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AWS Innovate Every Application Edition 開催のお知らせ
みなさん、こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン、ソリューションアーキテクトの山﨑です。
8 月 30 日 の AWS Innovate – Data Edition に続いて、9 月 1 日には AWS Innovate – Every Application Edition を開催します!
2021 年以降は、年に 4 回テーマを設けて AWS Innovate を開催しておりますが、Every Application Edition は、様々なワークロードを支える AWS のインフラストラクチャにフォーカスしたイベントです。この日は「用途に応じた最適なインフラストラクチャの選択」をテーマに、顧客向けウェブサイトから基幹システム、さらには生成系 AI に代表されるような膨大な計算を必要とする新しいワークロードを、AWS 上で実行するためのベストプラクティスや構築方法をご紹介します。また、あらゆるユースケースで共通してインフラストラクチャに求められる、信頼性やセキュリティ、コスト効率を高めるための考え方や実装例についても紹介します。AWS の最新動向やお客様の事例紹介を交えて、全部で 15 のセッションを準備していますので、奮ってご参加下さい!
「用途に応じた最適なインフラストラクチャの選択」とは
お客様は AWS 上で、業界やユースケースに限定されない様々な種類のワークロードを動かすことができます。例えば、ユーザー向けのウェブサイトやモバイルアプリケーション、E コマース、動画のストリーミング配信、FinTech、ミッションクリティカルな基幹システム、生成系 AI を含む機械学習、そしてレガシーシステムの移行まで、様々な用途を AWS はサポートしています。こうしたワークロードを実行するためのインフラストラクチャにお客様が共通して求める要素として、「信頼性」「セキュリティ」「パフォーマンス」「低コスト」が挙げられます。本イベントでは、これらの要素に対して、AWS のインフラストラクチャがどのように貢献できるのかを、最新のアップデートを交えてご紹介します。
一方で、これらの要素を高めるために最適なサービスやアーキテクチャは、ワークロードによって異なります。また、「コストと信頼性」や「コストとパフォーマンス」の間には、一般的にトレードオフの関係が存在します。どのようなユースケースでも常に最適解となる技術は存在せず、用途と要件に応じて最適な技術選択をすることが何よりも重要です。そこで AWS は、ユースケースに応じて最適解となる「選択肢」をお客様に提供することを大切に考えています。今回の AWS Innovate – Every Application Edition では、AWS 上で動いている様々なワークロードの具体例を取り上げ、それぞれにとって最適となる技術選択の考え方や、アーキテクチャのベストプラクティスをご紹介します。実際にどのような内容か、次のセクションで詳しくご紹介します。
セッションと見どころのご紹介 - 生成系 AI に関する最新情報も! –
オープニングセッションでは、AWS インフラストラクチャの全体像についてお話しします。業界やユースケースを限定しない様々な種類のワークロードを動かすインフラストラクチャには、「信頼性」「セキュリティ」「パフォーマンス」「低コスト」の要素が欠かせません。これらの要素に AWS のインフラストラクチャがどの様に貢献しているか、最新のアップデートを交えてご説明します。またセッションの中では、生成系 AI に関するAWS の最新情報についてもご紹介します。お客様のワークロードに応じて、適切なインフラストラクチャをどのように選択するか、その選択肢や考え方について学んでいただけます。
続いての技術セッションでは、 4 つのトラックをご用意しました。
1 つ目は「テクノロジー」と題して、インフラストラクチャを構成するコンピュートやストレージのテクノロジー面から、お客様のユースケースに応じて、AWS が提供する選択肢とその使い所をご紹介します。例えば、生成系 AI を含む機械学習など大規模な計算を必要とするワークロードに対して、分散コンピューティングの選択肢や、AWS が設計したシリコンによってコストパフォーマンスを最適化する選択肢について、ご紹介します。
2 つ目は、「アーキテクチャ」と題して、信頼性のあるインフラストラクチャの構成を実現するために、セキュリティとレジリエンシー(障害からの回復性)の観点から、アーキテクチャのパターンをご紹介します。まずは、コンテナ上で稼働するアプリケーション環境と、ネットワーク構成の設計を例にして、セキュリティを高めるためのベストプラクティスをご紹介します。後半では、レジリエンシーを高めるための選択肢として、複数の AWS リージョンを活用するマルチリージョン構成について紹介するセッションをご用意しています。こちらも必見です。
3 つ目は、「モダナイゼーション」と題して、レガシーシステムのクラウド移行やモダナイゼーションから、クラウドネイティブな新しいワークロードの実装まで、ユースケースに応じた技術選択の例をご紹介します。まずは、メインフレーム、 VMware の仮想化基盤、 ERP アプリケーションの SAP を例に、それぞれを AWS 上に移行してモダナイズするためのステップをご紹介します。そして、ライブコマース等で用途が広がる低遅延動画配信を例に、クラウドネイティブなワークロードの実装例についてもご紹介します。
そして 4 つ目の 「お客様事例」トラックでは、AWS を活用して様々なワークロードを最適な方法で実行し、自社のビジネスにご活用されている実例を、お客様の声としてお話しいただきます。メインフレームからの移行や、AWS Graviton の活用など、内容が関連する AWS セッションとは時間をずらして構成しておりますので、ご興味のある分野について、是非ともお客様の声をお聞き下さい。
当日のアジェンダはこちらです。
AWS Innovate – Every Application Edition をより楽しむために
最後になりますが、このブログを読んで興味を持っていただいた方は、ぜひイベントページからご登録をお願いします。様々なユースケースに応じたセッションをご用意していますので、イベント全体をご視聴頂くことで、幅広いワークロードとそのベストプラクティスを学んでいただけます。お時間が限られる方は、ご自身の役割に近いユースケースのセッションを選択してご視聴頂くのも良いと思います。
さらに当日はライブ Q&Aを実施し、みなさまからの質問をお待ちしています。この機会を活用して AWS への質問、不明点の解消にもお役立てください。
みなさまのご参加をお待ちしています。
– ソリューションアーキテクト 山﨑