイスを戻すことです。しかし、インポートジョブはオンプレミスから AWS への 1 回限りのデータ移動ソリューションであり、返送、集荷、データ取り込みに関する時間の遅れが発生します。