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AWS re:Invent 2022 AI/ML ガイド

この記事は、Your guide to AI/ML at AWS re:Invent 2022 を翻訳したものです。

今年も AWS re:Invent の季節がやってきました。今年で 11年目を迎えるネバダ州ラスベガスでの re:Invent 開催まで、あと数日です。AWS の Artificial Intelligence and Machine Learning チームは、素晴らしいコンテンツや AWS DeepRacer の体験など、多くのことを提供するために準備しています。この記事では、AI/ML トラックの構成を紹介し、気に入っていただけそうないくつかのセッションをハイライトします。

AI/ML トラックのテクニカルセッションは、4つの分野に分かれています。まず、AI/ML と他の AWS サービスの組み合わせで対応できる一般的なユースケースが多く、Intelligent Document Processing、Contact Center Intelligence、Personalization といったものがあります。第二に、あらゆるレベルの ML 実践者が、データ準備、トレーニング、推論、MLOps、AutoML、ノーコード ML など、ML ライフサイクル全体について魅力的なコンテンツを見つけることができます。今年は、責任ある AI に改めて重点を置いています。お客様は、この分野でのより多くのガイダンスと新しいツールを求めています。そして最後に、AWS DeepRacerを使ったエキサイティングなワークショップやアクティビティがあります。
Venetian Expo Hall の AWS Village にお越しいただき、AI/ML ブースで AWS の AI/ML スペシャリストに会い、AI/ML サービスやソリューションについてより深く知っていただくことができます。また、Caesars フォーラムのメインホールにある AWS Industries Networking Lounge では、AWS Manufacturing のエキスパートとチャットすることができます。

re:Invent に初めて参加される方は、以下の種類のセッションに参加することができます。

  • キーノート – 対面またはバーチャルで参加し、エキサイティングな発表について学ぶことができます。
  • リーダーシップセッション – クラウドコンピューティングの主要なトピックについて AWS のリーダーから学ぶことができます。
  • ブレイクアウトセッション – 60分のセッションで、より多くの方にご参加いただける内容となっており、録画されます。もし見逃してしまっても、re:Invent 後にオンデマンドで視聴することができます。
  • チョークトーク – ホワイトボードを使ったインタラクティブなセッションで、少人数の聴衆を対象とした 60分のコンテンツです。チョークトークはディスカッションの場であり、質問や意見交換をする絶好の機会です。
  • ワークショップ – 2時間のコースで、問題に対するソリューションを構築し、その結果生じるインフラのしくみを理解し、サービス間の相互作用を理解することができる、実践的な学習機会です。ノートパソコンを持参し、学習の準備をしてください。
  • ビルダーズセッション – 60分間のミニワークショップで、10名以下の少人数で行います。初心者向けのものから、専門的なトピックを扱うものまであります。

もし、すでにいずれかのセッションのを予約済みであれば、素晴らしいことです。そうでない場合は、ウォークイン(飛び入り参加)用の席を用意していますので、予定を立てて早めに会場にお越しください。

みなさまの re:Invent の計画作りをサポートするために、AI/ML トラックのハイライトをいくつかご紹介します。さあ、気合を入れて、お好きなセッションの登録を始めましょう。

すべての AI/ML セッションについては、セッションカタログをご覧ください。

AWS によるデータや機械学習に関するキーノート

Swami Sivasubramanian, Vice President of AWS Data and Machine Learning – 基調講演
11月30日(水)|8:30 AM – 10:30 AM PST(12月1日(木)| 1:00 AM – 3:00 AM JST)|The Venetian
Swami Sivasubramanianが、企業のデータをビジネスにとって意味のある洞察とアクションに変換するのに役立つ最新の AWS イノベーションを、現地またはライブストリームで公開します。

AI/ML リーダーシップセッション

AIM217-L (LVL 200) AI/MLでイノベーションを起こし、ビジネスを変革する
11月30日(水)|1:00 PM – 2:00 PM PST(12月1日(木)| 6:00 AM – 7:00 AM JST)
AWS の VP of AI/ML である Dr. Bratin Saha による AI/ML ソートリーダーシップセッションにご参加ください。Bratin は、現状を打破するために、AI/ML を使用してビジネスを革新する方法を共有します。お客様のバクスター、BMW、Alexa がどのように AWS の AI/ML サービスを利用してビジネスの収益性と成長を促進したか、最新の AI/ML トレンドや、新しく発表されたAWS サービスの詳細について学びます。
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ブレイクアウトセッション

AIM314 (LVL 300) Amazon SageMaker ローコードツールで ML ジャーニーを加速させる
11月28日(月) |10:00 AM – 11:00 AM PST(11月29日(火) |3:00 AM – 5:00 AM JST)
このセッションでは、Amazon SageMaker Data Wrangler, Amazon SageMaker Autopilot, Amazon SageMaker JumpStart を含むローコードツールが、どのように実験を高速化し、高精度モデルをより迅速かつ効率的に本番環境に導入することを容易にするのかを学びましょう。
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AIM204 (LVL 200) AI による保険文書処理の自動化
11月28日(月)|4:00 PM – 5:00 PM PST(11月29日(火)|9:00 AM – 10:00 AM JST)
データの生成速度が速いため、文書の自動化に投資していない組織は、時間がかかり、エラーが発生しやすく、拡張が困難なレガシー・プロセスから抜け出せなくなるリスクがあります。このセッションでは、AWS の AI と ML の最新イノベーションを活用して、ドキュメントを多用する請求処理のユースケースをどのように効率化できるかを学びます。
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AIM207 (LVL 200) SageMaker Canvas を使ったノーコードMLでより良い意思決定を、feat. サムスン
11月30日(水) |2:30 PM – 3:30 PM PST(12月1日(木)|7:30 AM – 8:30 AM JST)
組織では、結果を正確に予測し、より迅速なビジネス上の意思決定を行うために、あらゆるところで ML を使用しています。このセッションでは、Amazon SageMaker Canvas を使って、さまざまなソースからデータにアクセスして組み合わせ、データをクリーンにして、ワンクリックで予測を生成する ML モデルを構築し、組織全体でモデルを共有して生産性を向上させる方法を学びます。
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AIM307 (LVL 300) JPMorganChase リアルタイム・エージェント・アシストによるコンタクトセンターの生産性向上
11月30日(水)|11:30 AM – 12:30 PM PST(12月1日(木)|4:30 AM – 5:30 AM JST)
複雑な顧客問題の解決には時間がかかることが多く、問い合わせを正確に解決するために、エージェントがナレッジベースから関連情報を迅速に収集する必要があります。本セッションでは、JPMorgan Chase 社が AWS Contact Center Intelligence (CCI) リアルタイムエージェントアシストソリューションを構築し、7500万人の顧客と 8500人のサービス担当者が最短時間で次のベストアクションを生成し、エージェントのフラストレーションと離職率を低減した、その方法を学びます。
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AIM321 (LVL 300) Amazon SageMaker MLOps を用いた ML ワークロードのプロダクション化、feat. NatWest
11月30日(水)|4:45 PM – 5:45 PM PST(12月1日(木)|9:45 AM – 10:45 AM JST)
Amazon SageMaker は、大規模な ML モデルのトレーニング、テスト、トラブルシューティング、デプロイ、および管理を行うための幅広い MLOps ツールを提供します。このセッションでは、SageMaker Pipelines, SageMaker Projects, SageMaker Experiments, SageMaker Model Registry, SageMaker Model Monitor などの、SageMaker MLOps 機能を知り、自動化を進めて ML ワークフローの品質を高める方法を学びます。
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AIM319 (LVL 300) ウェブベースのビジュアルインターフェースによる ML 開発の構築、管理、およびスケール
11月30日(水)|3:15 PM – 4:15 PM PST(12月1日(木)|8:15 AM – 9:15 AM JST)
Amazon SageMaker Studio は、データサイエンスと ML のための統合開発環境(IDE) です。このセッションでは、SageMaker Studio を使用して、データを準備し、単一の Web ベースのビジュアルインターフェースから ML モデルを構築、トレーニング、デプロイ、および管理する方法を探ります。
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チョークトーク

AIM341-R (LVL 300) 責任ある AI を理論から実践に変える
12月1日(木)|4:15 PM – 5:15 PM PST(12月2日(金)|9:15 AM – 10:15 AM JST)
責任ある AI の実践は、モデルから得られる偏った結果を減らし、その公平性、説明可能性、堅牢性、プライバシー、透明性を向上させるのに役立ちます。このトークセッションは、責任ある AI をあなたのプロジェクトに適用するためのベストプラクティスとハンズオンサポートを提供します。
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このトークは 11月30日(水)|7:00 PM – 8:00 PM PST(12月1日(木)|12:00 PM – 1:00 PM JST) にも開催されます。

AIM306-R (LVL 300) AI によるコンテンツモデレーションとコンプライアンスの自動化
11月28日(月)|12:15 PM – 1:15 PM PST(11月29日(火)|5:15 AM – 6:15 AM JST)
ここでは、AI を使用して、メディアの種類を問わず、ユーザーが作成した大量のコンテンツを効率的にモデレートする方法を学びます。モデレーションループに人間を加えて信頼性の低い決定を検証し、ML モデルを継続的に改善してオンラインコミュニティを安全かつ包括的に維持し、コンテンツモデレーションのコストを削減する方法を見つけましょう。
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このトークは 11月30日(水)|9:15 AM – 10:15 AM PST (12月1日(木)|2:15 AM – 3:15 AM JST)にも開催されます。

AIM407-R (LVL 400) AWS での学習と推論に適した ML インスタンスの選び方
11月30日(水) |11:30 AM – 12:30 PM PST(12月1日(木)|4:30 AM – 5:30 AM JST)
ここでは、深層学習プロジェクトに適した AWS のコンピュートインスタンスタイプを選択する方法についてご案内します。トレーニングに最適な性能のインスタンス、プロトタイピングに最適なインスタンス、推論に最適な費用対効果の高いインスタンスなど、利用可能な選択肢を探ります。
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このトークは 11月30日(水)|8:30 AM – 9:30 AM PST (12月1日(木)|1:30 AM – 2:30 AM JST)にも開催されます。

AIM328-R (LVL 300) Amazon SageMaker Clarify で ML モデルを説明する
11月29日(火) |2:00 PM – 3:00 PM PST(11月30日(水)|7:00 AM – 8:00 AM JST)
Amazon SageMaker Clarify は、SageMaker エンドポイントにデプロイされたモデルに対してリアルタイムな説明を提供することにより、組織がモデルの予測値を理解することを支援します。このトークセッションでは、Shapley 値を使用して、モデル予測全体と個々の推論における様々な特徴の重要性を特定する方法と、モデルが実運用にデプロイされた後、時間の経過とともに特徴の重要性が変化することを検出する方法について学びます。
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このトークは 11月28日(月)|2:30 PM – 3:30 PM PST (11月29日(木)|7:30 AM – 8:30 AM JST)にも開催されます。

ワークショップ

AIM342 (LVL 300) 責任ある AI の推進:バイアスの評価と透明性
11月30日(水)|2:30PM – 4:30 PM PST(12月1日(木)|7:30 AM – 9:30 AM JST)
責任ある ML アプリケーションの構築と運用には、バイアスを防止、評価、緩和するための積極的で一貫したアプローチが必要です。このワークショップでは、望ましくないバイアスを評価するためのコンピュータビジョンのケーススタディを通して、Jupyter ノートブックでワークショップ中にフォローアップを行います。
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AIM402-R (LVL 400) Post-Call Analytics を活用した AI 主導の顧客インサイトの抽出
11月28日(月)|4:00 PM – 6:00PM PST(11月29日(火)|9:00 AM – 11:00 AM JST)
企業は、AI/ML を追加して実用的なインサイトを提供し、既存の電話システムを自動化して改善することで、既存のコンタクトセンターを変革しています。このワークショップでは、AWS Contact Center Intelligence (CCI) Post-Call Analytics ソリューションを使用して、ほぼすべての顧客との会話から AI 主導のインサイトを導き出す方法について学びます。
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このワークショップは 11月30日(水)|9:15 AM – 11:15 AM PST (12月1日(木)|2:15 AM – 4:15 AM JST)にも開催されます。

AIM212-R (LVL 200) Amazon SageMaker、AWS Trainium、AWS Inferentia によるディープラーニング
11月28日(月)|1:00 PM – 3:00 PM PST(11月29日(火)|6:00 AM – 8:00 AM JST)
AWS Trainium を搭載した Amazon EC2 Trn1 インスタンス と、AWS Inferentia を搭載した Amazon EC2 Inf1 インスタンス は、深層学習のトレーニングと推論に最高のコストパフォーマンスを提供します。このワークショップでは、自然言語処理のためのBERTモデルを Trn1 インスタンスでトレーニングし、同等の GPUベ ースの EC2 インスタンスに比べてトレーニングコストを最大50%削減する方法を説明します。
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このワークショップは 11月30日(水)|8:30 AM – 10:30 AM PST (11月29日(火)|1:30 AM – 3:30 AM JST)にも開催されます。

AIM312-R (LVL 300) Amazon Personalize で 2時間でカスタムレコメンデーションエンジンを構築する。
11月28日(月)|1:00 PM – 3:00 PM PST(11月29日(火)|6:00 AM – 8:00 AM JST)
このワークショップでは、シンプルなAPIを使用して、既存のWebサイト、アプリケーション、SMS、メールマーケティングシステムに統合可能なパーソナライズされた体験を提供するために、独自のデータを使用して顧客固有のソリューションを構築する方法を学びます。
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このワークショップは 11月30日(水)|11:30 AM – 1:30 PM PST (12月1日(木)|4:30 AM – 6:30 AM JST)にも開催されます。

AIM325-R (LVL 300) MLを利用したコーディングコンパニオンでアプリケーションの構築を高速化
11月29日(火) |3:30 PM – 4:30 PM PST(11月30日(水)|8:30 AM – 9:30 AM JST)
このビルダーズセッションでは、AWSが提供するMLを搭載した開発者向けツールをハンズオンで体験することができます。Amazon CodeWhisperer による自動コード推薦でアプリケーション開発を加速させ、Amazon CodeGuru でコードレビューを自動化する方法を学びます。
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このセッションは 12月1日(木)|12:30 PM – 1:30 PM PST (12月2日(金)|5:30 AM – 6:30 AM JST)にも開催されます。

re:Invent のコンテンツカタログAI/ML 参加者ガイドにも、AI/MLのコンテンツが掲載されていますので、ぜひご覧ください。

AWS DeepRacer: 機械学習をハンズオンで体験する

re:Invent では、あらゆるスキルレベルの開発者が AWS DeepRacer に参加することで、ML をハンズオンで体験することができます。JP モルガン・チェースやインテルからゲストスピーカーを招いた 11 のワークショップセッションで、AWS ML エキスパートから独自の ML モデルの構築方法を学びます。また、AWS DeepRacer Arcades では、運転席に座って ML の基礎をゲーム感覚で楽しく学べます。教室でも、サーキットでも、運転席でも、AWS DeepRacer は ML を使いこなす最速の方法です。

開発者向け: エンジンをかけよう! 11月28日(月)から、Sands Expo の AWS DeepRacer Championship Stadium で開催される AWS DeepRacer League Championships presented by Intel で、世界中のトップ50のレーサーが競い合います。11月29日(火)午後3時(PST)には、トラックサイドまたは twitch.tv/aws で、上位8名のレーサーによる準決勝戦をライブでご覧いただけます。賞金総額 20,000 ドルと優勝カップを手に入れるため、決勝戦に挑む選手たちを応援してください。

12月1日(木)に開催される 2023 re:Invent Open では、AWS DeepRacer トラックでレースを行い、その日の最速プレイヤーは、2023 AWS DeepRacer Championship Cup に出場するため、ベガスへの旅費をすべて経費精算することができます。

また、AWS DeepRacer アーケードまたはオープントラックレース(非競技)に参加した参加者は、ラスベガスの AWS DeepRacer 2022 チャンピオンと一緒にクローズドコースで本物のフルサイズのエキゾチックカーレースに参加できる AWS DeepRacer Winner’s Circle Driving Experience Sweepstakes に応募することができ、6名の中から1名当選するチャンスもあります。

満席になる前に AWS DeepRacer ワークショップをチェックし、スポットを予約することを忘れないでください。ラスベガスでお会いできるのを楽しみにしています。

翻訳は機械学習ソリューションアーキテクトの大渕が担当しました。