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AWS Backup が大阪リージョンでご利用いただけるようになりました

みなさん、こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン、シニアエバンジェリストの亀田です。

2021 年 3 月 2 日の大阪リージョン開設以降、対応サービスのラインナップは拡充が続いており、4 月 13 日には、 皆さんに東京リージョンと大阪リージョンの使い分け指針をお伝えするウェビナーも予定しています。本日は AWS Backupが使えるようになりましたのでお知らせいたします。

AWS Backup

AWS BackupはAWS のサービス全体でバックアップの集中管理および自動化を実現します。Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンス、Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリューム、Amazon Relational Database Service (RDS) データベース (Amazon Aurora クラスターを含む)、Amazon DynamoDB テーブル、Amazon Elastic File System (EFS)、Amazon FSx for LustreAmazon FSx for Windows ファイルサーバー、AWS Storage Gateway ボリューム、に対応しています。

バックアッププランの作成は簡単です。マネージメントコンソールからバックアップの保存先であるバックアップボルト、暗号化の有無、バックアップ取得頻度や保存期間を選び、対象サービスを選択します。取得されるバックアップは前回取得分からの差分となるため、ボルトが使用するストレージのコストが節約されるようになっています。

Windows 環境においては、VSS (Volume Shadow Copy Service)に対応しており、アプリケーション整合性のあるバックアップをオンライン状態のまま取得することが可能です。

日本国内に東京リージョンと大阪リージョン、2 つのリージョンが備わったことにより、DR 戦略の再検討を行っているお客様もいらっしゃいますが、この AWS Backup では、リージョンやAWS アカウントをまたいだバックアップ取得が機能として備わっているため、簡単に DR 環境の構築を行うことができます。

AWS Backup は Amazon EventBridgeAmazon CloudWatch と連携することで、お使いのモニタリングツールで各イベント を取得することができるため、日々のバックアップ監視を既存の監視に簡単に統合することができます。

– シニアエバンジェリスト 亀田