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AWS IoTの最新アップデートとイベント情報 9月版

こんにちは、IoTソリューションアーキテクトの飯塚です。今回はIoTに関するサービスやコンテンツ、セミナーやイベントの最新情報を本記事にまとめ、ご紹介しようと思います。前回ご紹介した7月分がこちらになります。

AWS IoTの最新アップデートとイベント情報

IoTおすすめブログ記事

IoTカテゴリの最新ブログの一覧はこちらからご覧いただけますので、チェックしていただくと良いと思います。ここでは、その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

AWS IoT Eventsハンズオンを公開 – ノンコーディングで複雑な条件の組み合わせが必要な状態を管理を行う方法について学べます

このハンズオンでは AWS IoT Eventsを導入するにあたり、GUIで構築する検知器の作成方法について、実際に手を動かしながら2時間程度で学ぶことができます。ハンズオンでは擬似的なデバイスとしてCloud9を利用しますので、ブラウザがあればすぐにでもこのハンズオンを試すことが出来ます。このハンズオンを体験することで、基本的な使い方を理解し、デバイスの接続状況の監視を行う仕組みを簡単に作成することができます。

Designing MQTT Topics for AWS IoT Core – ホワイトペーパーについて

Designing MQTT Topics for AWS IoT Core」というAWS発行のホワイトペーパーの内容について、日本語でわかりやすく解説したブログ記事です。本ホワイトペーパーをお読みになる前に是非読んでみてください。

IoT関連セミナー/イベントのご紹介

ここでは直近に開催したもしくは予定のIoT関連セミナー/イベントをご紹介します。

開催予定

[開催中] ITmedia Virtual Expo

AWSブースでは、以下のようなEXPOにおいて、IoTセッションをご用意しています。

[開催中] AWS Summit Online Japan

IoTのAWSセッションは以下の2つがご視聴可能です。

[9月開催] AWS Black Belt Online Seminar

9月には以下の2つのIoT関連セッションが実施予定です。上記のリンクよりぜひ参加申込ください。

  • AWS IoT Events
    • AWS IoT Eventsのサービスの紹介と、AWS IoT Eventsを利用して最低限のコーディングでデバイスやシステムの状態を管理する方法について、ユースケースと合わせてご紹介します。
  • Amazon Kinesis Video Streams
    • Amazon Kinesis Video Streams を用いると、カメラデバイスからAWSへメディアを簡単かつ安全にストリーミングし、保存や再生、分析や機械学習などに利用できます。また、WebRTC を使用した超低レイテンシーの双方向ストリーミングもサポートしています。本セミナーでは、Amazon Kinesis Video Streams の概要や機能、ユースケースに応じた使い方などをご紹介いたします。

[10/20 – 22開催] AWS Dev Day Online Japan

AWSのIoTセッションやハンズオンをご用意する予定です。こちらから参加登録ください。

[10/21開催] IoT@Loft

次回のテーマは「スマート農業を加速するためのIoTの使い方」の予定です。農業(漁業、林業、畜産業などを含む)の分野では、IoT化によって作業の効率化、省人化、品質の向上など、様々な農業課題の解決が試みられています。一方で、この分野では、IoTデバイスが設置される条件は厳しい場合も多く、解決しなければならない課題も多く存在します。例えば、電源の供給ができないので電池駆動で長期間もたせる必要があったり、3G/LTE回線が届かない(途切れる)可能性がある、など、全体のシステム構築の難易度が高い場合も多いです。今回は、実際に農業の分野でIoT化に取り組まれている方々にご登壇頂き、実際の開発・運用事例を発表して頂きます。AWSからは、農業でありがちな制約に着目しながら、AWSを活用した製品化の方法についてご紹介します。
10/21 19:00からオンラインで開催します。参加申込ページは後日公開しますので、少々お待ちください。Connpassのイベントページはこちらになります。ぜひご参加ください。

開催済み

IoT@Loft

IoT関連ビジネスで開発を担当するデベロッパーのため本イベントを毎月開催しています。IoT製品やサービスを開発されているお客様にお話しいただいたり、AWSからAWS IoTの活用方法についてご紹介しています。IoT@Loftについては以下の記事を参考にしてください。

IoT@Loft ってどんなイベント?

また過去の開催ブログを以下にまとめます。これらのブログでは、登壇概要や登壇資料のリンクを掲載していますので、ぜひ確認してみてください。

IoT@Loft開催ブログ

AWS IoT Deep Dive #1 2020 上半期 AWS IoT アップデート

本セミナーシリーズは、このタイトル通り、お客様がIoT製品やサービスを設計・開発する際のよくある課題や考慮すべき事項を共有し、AWSによるソリューションをより深く・詳細にお伝えするセミナーです。本セミナーイベントの詳細については、以下のブログ記事にて説明していますので、是非ご覧ください。

AWS IoT Deep Dive – 新しいAWS IoTセミナーシリーズを開始します

本セミナーシリーズ初めての開催となった#1は、9/2にオンラインにて開催されました。今回は「2020 上半期 AWS IoTアップデート」をテーマに、2つの技術トピックについてお話しさせていただきました。2020 年前半にあったサービスや機能アップデートと、IoT 製品の開発の際に課題となる認証情報のプロビジョニングについて、AWS IoT が用意している様々な手段について解説しました。

AWS Black Belt Online Seminar FreeRTOS

FreeRTOS は、低電力小型エッジデバイスのプログラミング、デプロイ、保護、接続、管理を簡単にするマイクロコントローラー向けのオープンソースかつリアルタイムのオペレーティングシステムです。本セミナーでは、FreeRTOSの基本や、FreeRTOSを使用したAWS IoT への接続方法、セキュリティ対策、OTAアップデート方法などのご紹介と、開発の開始方法についてお話ししました。

AWSの機械学習を使った画像データの業務活用セミナー

2020年9月2日にオンラインで開催された本セミナーでは、AWS Japan による3つのセッションと、AWS の機械学習サービスを使って宿泊施設向け入退室管理システムを構築されたお客様のセッションが行われました。画像を業務活用するユースケース、機械学習を使った外観検査を行うプロジェクトの進め方、機械学習をエッジデバイスで行う方法、Amazon Rekognition の顔認証機能を使った事例のご紹介をしました。

IoT最新コンテンツ

Amazon Virtual Andon 2.0 のご紹介: メーカー向け Andon システム

Amazon Virtual Andon ソリューションはスケーラブルな Andon システムを提供し、工場の現場での処理を最適化し、問題解決にかかる時間を短縮し、予測メンテナンスへの移行をサポートして、問題を防止します。このソリューションは、製造ワークステーションでイベントをモニタリングし、イベントをログに記録し、イベントを適切なエンジニアにルーティングしてリアルタイムで解決できるようにするワークフローを提供します。このソリューションは完全にカスタマイズが可能で、処理の進度や変化に応じて、利用可能な問題のタイプや根本原因を更新できます。

クラウド導入をお考えの方のための30 の目的別 クラウド構成と料金試算例 – IoT

IoTシステムにおける構成例とその構成における料金試算例を6つ掲載しています。

AWS IoTのサービスアップデート

ここではAWS IoT のサービスアップデートについてご紹介します。IoTに関するこれらの最新情報はこちらにあります。ここではこの中から直近数ヶ月の大きなアップデートをいくつかご紹介します。

AWS IoT Core がカスタム認証オプションを拡張

AWS IoT では、デバイスまたはクライアント認証用に 3 種類の ID プリンシパルがサポートされています。

  • X.509 クライアント証明書
  • IAM ユーザー、グループ、ロール
  • Amazon Cognito ID

本アップデートではこれらに加えカスタム認証を拡張し、MQTT CONNECT メッセージ (username および password フィールド) を介して、または HTTP Publish またはアップグレードリクエストのクエリパラメータとして (MQTT over WSS の場合) デバイスの認証情報を渡すことができます。この機能を使用すると、カスタムオーソライザーのトークン署名要件を削除することもできます。

AWS が AWS IoT Events の 86% 以上の値下げを発表

2020年9月より、東京リージョンにおける最初の1億回のメッセージの評価までは、メッセージ評価100万件あたり16.5USDとなりました。これまで価格が理由でAWS IoT Eventsの採用を見送られた場合がございましたら、この値下げを機に再度ご検討いただけますと幸いです。

FreeRTOS が、無線更新 (OTA) の一時停止および再開操作をサポートするように

この機能により、FreeRTOSデバイスは、ネットワークから切断された場合、進行中の OTA を一時停止し、再接続時に OTA を再開できます。これにより、断続的なネットワーク接続がある場合に OTA のダウンロードをすばやく完了できます。

AWS IoT Device Management が同時アクティブジョブの制限を 1 つのリージョンにつき AWS アカウントあたり 1,000 に引き上げ

これまでアクティブジョブはAWSアカウントのリージョンあたり100 個のアクティブな継続ジョブと 100 個のアクティブなスナップショットジョブに制限されていました。今回はこの制限が2つ合計して1,000まで引き上げられました。これにより、より細かい粒度で柔軟にジョブ配信いただけるようになりました。

AWS IoT Device Defender が監査結果抑制機能を追加

これまでは既に修正・対応中の問題に対しても、Device Defenderによって検出された監査結果は通知されており、本当に対処すべき新たな問題が分かりづらいという課題がありました。本機能により、特定のリソースについて表示する監査結果を選択し、非準拠の結果をオフにできるようになりました。これにより既に修正や対応中の問題の通知をオフにすることができます。さらにこの抑制の設定は指定期間もしくは無期限で設定することが可能です。

最後に

IoTに関するサービスやコンテンツ、セミナーやイベントの最新情報をまとめてご紹介してきました。
本記事のようなAWS IoTの最新アップデートとイベント情報は、ブログ記事として今後も投稿予定です。

著者について

IoTソリューションアーキテクト
飯塚 将太