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Streamlineのケーススタディ:Amazon GameLiftで加速リリース

by AWS Japan Staff | on | in Amazon GameLift, ゲーミング, 利用事例 |

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Proletariatについて

ボストンに拠点を置くProletariatは、革新的なマルチプレイヤー体験の構築に焦点を当てたインディーゲーム企業です。5人のゲーム業界のベテランによって2012年に設立されました。彼らは、賞を獲得したWorld Zombinationの立案者です。World Zombinationは、プレイヤー同士が共に戦略を立て合ってゾンビや人間の大群を用いて街を破壊したり守ったりする巨大なオンラインゲームです。彼らの最新のマルチプレイヤーゲームであるStreamlineは、オーディエンスのインタラクティブなゲーム参加が特徴であり、ストリーミング配信者や視聴者が試合中にゲームプレイルールをリアルタイムに変更することができます。

課題

Proletariatは、3月のGDC 2016でStreamlineを公表し、ゲームストリーマーのプレミアムイベントである9月のTwitchCon 2016でベータ版を公開する予定であると告知していました。しかし、TwitchCon 2016のTwitch Prime一般公開に含めないかという話をAmazonが持ちかけたところ、ProletariatはStreamlineを誰でもプレイできるようにするために開発を加速することを決めました。彼らは興奮する一方で、自分たちの独自のゲームサーバソリューションが、管理に手間がかかり過ぎることと増加していくプレイヤー需要をサポートするために必要な機能が足りていないことを気にしていました。

Proletariatの独自のクラウドソリューションはAWS Elastic Container Service (ECS)を中心に構築されていました。AWS ECSは、AWS EC2インスタンス上のアプリケーションの管理を容易にしてくれるコンテナ管理のサービスです。サーバのヘルスチェックを実行したりプレイヤーを利用可能なゲームサーバに接続するなど、彼らは基本的なゲームサーバの機能を手動で操作していました。これらのプロセスによってプレイヤーの負荷が処理されますが、Streamlineが一般利用可能になってしまえば管理は手間がかかり過ぎるでしょう。また、彼らの独自のクラウドソリューションは、どのゲームサーバがアクティブなゲームセッションを保持しているかというこを特定することができませんでした。これは、サーバのキャパシティを手動で調整している間に誤ってアクティブなゲームセッションを縮小し、プレイヤーをStreamlineから切断してしましまう可能性があることを意味していました。単一のEC2インスタンス上で複数のゲームサーバプロセスを実行することができないので、テストをシンプルにすることも困難でした。各ゲームサーバはユニークな公開ポートを必要としますが、コンテナ内部からはその公開ポートを取得することができませんでした。

Proletariatは、ゲームサーバのホスティングにAWSの実績のあるインフラストラクチャを使い続けることを希望していましたが、必要な機能を構築するには数千時間はかかりそうでした。あっという間ににTwitchCon 2016の開催は近づき、ProletariatはAmazon GameLiftを紹介されました。Amazon GameLiftはAWSのマネージドサービスです。ゲームサーバのホスティングをシンプルにしサーバキャパシティを数分でスケールします。

「Proletariatのチームにとって選択肢は非常にシンプルでした。つまり、我々のクラウドインフラストラクチャを構築するのに数ヶ月を費やすためにエンジニアチームを雇うか、あるいはAmazon GameLiftで数分でデプロイするか、です。」とProletariat社CEOの Seth Sivakは言いました。

実装

Proletariatは、Amazon GameLift Server SDK for C++をダウンロードしUnreal Engineゲームサーバのビルドに統合し、ゲームサーバをAmazon GameLiftにアップロードしました。Unreal Engineゲームサーバを格納するために、5つのGameLiftインスタンスタイプのどれが自分たちのニーズに最も適しているかを判断する必要がありました。「リアルタイムゲームでは、ネットワークが最適化されたAmazon GameLiftインスタンスが必要でした。そのため、私達は一連のインスタンスにc4.xlarge.gameliftを選択しました。」とStreamlineのリードエンジニアである Cauê Waneck は言いました。「Amazon GameLiftは、各インスタンス上で4つのゲームサーバをサポートするように実行設定を構成することができます。これは、私達のゲームサーバがシングルスレッド構成であることを考えると完璧です。これにより、vCPUあたり1つのゲームサーバプロセスをうまく活用できるようになり、テストとイテレーションのプロセスが大幅にシンプルになります。」

独自に作成したNode.jsのマッチメイキングシステムとAmazon GameLift上のC++のゲームサーバ間のゲームセッションの新規作成を管理するために、ProletariatはAWS JapaScript SDK with Amazon GameLiftを使用しました。また、彼らはクイックマッチに利用可能なキャパシティを持つゲームサーバを見つけるために特殊なゲームセッションデータを使用しました。このデータは、サーバが新規プレイヤーを受け入れるべきかどうかを分類し、どのゲームセッションが利用可能なプレイヤースロットを持っているかを特定するのに役立ちました。「Amazon GameLiftは、大量のプレイヤーのマッチメイクを容易にし、待ち時間を減少させました。」とWaneckは言いました。「さらに、ゲームセッションをパーティーリーダーに関連付けるということが可能だったので、プレイヤーにカスタムゲームマッチの開催を可能にするというかたちでも役に立ちました。」

Proletariatは、アクティブなゲームを保持するインスタンスがスケールダウンされてプレイヤーをオフラインにしてしまうことを防ぐために、Amazon GameLift組み込みのゲームセッション保護の有効化も行いました。「Amazon GameLiftは保険のようなものです。サーバのスケーリング、とりわけ起動時のスケーリングにおいて安心を与えてくれます。」とWaneckは言いました。

AWS Command Line Interface (CLI) with Amazon GameLiftによって、彼らのビルドシステムにロジックを実装するときに新しいインスタンス群を起動してコマンドを再利用することが容易になりました。ゲームクライアントの更新をデプロイする際に、シンプルなコマンドを使用してAmazon GameLiftのエイリアスを利用し、プレイヤーを1つのインスタンス群から別のインスタンス群にダウンタイムなしで移動させました。また、CLIを使用して世界中のリージョンにゲームサーバをたった数分で起動しました。「Amazon GameLiftチームは私達を全面的にサポートしてくれました。私達が運用上の問題に取り組むのを助けるために24時間365日彼らがいてくれたのは嬉しいことです。」とWaneckは言いました。

わずか5日間で、ProletariatはAmazon GameLiftを使用し自信を持ってTwitchCon 2016にStreamlineをリリースしました。Amazon GameLiftによって数千時間の開発時間が節約され、代わりにStreamlineのコアである革新的なゲームプレイに磨きをかけることに専念しました。

詳細情報

Amazon GameLiftを用いた専用のゲームサーバのホスティングやスケーリングの方法の詳細をご覧ください。Streamlineについての詳細はplaystreamline.comをご覧ください。

(翻訳はSA 畑が担当しました。原文はこちら)