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Category: AWS Security Token Service

AWS Security Token Service グローバルエンドポイントの今後の変更のお知らせ

AWS は、Security Token Service (STS) のグローバルエンドポイントに関する重要な変更を発表しました。2025 年初頭より、STS グローバルエンドポイントへのリクエストは、従来の米国東部 (バージニア北部) リージョンでの一括処理から、各ワークロードが配置されているリージョンでの自動処理に移行します。この変更により、パフォーマンスと信頼性が向上し、お客様側での対応は不要です。本ブログでは、変更の詳細と推奨されるエンドポイントの使用方法について解説します。

リージョナル AWS STS エンドポイントの使用方法

このブログ記事では、グローバル (レガシー) AWS Security Token Service (AWS STS) エンドポイントで、可用性が担保できない場合の回復力の向上に役立つ推奨事項を提供しています。グローバル (レガシー) AWS STS エンドポイント https://sts.amazonaws.com の可用性は高いですが、米国東部 (バージニア北部) という単一の AWS リージョンでホストされており、他のエンドポイントと同様に、他のリージョンのエンドポイントへの自動フェイルオーバーは提供されていません。この投稿では、設定にリージョナル AWS STS エンドポイントを使用することで、ワークロードのパフォーマンスと耐障害性を向上させる方法を紹介します。