Amazon EC2 は無料でお試しいただけます。Amazon EC2 インスタンスの支払いには複数の方法があります: オンデマンド、Savings Plans、リザーブドインスタンス、Amazon EC2 スポットインスタンスです。 Amazon EC2 費用の最適化の詳細については、Amazon EC2 のコストと容量のページにアクセスしてください。
AWS 無料利用枠
EC2 は AWS 無料利用枠に含まれているので、無料で開始できます。これには、1 年間毎月 750 時間分の Linux および Windows の t2.micro インスタンス (t2.micro が利用できないリージョンでは t3.micro) が含まれています。無料利用枠内に抑えるには、EC2 マイクロインスタンスのみを使用してください。
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オンデマンド
オンデマンドインスタンスは、長期間の契約なしに、時間単位で、コンピューティング性能についての料金をお支払いいただきます。これにより、ハードウェアのプランニング、購入、維持に伴うコストや手間が省け、高額な固定費となりがちな運用コストも、より安価な変動費に抑えることができます。
オンデマンドインスタンスは、次のような場合におすすめです。
- 前払いや長期間の契約なしで、EC2 の低コストや柔軟性を利用したいと考えているユーザー
- 短期間、突発的、または予測不能なワークロードがあり、中断できないアプリケーション
- EC2 で初めて開発またはテストするアプリケーション
Savings Plans
Savings Plans は、1 年または 3 年の期間にわたって一定の使用量(1 時間あたり USD で測定)を契約する代わりに、オンデマンド料金と比較して最大 72% の請求額の削減を可能にする、柔軟な料金モデルです。
AWS は Compute Savings Plans、EC2 Instance Savings Plans、Amazon SageMaker Savings Plans の 3 種類の Savings Plans を提供しています。Compute Savings Plans は、Amazon EC2、AWS Lambda、および AWS Fargate 全体の使用量に適用されます。
Savings Plans は次のような場合におすすめです。
- コミット型および定常状態での使用
- コストを抑えながら最新のコンピューティングサービスを活用したいと考えているユーザー
Amazon EC2 スポットインスタンス
Amazon EC2 スポットインスタンスでは、AWS クラウドの未使用の EC2 容量を活用でき、オンデマンド価格と比較して最大 90% のコスト削減が可能です。
スポットインスタンスは、次のような場合におすすめです。
- フォールトトレラントまたはステートレスワークロード
- 異機種ハードウェア上で実行できるアプリケーション
- 開始および終了時間が柔軟なアプリケーション
専用またはリザーブドキャパシティ
Dedicated Hosts
専有ホストは、お客様専用の物理 EC2 サーバーです。専有ホストは、既存のサーバー限定のソフトウェアライセンス (Windows Server、SQL Server、SUSE Linux Enterprise Server など) をライセンス条項の下で使用できるので、コストを削減するのに役立ちます。専有ホストは、オンデマンド (時間単位) で購入することも、Savings Plans の一部として購入することも可能です。
Dedicated Hosts は次のような場合におすすめです。
- ライセンス費用を節約したいユーザー
- 専用の物理サーバーで実行する必要があるワークロード
- ビジネスの運用上のニーズに合わせてメンテナンスイベントのスケジュールを管理しながら、ホストのメンテナンスを AWS にオフロードしたいと考えているユーザー
オンデマンドキャパシティ予約
オンデマンドキャパシティ予約では、特定のアベイラビリティーゾーンにある EC2 インスタンスのコンピューティングキャパシティを任意の期間で予約することができます。キャパシティ予約により、キャパシティに制約がある場合にオンデマンドキャパシティを取得できなくなるリスクが軽減され、必要なときに必要な限り、常に EC2 キャパシティにアクセスできるようになります。
オンデマンドキャパシティ予約は次のような場合におすすめです。
- キャパシティ保証を必要とするビジネスクリティカルなイベントまたはワークロード
- 高可用性に関する規制要件を満たす必要のあるワークロード
- ディザスタリカバリ
秒単位の請求
EC2 の秒単位の請求により、未使用の分や秒のコストを請求書から排除することができます。特に、開発/テスト、データ処理、分析、バッチ処理、ゲームアプリケーションなど、不定期に実行されるインスタンスでは、時間単位の使用量を最大化するのではなく、アプリケーションの改善に焦点を当てます。
EC2 の使用は、1 秒単位で課金され、最小課金時間は 60 秒です。同様に、Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリュームのプロビジョニングされたストレージも、1 秒単位で課金され、最小課金時間は 60 秒です。秒単位の請求は、すべてのリージョンとアベイラビリティーゾーンの Amazon Linux インスタンスと Windows インスタンスに適用され、すべての EC2 購入モデルに適用されます。
データ転送、Elastic IP アドレス、EBS 最適化インスタンスといった関連費用の詳細については、オンデマンドの料金ページを参照してください。
料金に関するその他のリソース
AWS の月額料金を簡単に計算
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