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AWS Weekly Roundup — 春節の喜び、IaC generator、NFL のデジタルアスリート、AWS クラウドクラブなど — 2024 年 2 月 12 日

春節のお喜びを申し上げます。 皆様にとって新しい年が喜び、成功、そして無限の機会に満ちた 1 年でありますよう願っています。 この辰年が、途切れることのないつながりと無限の成長をもたらしますように 🐉 ☁️

見逃した方のために、2024 年初頭に 1 年を計画する際に知っておくべき重要なニュースをご紹介します。

AWS は、2023 Magic Quadrant for Strategic Cloud Platform Services でリーダーに選出されました。Gartner が 13 年連続でリーダーとして選出している AWS は、最も長期にわたる Magic Quadrant のリーダーの地位を確立しています。詳細については、Sebastian のブログ投稿を参照してください。AWS は、2023 Gartner Magic Quadrant for Cloud Database Management Systems で 9 年連続にわたってリーダーに選出されました。また、あらゆるワークロード、ユースケース、データタイプにわたってお客様のデータ基盤にサービスの包括的なセットを提供することで、実行能力の面において最高の評価を得ています。詳細については、Rahul Pathak のブログ投稿を参照してください。

AWS は、IDC MarketScape: Worldwide Data Clean Room Technology 2024 Vendor Assessment (2024 年 1 月) でもデータクリーンルームテクノロジーのリーダーに選ばれました。このレポートでは、さまざまな業界のユースケースでデータクリーンルームテクノロジーベンダーが評価されました。詳細については、AWS for Industries ブログチャンネルの投稿を参照してください。

2月5日週のリリース
私が注目したいくつかのリリースをご紹介します。

テキサス州ヒューストンの新しいローカルゾーン – ローカルゾーンは、AWS リージョンが存在しない人口密集地、業界、IT センターの近くにコンピューティング、ストレージ、データベース、その他の一部のサービスを配置する AWS インフラストラクチャデプロイです。AWS Local Zones は米国内のその他 15 の大都市圏と世界の 17 の大都市圏で利用可能なので、世界中のエンドユーザーに低レイテンシーのアプリケーションを提供できます。ヒューストンの新しいローカルゾーン (us-east-1-iah-2a) は、Amazon EC2 コンソール設定の [ゾーン] タブから有効にすることができます。

AWS CloudFormation IaC generator – アカウントでプロビジョニング済みで、CloudFormation によって管理されていない AWS リソースを使用してテンプレートを生成できます。今回のローンチにより、ワークロードを数分で Infrastructure as Code (IaC) にオンボーディングできるようになるので、これまで数週間を要していた手作業が排除されます。ワークロードの自動化、安全性、スケーラビリティという IaC のメリットを活用できるようになります。テンプレートを使用してリソースを CloudFormation にインポートするか、リソースを新しいアカウントまたはリージョンに複製できます。詳細については、ユーザーガイドブログ投稿を参照してください。

Amazon Bedrock コンソールの新しいルックアンドフィール – Amazon Bedrock の使いやすさと応答性、そしてダークモードのシームレスなサポートによるアクセシビリティの向上が実現し、更新された UI のコンソールエクスペリエンスが強化されました。新しいエクスペリエンスを開始するには、Amazon Bedrock コンソールにアクセスしてください。

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ALB でのワンクリックの WAF 統合 – Application Load Balancer (ALB) が AWS WAF とのコンソール統合をサポートするようになり、ALB の背後にあるアプリケーションをワンクリックで保護することが可能になりました。この統合により、ALB を使用するアプリケーションの一般的なウェブ脅威に対する防御の最前線としての AWS WAF 保護が可能になります。AWS WAF によって提供されるこのワンクリックセキュリティ保護は、ALB コンソールの統合サービスセクションから新規および既存のロードバランサーの両方で使用できます。

Amazon ECS 上の AWS Fargate Windows コンテナを最大 49% 値下げ – コンテナ化されたアプリケーションが要求するインフラストラクチャと Windows Server ライセンスに関して、Fargate 上で実行する Windows コンテナの請求が 1 秒単位で行われるようになりました。2024 年 2 月 1 日 (午前 12 時 UTC) から、オンデマンドのインフラストラクチャ料金とともに、すべての Fargate Windows タスクの Windows コンテナの最小請求期間が (以前の 15 分から) 5 分に短縮されます。インフラストラクチャ料金と最低請求期間の変更は、毎月の AWS 請求書に自動的に反映されます。特定の値下げの詳細については、料金ページを参照してください。

Amazon Data Firehose の紹介 – Amazon Kinesis Data Firehose の名称が Amazon Data Firehose に変更されます。Amazon Data Firehose は、Amazon S3、Amazon Redshift、Amazon OpenSearch Service、Splunk、Snowflake、およびその他のサードパーティ製分析サービスにデータストリームをキャプチャ、変換、配信する最も簡単な方法です。名前の変更は、AWS マネジメントコンソールドキュメント製品ページで有効になります。

AWS Transfer Family と Amazon EventBridge との統合 – ほぼリアルタイムの SFTP、FTPS、FTP ファイル転送イベントSFTP コネクタファイル転送イベント通知、Applicability Statement 2 (AS2) 転送オペレーションを Amazon EventBridge に公開することにより、AWS Transfer Family で条件付きワークフローを使用できるようになりました。Amazon EventBridge、またはこれらのイベントと統合される任意のワークフローオーケストレーションサービスを使用して、AWS でファイル転送とファイル処理のワークフローのオーケストレーションを行うことができます。

AWS からの発表の完全なリストについては、「AWS の最新情報」ページをご覧ください。

AWS のその他のニュース
皆さんが見逃した可能性があるその他の更新情報とニュースを紹介します。

スーパーボウルで活躍する NFL のデジタルアスリート – AWS は NFL (ナショナルフットボールリーグ) と協力して、選手の健康と安全を次のレベルに引き上げています。NLF では、AI と機械学習を使用して、トレーニング、練習、試合における各選手の正確なコンディションを把握しています。特に2月4日週の日曜日のスーパーボウルでは、このテクノロジーが実際に活用されているのを見ることができました!

責任ある人工知能への Amazon のコミットメント – 2 月 7 日、Amazon は、安全で安心できる人工知能 (AI) の推進に向けた政府と産業界の協力を促進することを目的としてアメリカ国立標準技術研究所 (NIST) によって設立された Artificial Intelligence Safety Institute Consortium に参加しました。Amazon は、AI の安全性を評価するツールの開発に役立つコンピューティングクレジットを寄付し、責任ある AI の開発と使用のための相互運用可能で信頼できる基盤を確立できるよう支援します。

韓国のコンプライアンス更新 – AWS は、韓国の電子金融取引の監督に関する規制 (RSEFT) 監査プログラムとしても知られる 2023 South Korea Cloud Service Providers (CSP) Safety Assessment Program を完了しました。AWS は、該当する規制やガイドラインをお客様が遵守することを支援するとともに、金融機関のお客様が最小限の労力でクラウドを利用できるように支援しています。また、AWS は、韓国情報セキュリティ管理システム (K-ISMS) 標準 (2023 年 12 月 16 日から 2026 年 12 月 15 日まで有効) に基づく認証を正常に更新しました。

AWS クラウドクラブキャプテン会員募集中AWS クラウドクラブは、高等教育課程の学生および個人学習者を対象として学生主導のユーザーグループです。大学や地域でのクラウドクラブの設立や共同設立に興味がある場合は、 2024 年 2 月 5 日~18 日の期間に申し込んでください。

AWS の今後のイベント
カレンダーを確認して、今後予定されている AWS イベントにサインアップしてください。

AWS Innovate AI/ML と Data Edition – 無料のオンラインカンファレンスに参加して、生成 AI の最新テクノロジーを活用する方法を学びましょう。アジアパシフィックと日本 (2 月 22 日)、EMEA (2 月 29 日)、南北アメリカ (3 月 14 日) に開催される AWS Innovate Online イベントに登録できます。

AWS 公共部門イベントAWS Public Sector Symposium Brussels (3 月 12 日) に参加して、AWS クラウドがレジリエンシーの向上、持続可能なソリューションの開発、ミッションの達成にどのように役立つかをご覧ください。AWS Public Sector Day London (3 月 19 日) には政府、医療、教育の各セクターの専門家が集まり、英国の公共サービスにおける差し迫った課題に取り組みます。

AWS Global Summit のキックオフ – AWS Summit は、クラウドコンピューティングコミュニティが一堂に集まって交流し、コラボレートして、AWS について学ぶことができる無料のオンラインおよび対面イベントです。以下は、4 月に開催予定の AWS Summit イベントのリストです。

開催予定の AWS 主導の対面イベントや仮想イベント、および AWS DevDay などの開発者向けイベントのすべてを閲覧できます。

今週はここまでです。2月19日週に再びアクセスして、新たな Week in Review をぜひお読みください!

Channy

この投稿は、Week in Review シリーズの一部です。毎週、AWS からの興味深いニュースや発表を簡単にまとめてお知らせします!

原文はこちらです。