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【開催報告&動画公開】AWS re:Invent 2022 Recap 自動車産業向け

はじめに

みなさんこんにちは。ソリューションアーキテクトの眞壽田(ますた)です。2023年1月25日に、AWS re:Invent 2022から、自動車産業界向けトピックに絞ったRecapを開催しました。今回のセッションでは、大きな変革を続ける自動車業界に焦点を当て、AWSジャパンのチームが、AWS re:Invent 2022の発表内容から、グローバルの自動車業界における最新動向、お客様事例、技術解説などを日本語で置き換え、日本の自動車業界の皆様に向けて解説しました。今回の内容は、次の5つのトピックについてAWSのソリューションアーキテクトが解説しています。1つ目は、自動車業界の動向とAWS Automotiveのソリューションについて。2つ目は、次世代のコネクテッド・ビークルを実現するためのコネクテッドソリューションについて。3つ目は、将来の自動車開発の50%をソフトウエアが占めると言われている車両ソフトウエア開発環境のためのクラウド活用について。4つ目は、AI・MLを活用した次世代の自動車技術について。最後の5つ目は、自動車販売におけるクラウド活用の最新技術についてです。

オープニング

– 竹川 寿也  アマゾン ウェブ サービス ジャパン 合同会社 事業開発本部 シニア事業開発マネージャー

オープニングでは、「100年に1度の大変革期」と言われて5年経過した自動車業界についての概要をお伝えし、自動車業界のお客様に対するAWS Automotiveのソリューションの概要をお伝えしました。また、自動車業界のお客様を支援するために、AWS for Automotiveが定義した8つのワークロードについて解説をしています。

自動車業界の動向 -Automotive reinvention-

– 福嶋 拓  アマゾン ウェブ サービス ジャパン 合同会社 シニアソリューションアーキテクト

セッションでは、自動車業界の現在から次世代のトレンドについて、SDV(Software Defined Vehicles)に向けたAWSの取り組みについて紹介しました。SDVへの取り組みとして、AWSでは3つのアクションエリア(AWSクラウドを活用した車両ソフトウエア開発環境、ソフトウエアのライフサイクル管理、車両データ管理)を定め、その実現に向けた様々な企業様と協業について紹介しました。具体的な事例として、ステランティス様のVirtual Engineering Workbenchについて紹介しています。また、Amazon EC2において、QNX AMIをサポートしたことについてもお伝えしています。次の動画では、オープニングと合わせて、本セッションの動画を視聴頂くことができます。

AWS オープニングセッション | 自動車業界の動向 -Automotive reinvention-

オリジナルセッション
AWS re:Invent 2022 – Automotive reinvention (AUT101-L)

コネクティッド・ビークル最前線 -大規模展開とEV要件-

– 眞壽田 英輝  アマゾン ウェブ サービス ジャパン 合同会社 ソリューションアーキテクト

セッションでは、次世代のコネクテッド・ビークルプラットフォーム基盤の課題(車両接続数の増加と大容量データの管理、セキュリティ、増加するソフトウエアの解析)に対するAWSのソリューションと活用事例をいくつかご紹介しました。まずは、車両とプラットフォーム基盤をセキュアに接続するための証明書管理と、証明書の失効検知や有効期限のローテーションに関するソリューションとして、AWS Private CAAWS IoT Device Defenderについて。次に、AWS IoT CoreMQTT5をサポートした発表を受けて、大規模な接続要件に対応するコネクテッドプラットフォームのための、MQTT5の活用ユースケースについて。最後は、車両で増加するソフトウエアの解析ニーズに対応するソリューションとしてのAWS IoT Fleetwiseとそのハンズオンについてご紹介しました。次の動画では、これらソリューションやシーケンスを用いた詳細な活用事例を視聴頂くことができます。

コネクティッド・ビークル最前線 -大規模展開とEV要件-

オリジナルセッション
AWS re:Invent 2022 – Building connected vehicle and mobility platforms with AWS (IOT311)

車両開発の発想転換 -クラウドの有効利用-

– 長谷川 仁志  アマゾン ウェブ サービス ジャパン 合同会社 ソリューションアーキテクト

セッションでは、AWSが自動車業界のお客様と共にSDV開発の進化をリードするためのソリューションやパートナーエコシステムについて解説しています。Amazon EC2用のQNX AMIに関する紹介とAWSとBlackberryが共同開発したBlackberry IVYを活用したsynthetic sensorのクラウドネイティブ開発事例の紹介。次に、AWSクラウドで実現した統合開発環境の事例としてステランティス様のVirtual Engineering Workbench (VEW)の紹介。AWSクラウドで実現した自動運転シミュレーション事例として、フォルクスワーゲン様の事例紹介。最後に、AD/ADAS開発のためのデータ収集ソリューションを実現した北米トヨタ様の事例を紹介しています。次の動画では、本セッションの動画を視聴頂くことができます。

車両開発の発想転換 -クラウドの有効利用-

次世代自動車技術 – AIとMLによる自動車価値の最大化

– 畔栁 竜生  アマゾン ウェブ サービス ジャパン 合同会社 シニアソリューションアーキテクト

セッションでは、自動車産業におけるAI/MLの活用と、AWSのAI/ML関連ソリューションの概要や、AWSクラウド上で、コネクテッドデータを活用したMLプラットフォーム(Connected AI Platform)に関するBMW様の事例。それから、Blackberry IVYを活用したBosch様の開発プラットフォーム事例について紹介しています。BMW様のConnected AI Platformの紹介では、KubeflowとAWSマネージドサービスを活用したアーキテクチャーの紹介や、Kubeflowに関係するソリューション(Kubeflow Notebooks、Kubeflow Pipelines、SageMaker Components for Kubeflow PipelinesAutonomous Driving Data Framework (ADDF) のMLOpsモジュール)についても紹介しています。次の動画では、本セッションの動画を視聴頂くことができます。

次世代自動車技術 – AIとMLによる自動車価値の最大化

オリジナルセッション
AWS re:Invent 2022 – The next generation of vehicle technologies (AUT202)

お客様中心の車両販売、サービス- Digital customer engagement

– 國政 丈力  アマゾン ウェブ サービス ジャパン 合同会社 シニアソリューションアーキテクト

セッションでは、デジタルカスタマーエンゲージメントについての、AWS活用事例を紹介しています。まずは、Rivian様による、コンタクトセンターを活用した事例では、Amazon Connectを活用したコンタクトセンター、コンタクトフローの実現、Contact Lens for Amazon Connectを活用した会話の分析ソリューションについて紹介し、BMW様のデータ活用事例では、顧客中心主義を実現するための、セールス&マーケティングにおける機械学習の活用事例について紹介しています。次の動画では、本セッションの動画を視聴頂くことができます。

お客様中心の車両販売、サービス- Digital customer engagement | クロージング

オリジナルセッション
AWS re:Invent 2022 – Digital customer engagement for automotive (AUT201)

著者

眞壽田 英輝 (Masuta, Hideki)

Mobility領域のお客様を支援するソリューションアーキテクト。好きなAWSサービスはAmazon Managed Streaming for Apache Kafka (MSK)です。