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Udemy, Cousera, edX。AWSはクラウドの”調達”に特化した無料トレーニングを3つのMOOCで同時リリース

今回のブログでは、 AWSジャパン・パブリックセクターより、世界各国の「クラウドの調達」にAWSが向き合うなかで蓄積してきた知見を集約した「How to Buy Cloud – Strategies for Cloud Procurement (クラウドの買い方 – クラウド調達戦略)」の概要紹介をお届けします。世界的なMassive Open Online Courses(MOOC)である、Coursera edX, そしてUdemyでの同時ローンチであり、ホームセンターで資材(=AWSの個々のクラウドサービス)を揃え、「一軒家(=ITソリューション)」をつくりあげる──という比喩が採用されたトレーニングとなります。ご不明の点、「Contact Us」までお問合せください。

クラウドを”買う”ためのトレーニングとは?

AWSは、各国のBuilder(=ソリューションを構築する皆さん)とBuyer(リソースの経済性を気にする皆さん)の双方に対して、クラウド調達 のリテラシーを上げてもらうためのトレーニングを提供することに注力しています。
 今回、AWS より 「How to Buy Cloud – Strategies for Cloud Procurement (クラウドの買い方 – クラウド調達戦略)」と題したコースを、 CourseraedX, そして Udemy という3つのオンライン教育・プラットフォームにて一斉提供を開始できることを、大変嬉しく思います。(*今回のトレーニングは英語音声・英語字幕付きでの提供となりますが、日本語版がローンチされた際には追ってアナウンス行います。)

クラウドというビルディング・ブロックを買ってきて、「一軒家」を施工してみる──という比喩をトレーニング全体で採用

 「ホームセンター」の比喩を用いて、”必要な資材を揃えること” と “それを使い「一軒家」を施工することは別であること”(そしてお客様自身で家を建てる必要はなく、事業者に委託をすればよいこと)──などを、インストラクター2名の軽妙なやり取りと、ビデオやクイズを通じて直感的に分かりやすく説明することに努めております。

クラウドの調達に精通した人材需要が高まる

ビジネスを営む企業・法人、政府機関、ヘルスケア・プロバイダー、非営利組織(NPO)、および教育機関は、お客様と向き合い、サービスを提供していくための「新しい方法」を開発する手段として AWS クラウドへの関心を高めています。その結果、必要なクラウドのリソースとソリューションを効率的に調達・購入し、マネージしていくための「クラウド調達スキル, およびリテラシー」を持つ人材に対する需要がますます高まっています。
 しかしながら、これは「調達担当者」や「 IT スタッフ」のみが気にすればよいテーマではありません。各組織・法人は、お客様のためにクラウド・テクノロジーのメリットを最大限に活かす上で、クラウド調達トレーニングに投資して、クラウドに関する従業員の理解を深めることのメリットを理解しつつあります。クラウドになじみがなく技術職「以外」の役職に就いている、または AWS クラウドの購入方法の基礎を学びたいという場合は、その出発点として、ぜひ今回のオンライントレーニングに時間を投資してみてください。
 この無料コースは、幹部クラスやエグゼクティブ、プログラム/プロジェクトマネージャー、および調達担当官まで、誰もが効率的なクラウド調達の各ステップを通じてスキルを向上させ、AWS に対する学習工程を進めることができるように設計されています。このコースはインタラクティブで、学習者向けのアクティビティとナレッジチェックが含まれており、世界のどこでもオンデマンドでご利用いただけます。

受講しやすく、合計37モジュールに分割

このトレーニングは、120分相当・37モジュールに分割された無料オンライン・コースで、クラウドを世界中どこからでも必要なときにオンデマンドで購入する方法について、基礎から説明しています。クラウドを買うという体験が、従来の IT ハードウェアの購入とはまったく異なるものである理由について、すぐに理解を深めることができます。「家を施工する」という比喩に基づきながら、ひとつずつのステップごとに重要な留意点がクリアに例解されていきます。

上記の「一軒家」の施工を、1)内製化する場合と、2)APNパートナーを活用する場合の、両方の調達シナリオで説明しています。もちろん、このコースでは、クラウドの調達に関して頻出する論点である 1)料金、2)セキュリティ、3)データ主権とデータレジデンシー、4)持続可能性、5)利用規約、および 6) AWS パートナーなども取り上げます。ぜひアクセスいただき、AWS クラウドの”買い方”について学び始めてください。

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このブログは英文でのトレーニング紹介ブログを参照し、アマゾンウェブサービスジャパン株式会社 パブリックセクター 統括本部長補佐(公共調達渉外担当)の小木郁夫が執筆しました。

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小木 郁夫
AWSジャパン パブリックセクター
統括本部長 補佐(公共調達渉外)
BD Capture Manager
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#AWSCultureChamp (2021年7月~)