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最新の AWS ヒーローのご紹介 – 2020 年 5 月

コミュニティは今、かつてないほど重要になっています。地域コミュニティのメンバーは、AWS のスキルの構築、技術的な問題の解決、キャリア開発に関するガイダンスや指導を行うことのできるリーダーが現れることを期待しています。こうした AWS の知識やコミュニティサポートは、従来、ソーシャルメディア、ブログ、オープンソースプロジェクト、またはイベントやミートアップでのプレゼンテーションなどを介して、多くの手段で共有されてきました。最近の困難な時期において、リーダーたちはコミュニティをつなげ、お互いにサポートし合えるよう取り組んでいます。

AWS ヒーローは、コミュニティで際立った活躍を見せ、広く影響を与えている AWS の熱烈なファンを認知するためのプログラムです。本日は、南アフリカとフランスからの初のヒーローを含む、最新の AWS ヒーローをご紹介します。

Philippe Abdoulaye – ローリー (米国)

コミュニティヒーローの Philippe Abdoulaye 氏は、AWS のアドバイザリーコンサルティングビジネスを行う ITaaSNow の創設者です。クラウドを活用したビジネスパフォーマンスの向上を専門としています。AWS を使って IT インフラストラクチャや IT 組織を変革する方法について、企業に助言することが主な仕事です。彼は 2 つのアーキテクチャフレームワークを開発し、AWS アーキテクチャの設計と実装を高速化しています。この中には、完全 ITaaS 配信モデルと AWS 仮想データセンター (VDC) が含まれています。AWS、DevOps、デジタル変革に関する 7 冊の著書と 100 本以上の記事を執筆し、AWS を使用してビジネスを成長させる方法についての講演も行っています。

Jayesh Ahire – プネー (インド)

機械学習ヒーローの Jayesh Ahire 氏は ML の開発者で、分散ニューラルコンピュータでの作業に勤しむ研究者です。プネーの AWS User GroupElasticsearch User Group、TensorFlow UG、Twilio のインドコミュニティのリーダーでもあります。AWS の熱心な推進者でもある Jayesh は、AWS Community Days や定期的に行われる AWS ミートアップで、Amazon SageMaker などの AWS AI サービスに関するさまざまな講演を行っています。アクティブなブロガーで、ニューラルネットワーク、強化学習、ブロックチェーン、シミュレーション仮説に関する著作もあります。

Parthasarathi Balasubramanian – チェンナイ (インド)

コミュニティヒーローの Parthasarathi (Partha) Balasubramanian 氏は、8K Miles のクラウドソリューションアーキテクトです。2013 年から AWS のユーザーで、AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルと認定セキュリティ – 専門知識を取得しています。2018 年には AWS User Group Chennai を設立し、現在 2800 人以上のアクティブなメンバーが参加しています。定期的に AWS User Group のミートアップを企画しているだけにとどまらず、AWS Community Day Chennai 2019 を初めて開催し、450 人以上の参加者を集めて大成功を収めました。最近では、ライブのオンラインセミナーを開催するために AWS User Group India の Facebook ページを立ち上げ、わずか 2 か月で 1100 人以上のフォロワーを獲得しました。

Matthew Bonig – デンバー (米国)

データヒーローの Matthew Bonig 氏は Defiance Digital のコンサルタントです。サーバーレステクノロジーを利用して生産性を高めるソフトウェア開発ライフサイクルを専門としています。Amazon DynamoDB、AWS Cloud Development Kit、AWS API Gateway、AWS Lambda、その他のテクノロジーにも精通しています。デンバーでのミートアップや彼個人のサイトのブログを通じて、彼の持つ知識をデータ化したり、大規模なテクノロジーコミュニティに広めています。re:Invent 2019 では、公式の Amazon DynamoDB ビルダーのセッションをいくつか担当しました。

Veliswa Boya – ヨハネスブルグ (南アフリカ)

コミュニティヒーローの Veliswa Boya 氏は 2x 認定の AWS クラウドエンジニアで、現在は、金融サービスのクラウ​​ド移行戦略とクラウドアーキテクチャ設計のアプリケーションチームとともに活動しています。コーディングとテクノロジーにおけるアフリカ女性のためのプラットフォーム、Indoni Developers のメンバーです。彼女はミートアップで講演も行っています。2019 年に開催された AWS Community Day Cape Town では、開会時の講演者の 1 人に選ばれました。技術に不慣れな人、特に AWS をよく知らない人と話し、つながることが大好きです。AWS 認定を取得したいと考えている若者を指導し、彼女自身の経験を共有して、ガイダンスやサポートを提供しています。「AWS でこれまでに学んだこと」について、Medium のブログで公開しています。

Andrew Brown – トロント (カナダ)

コミュニティヒーローの Andrew Brown 氏は AWS 認定試験に合格するための学習プラットフォーム、ExamPro の共同創設者です。彼の AWS 認定に関する動画クラスが freeCodeCamp で無料かつ広告なしで公開されており、誰でもクラウドを学ぶことができます。クラウド業界で転職したり、キャリアをスタートさせたいと思っている人を指導しています。アドバイスが欲しいなら、LinkedIn で彼にメッセージを送ってみてください。彼は AWS モデレーターでもあり、DEV のトップライターでもあります。トロントの開発者コミュニティで活動しているので、AWS Tronto User Group のイベントで顔を見ることができます。

Kyuhyun Byun – ソウル (韓国)

サーバーレスヒーローの Kyuhyun Byun 氏は、AWSKRUG Serverless Group および CircleCI Korea User Group のリーダーです。Danggeun Market のソフトウェアエンジニアで、以前は Movilest の CTO でした。AWS Lambda と AWS Glue を使用したサーバーレスアーキテクチャに関心があり、Go 言語を使用したリアルタイムサービスとデータパイプラインの構築に取り組んでいます。サーバーレスが専門で、さまざまな会議やユーザーグループ、ハンズオンラボで講演しています。

Elliott Cordo – バークレーハイツ (米国)

データヒーローの Elliott Cordo 氏はデータエンジニアリング、データウェアハウス、情報管理、技術革新の専門家で、データを強力な情報に変換することに情熱を傾けています。データウェアハウスやデータレイクだけでなく、小規模な新興企業から大企業を含むさまざまな企業のリアルタイムアクティベーションプラットフォームまで、AWS で約 12 個のクラウドネイティブデータプラットフォームを構築しています。現在は、Equinox Fitness で AWS を活用した完全データインフラストラクチャを構築し、特に最近では Equinox Media を構築しています。これらのソリューションにより、Equinox は AWS ネイティブデータプラットフォーム向けのオープンソースツールをリリースし、このソリューションについて、AWS や Equinox の技術ブログ、AWS re:Invent で発表しています。

Sandip Das – コルカタ (インド)

コンテナヒーローの Sandip Das 氏は、Gryphon Online Safety Inc. や他のいくつかの企業でシニアクラウドソリューションアーキテクトおよび DevOps エンジニアとして、AWS を使用した最先端のソリューション開発に取り組んでいます。人気のある AWS コンテナ化ソリューションの ECS、EKS、Fargate を使って、コンテナ化ソリューションを毎日開発、デプロイ、管理しています。彼はブログを通して知識を共有し、Linkedin では AWS、Docker、Kubernetes、プログラミングなどについての記事を書いています。YouTube で動画のチュートリアルも作成しています。

Rustem Feyzkhanov – サンノゼ (米国)

機械学習ヒーローの Rustem Feyzkhanov 氏は Instrumental の機械学習エンジニアで、製造業界の分析モデルを作成しています。AI および ML アプリケーションのクラウドインフラストラクチャに真剣に取り組んでいます。また、オンラインコースの「Practical Deep Learning on the Cloud」や「Serverless Deep Learning with TensorFlow and AWS Lambda」を作成しました。 深層学習アプリケーションでの AWS インフラストラクチャの使用に関する、GitHub で人気のオープンソースリポジトリもいくつか作成しました。

伊藤博美 – 大阪 (日本)

コミュニティヒーローの伊藤博美氏は、株式会社デジタルキューブのカスタマーマーケティングマネージャーです。2014 年に日本の AWS User Group (JAWS-UG) に参加して以来、日本の女性団体の立ち上げや、JAWS-UG の全体的な運営、地域グループのコミュニティ活動に積極的に参加しています。2018 年には JAWS DAYS 2018 を主催し、AWS Samurai 2017 に選ばれました。2019 年には AWS Asian Women’s Association (グローバルコミュニティ) を立ち上げて、アジア地域でイベントやオンラインミートアップを開催しました。2019 年の AWS re:Invent Community Leader Diversity Grant も受賞し、AWS コミュニティの活動の舞台を日本から世界へと広げています。

Zamira Jaupaj – アムステルダム (オランダ)

コミュニティヒーローの Zamira Jaupaj 氏は Mobiquity のソリューションアーキテクトで、AWS ソリューションの実装やデジタル変革を支援しています。中小企業向けのコンテナ、サーバーレス、データ分析を使用した、重要かつ複雑な AWS ソリューション実装の分野で 6 年を超える実績があります。Zamira は AWS Meetup Albania を立ち上げたり、AWS Meetup Netherlands を共催したりするなど、さまざまなトピックでの国際的な講演者を迎えたミートアップの調整役として活躍しています。技術関連の会議や著者たちが集う技術ブログに定期的に参加し、Medium では AWS での彼女のベストプラクティスを共有しています。

Heewon Jeon – ソウル (韓国)

機械学習ヒーローの Heewon Jeon 氏は SK Telecom のアプライドサイエンティストです。NLP オープンソースプロジェクトの開発が趣味で、分散 (深層) 機械学習コミュニティ (DMLC) のメンバーとして GluonNLP に貢献しています。効率的にトレーニングを実施できることから、MXNet をメインの深層学習プラットフォームとして使用しています。最近、AWS 内部チームと連携し、複数のマシンでの数億文もの韓国語 GPT2 (KoGPT2) のトレーニングに成功しました。彼は MXNet と AWS Korea のブログ著者でもあり、モデルのトレーニングや配布に関する数多くの記事を書いています。

Hyunmin Kim – ソウル (韓国)

コミュニティヒーローの Hyunmin Kim 氏は Megazone Cloud の商用技術センターソリューションアーキテクトチームのマネージャーです。これまで 3 年間、多くのお客様と協力しながら、AWS での開発に取り組んできました。江南の AWS コミュニティは急速に拡大しており、Kubernetes や、Docker、ECS、EKS などの Docker オーケストレーションサービスを仲間とともに学んでいます。彼は AWSKRUG Gangnam や AWSKRUG Container Group をまとめ、さまざまなトピックについて発表も頻繁に行っています。

Pascal Martin – リヨン (フランス)

コンテナヒーローの Pascal Martin 氏は Bedrock の DevOps リードで、Kubernetes のコンテナでアプリケーションを実行しながら、動画ストリーミングプラットフォーム全体を AWS に移行する支援に取り組んできました。.彼は現在、Kubernetes とそのエコシステム、マネージドサービス、サーバーレスを活用しながら、スケーラビリティ、回復性、コスト効率を改善するための取り組みを行っています。知識と経験を共有したくて、自分のブログもよく更新します。過去数年間でも、AWS Summit Paris、MixIT Lyon、Forum PHP など、いくつかのミートアップや会議で、回復性、Kubernetes、クラウドについて講演を続けてきました。

松下享平 – 東京 (日本)

IoT ヒーローの松下享平氏は、ソラコムのテクノロジーエバンジェリストです。日本全国で毎年 140 件を超えるセミナーやトレーニングセッションを行っています。IoT 技術に関する動画やブログを公開し、著作もあり、IoT 業界では広く知られています。Raspberry Pi や SORACOM LTE-M Button などの低電力ワイヤレスデバイスから、AWS IoT Core およびその他のマネージドサービスとのクラウド統合まで、さまざまな IoT アーキテクチャに精通しています。Japan AWS (JAWS) User Group にも積極的に参加しています。

Serkan Özal – イスタンブール (トルコ)

サーバーレスヒーローの Serkan Özal 氏は Thundra の CTO で創設者で、サーバーレス中心のアプリケーションのデバッグ、モニタリング、セキュリティソリューションといったサービスを提供しています。主にサーバーレスアーキテクチャ、分散システム、モニタリングツールに取り組んでいます。彼が作成したものの一部をオープンソースのツールおよびライブラリとして GitHub アカウントで公開しているので、他のユーザーは何年にもわたって使用したり、開発に参加できます。自身の Medium と Thundra ブログで、技術的な投稿を定期的に行っています。Thundra での役割に加え、国際会議での講演や、サーバーレスに関するワークショップの開催も行っています。

Jayaraman Palaniappan – オレンジ郡 (米国)

データヒーローの Jayaraman Palaniappan 氏は AWS のビッグデータテクノロジーに特化した Agilisium で、クラウドプラクティス責任者を担当しています。過去 7 年間、顧客に向けて AWS サービスを使用したデータ分析ソリューションの構築に主に携わってきました。Jayaraman は、オンラインセミナー、Immersion Days、Community Days を開催し、データ分析やビッグデータサービス (EMR、Redshift、Kinesis、S3、Glue) を組織内外で紹介しています。

Marcelo Palladino – サンパウロ (ブラジル)

コミュニティヒーローの Marcelo Palladino 氏は Hi Platform のシニアソフトウェアエンジニアで、クラウドベースのシステムを提供し、毎月数百万人もの顧客を支援しています。彼には 20 年を超える IT 経験があり、6 つの AWS 認定を取得しています。AWS User Group São Paulo、AWS Community Day Brazil の共催者で、講演も行っています。知識の共有はコミュニティーに実際に影響を与えるだけでなく、人々が新しいことを学び、社会や国を支援できる素晴らしい方法であると、彼は固く信じています。

Rajarajan Pudupatti – ニューポート (米国)

コンテナヒーローの Rajarajan Pudupatti 氏は Fidelity Investments のクラウ​​ドプラットフォームアーキテクチャのディレクターです。AmazonEKS で次世代モデルベースのクラウドネイティブプラットフォームを構築するためのエンジニアリングを推進し、ミッションクリティカルなエンタープライズ本番ワークロードを実行しています。#GitOps のファンで、昨年は、AWS でのエンタープライズグレードのクラウドプラットフォームの構築について Kubecon 2019 で講演しました。eksctl や AWS Ingress コントローラーなどのオープンソースプロジェクトがエンタープライズ標準を満たせるよう支援し、それらを本番グレードにする際に重要な役割を果たしました。

Cosmin Sanda – コペンハーゲン (デンマーク)

機械学習ヒーローの Cosmin Sanda 氏はデータエンジニアリングとデータサイエンスを組み合わせて、スケーラブルで回復性の高いエンドツーエンドの製品を提供してます。バッチやリアルタイムでのビッグデータパイプラインを設計および実装し、データ資産を変換し強化しています。実際に機能するアプリケーションの提供に必要なベストプラクティス、データ操作、手順を説明するチュートリアルを作成することで、ML コミュニティに貢献しています。オープンソースへの参加、サポートの提供、Copenhagen Apache MXNet ミートアップグループの運営も行っています。

Bruce Sun – 杭州 (中国)

コミュニティヒーローの Bruce Sun 氏は、NetEase Games のハイブリッドクラウドチームリーダーです。VPC、Direct Connect、Global Accelerator など数多くの AWS ネットワークサービスを深く掘り下げ、グローバルなゲームサービスを提供するための複雑なハイブリッドネットワークアーキテクチャを設計しました。また、AWS Nitro System と ARM ベースの AWS Graviton Processors のパフォーマンスベンチマークテストを実施し、コスト効率の高い方法でより迅速なイノベーションを実現しました。Bruce は EC2 A1 Graviton のユースケースを AWS re:Invent 2019 で紹介しました。中国での AWS Game Tech Day イベントにも参加し、AWS のベストプラクティスを共有しました。

Amy Tseng – ワシントン D.C. (米国)

データヒーローの Amy Tseng 氏は Fannie Mae のデータエンジニアリングマネージャーで、データウェアハウジングとデータ分析を専門としています。テクノロジーに関する地元の女性のためのミートアップでプレゼンテーションを行い、より多くの女性によるビッグデータテクノロジーへの参入を盛り上げようとしています。AWS re:Invent 2019 でデータウェアハウス移行に関するセッションを、2019 年の AWS Public Sector Summit ではハイブリッドデータウェアハウスの実装に関するセッションを行いました。Amy は新技術の探究に情熱を傾けており、AWS 製品チームと緊密に連携して、彼女が使用しているサービスの新機能や拡張機能の研究を続けています。既成概念にとらわれることなく、これらの新しいテクノロジーを活用して革新を続けるよう、チームに働きかけています。

Rehan van der Merwe – プレトリア (南アフリカ)

コミュニティヒーローの Rehan van der Merwe 氏は開発者、アーキテクト、そして AWS の熱狂的なファンです。健康を害しそうなほどのコーヒーを飲みながら、サーバーレスや AWS が提供するすべてに没頭しています。AWS PTA Meetup を開催し、プレゼンテーションも行っています。熱心なブロガーでもあり、AWS コミュニティをできる限り支援しています。Slack のすべての #aws にはいつもいて、質問に答えています。彼は現在 3 つの AWS 認定を取得しており、サーバーレスやビッグデータおよびマイクロサービスの設計に夢中です。

Artem Yushev – ミュンヘン (ドイツ)

IoT ヒーローの Artem Yushev 氏は Infineon のデジタルセキュリティソリューション部門で、スタッフアプリケーションエンジニアとして働いています。社内外で、オープンソースソフトウェアを広めようとしています。組み込みセキュリティ全般、特に IoT への適用に取り組んでいます。彼は FreeRTOS と AWS IoT での FreeRTOS およびハードウェアセキュリティの使用に注目し、幅広いユーザーがセキュリティプラクティスを簡単に理解できるように努力しています。そのため、あらゆる IoT デバイスの要件となっています。

 

 

 

 

最新の AWS ヒーローの詳細について、またお近くのヒーローとつながるには、AWS ヒーローのウェブサイトにアクセスしてください。

Ross