Amazon Web Services ブログ

AWS re:Invent 2021 メディア&エンターテインメントセッション動画の公開

re:Invent 2021のビデオとプレゼンテーション資料のオンデマンド配信を開始しました。メディア&エンターテインメントのブレイクアウトセッションは、こちらのre:Inventプレイリストをご覧ください。各プレゼンテーションの詳細、セッションの録画とスライドへのリンク、および関連するお客様の事例へのポインタは、このブログ記事でご覧いただけます。

Transform and innovate with AWS for media and entertainment

WarnerMedia DTCのDTC Eng & Op担当副社長Jason Lenhart氏とAWS M&E CTO Eric Iversenが、WarnerMediaがパンデミック下でHBO Maxの開発・立ち上げをいかに成功させたか、グローバル人員へのシフトから、既存の複数のHBOプラットフォームの統合に至るまで、さまざまな角度から語ります。AWS for Media and Entertainmentがどのようにクラウドを利用してワークロードの構築、展開、刷新を簡素化し、最優先のワークロードに適したツールやパートナーの選択、制作開始の加速、価値実現までの時間の短縮を可能にするかその方法をご紹介します。

セッションスライドはこちらからダウンロードいただけます。

WarnerMediaによるHBO MaxローンチでのAWS活用については、me.Managine Issue #3も参照ください。

A new reality for content production

メディアやエンターテインメントにおけるコンテンツ制作の世界は急速に進化しています。 AWSがどのように新サービスを導入し、パートナーと協力して、Pop Family Entertainmentのようなクリエイティブなお客様がリモートワークをナビゲートし、これまで以上に迅速にプロジェクトを提供するために必要なスケールを達成できるよう支援しているのか、その方法をご紹介します。本セッションでは、AWS Immersive Technologies GM Kyle RocheとSenior Specialist SA M&E Katrina KingがPop Familyの最高執行責任者兼プロデューサーGerry Travers氏をお招きしています。

セッションスライドはこちらからダウンロードいただけます。

https://aws.amazon.com/jp/media/content-production/から、スタジオのお客様が運用負荷を軽減し、より多くの時間を制作に費やすことができるよう、AWSが提供しているコンテンツ制作のための包括的なクラウド機能をご確認ください。

Transforming broadcast production, playout, and fan experiences

このセッションでは、AWSを利用したDiscovery社の放送業界の変革の道のりをご紹介します。エミー賞を受賞したサプライチェーンから、世界中のチャンネルのプレイアウトまで、Discoveryがインフラストラクチャの近代化によってどのように61%のコスト削減を達成したかを学びます。またEurosport社がAWS Data Sciencesによって強化した次世代の視聴者体験についてご紹介します。CBS Sports Digitalからは、Live Sports Productionの進化について、大規模なISVソリューションの助けを借りてAWS上でLive Productionワークロードを成熟させる際の課題と解決策を含めて説明いただきます。講演者:François Ribeiro-SVP, Discovery Sports; Dave Duvall-Chief Information Officer, Discover; Rasha Ahmed-Director, Global Technology Strategy and Analysis, Discovery; Steph Lone-SVP, Engineering, CBS Sports Digital; Jamie Duemo-Principal BD Manager-M&E Broadcast, AWS.

セッションスライドはこちらからダウンロードいただけます。

Discovery社のマイグレーションジャーニーについてはこちらも参照ください。

M&E WorkshopとChalk Talks

M&EトラックのChalk TalksとWorkshopはオンデマンド配信されていませんが、各セッションの説明の下にあるリンクから、プレゼンテーションの内容にアクセスすることができます。

Build an interactive live streaming platform (Workshop)

このワークショップでは、AWS AmplifyAWS AppSyncAmazon Interactive Video Service (Amazon IVS)を使って、ファンと繋がり、ファンを楽しませるための架空のストリーミングプラットフォームを構築し、魅力的なライブ体験を作り出しました。

このセッションのスライドはこちらでご覧いただけます。

AWSは、D2Cとストリーミングに最適なサービスを提供し、企業がインターネット上でライブやオンデマンドのメディアを確実に配信し、ここでしかできない体験を世界中のスクリーンに提供できるよう支援します。詳しくは、https://aws.amazon.com/jp/media/direct-to-consumer-d2c-streaming/をご覧ください。

Monetize your videos with free ad-supported streaming TV (Chalk Talk)

無料広告付きテレビ(FAST)は、消費者の間で急速に人気が高まっており、場合によっては、サブスクリプション費用の過負荷に対する救済策として利用されています。スケーラブルなAWSサービスで配信されるFASTは、ターゲット広告と予測可能なコストで、より大きな価値を提供する機会を提供します。このセッションでは、Video on Demandのカタログから24時間365日稼働のFASTチャンネルを構築し収益化する方法と、ライブビデオ制作を取り入れ、視聴者に向けてターゲット広告を挿入することで魅力的な体験を作り出す方法について学びました。

このセッションのスライドはこちらでご覧いただけます。

https://aws.amazon.com/jp/media/direct-to-consumer-d2c-streaming/でAWSがD2Cとストリーミングのために最も目的に合ったサービスを提供し、企業がインターネット上でライブとオンデマンドのメディアを確実に収益化しサポートする方法について説明します。

Build metadata-rich media libraries with machine learning (Chalk Talk)

本セッションでは、コンピュータビジョン、音声合成、自然言語処理などを用いて、画像、動画、音声ファイル、ドキュメントなどの大規模なコンテンツカタログに対して、検索可能で詳細なメタデータを生成し作成する方法について解説しました。また、このデータをさまざまなシステムに統合する際の一般的な課題を詳述し、モデレーション、ローカライゼーション、編集、検索、広告最適化など、正確なコンテンツメタデータのユースケースについて説明します。

このセッションのスライドはこちらでご覧いただけます。

AWSは、データレイク、分析、機械学習のための最も広範な機能を提供します。詳しくは、https://aws.amazon.com/jp/media/data-science-analytics/をご覧ください。

Live, from the cloud: It’s production on AWS (Chalk Talk)

世界中の放送局が、ライブ映像制作をクラウド移行を検討し始めています。パートナーソリューションとAWSサービスの組み合わせにより、ユーザーは制作の運用コストの最適化、新しいビジネスモデルのテスト、運用の集中化と自動化を行っています。このセッションでは、オープンソースのAWS CDI SDK、Network Device Interface(NDI)、Secure Reliable Transport(SRT)など、AWSのお客様やパートナー様がクラウドでのライブ制作に使用しているさまざまなアプローチや技術について学びました。

本セッションのスライドはこちらからご覧いただけます。

AWSは、お客様がどのクラウドよりも俊敏性、弾力性、拡張性、信頼性をもって低遅延のブロードキャストワークロードを実行できるよう支援します。詳しくは、https://aws.amazon.com/jp/media/broadcast/をご覧ください。

Automate video clipping and highlight generation (Chalk Talk)

このセッションでは、Amazon Rekognitionによる物体検出、Amazon Transcribeによる音声からテキストへの変換、Amazon SageMakerによるオーダーメイドのMLモデリングといったMLを活用したソリューションにより、ライブビデオからパーソナライズされたスポーツやニュースのハイライトを作成する方法を参加者にお伝えしました。また、あらゆるジャンルのコンテンツのクリップとハイライトの生成を自動化するためにML技術を適用する方法についても説明しました。

このセッションのスライドはこちらでご覧いただけます。

AWSがデータレイク、分析、機械学習のための最も幅広い機能セットを提供する方法については、https://aws.amazon.com/jp/media/data-science-analytics/ を参照してください。

AWS for Media & Entertainmentは、コンテンツ制作、メディアサプライチェーン、放送、Direct-to-Consumer、ストリーミング、分析など、お客様の変革を支援するために、目的に特化した機能を備えています。詳しくは、https://aws.amazon.com/jp/media/をご覧ください。


参考リンク

AWS Media Services
AWS Media & Entertainment Blog (日本語)
AWS Media & Entertainment Blog (英語)

AWSのメディアチームの問い合わせ先: awsmedia@amazon.co.jp
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翻訳は BD山口が担当しました。原文はこちらをご覧ください。