Amazon Web Services ブログ

Category: Security, Identity, & Compliance

Amazon API Gateway TLS セキュリティポリシーによる API セキュリティの強化

コンプライアンスフレームワークが進化し、暗号化標準が進歩するにつれて、組織はクラウドセキュリティ体制を改善するための追加の制御を求めています。必要な制御の1つは、より詳細な TLS 設定です。たとえば、規制要件で CBC のような古い暗号を無効にすることや、TLS 1.3 を最小バージョンとして強制することが義務付けられている場合などです。

この記事では、新しい Amazon API Gateway の強化された TLS セキュリティポリシーが、PCI DSS、Open Banking、FIPS などの標準を満たし、API が TLS ネゴシエーションを処理する方法を強化する仕組みを学びます。この新機能は、運用の複雑さを増やすことなくセキュリティ体制を向上させ、API Gateway インフラストラクチャ全体で TLS 設定を標準化する単一の一貫した方法を提供します。

Announcing AWS CloudTrail Event Aggregation and Insights for Data Events と書かれたアイキャッチ画像

AWS CloudTrail データイベントの集約とインサイト機能の発表

AWS CloudTrail は、AWS アカウントの API 呼び出しとイベントを記録し、ガバナンス、コンプライアンス、運用上のトラブルシューティングのための監査証跡を提供します。お客様は CloudTrail でデータイベントを有効にすることで、リソースレベルの操作に対するより深い可視性を得ることもできます。本日、データイベントの監視と対応方法を変革する AWS CloudTrail の強力な新機能を 2 つご紹介できることを嬉しく思います:CloudTrail データイベント用のイベント集約と Insights です。

Cisco と Citrix のゼロデイ脆弱性を悪用する APT を Amazon が発見

Amazon の脅威インテリジェンスチームが、Cisco Identity Service Engine と Citrix システムのゼロデイ脆弱性を悪用する高度な脅威アクターを発見しました。脅威アクターはカスタム Web シェルを使用し、システムへの認証を経ずにリモートからのコード実行を実現していました。本ブログでは、MadPot ハニーポットによる検出の経緯、カスタムマルウェアの技術的詳細、セキュリティへの影響、そして重要なインフラストラクチャを保護するための推奨事項を紹介します。

都市規模のイベントを守る:AWS re:Invent における物理セキュリティと論理セキュリティの統合アプローチ

AWS re:Invent 2024 は 6 万人の現地参加者と 40 万人のオンライン参加者を迎える都市規模のイベントでした。このブログでは、物理セキュリティと論理セキュリティを統合した包括的なアプローチを紹介します。コマンドポスト (統制本部) を中心に、監視カメラ、K9 ユニット、ドローン、ワイヤレスセキュリティオペレーションセンター (WiSOC) などを活用し、参加者とデータを多層的に保護する仕組みを解説します。

AWS re:Invent 2025: 4つの変革的テーマで学ぶセキュリティセッションガイド

AWS re:Invent 2025 のセキュリティトラックでは、80 以上のセッションを通じて最新のクラウドセキュリティを学べます。AI のセキュリティ確保と活用、大規模なセキュリティアーキテクチャ設計、セキュリティ文化の構築、AWS セキュリティイノベーションという 4 つの変革的テーマで構成され、生成 AI やエージェンティック AI の保護、ネットワークセキュリティの強化、ポスト量子暗号などの最先端技術を実践的に学べます。