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AWS Japan

Author: AWS Japan

Serverless Tech/事例セミナー(2019年3月27日 実施) レポート Vol.1

「AWS re:Invent 2018」では多くのサーバーレス関連のアナウンスがありました。その中でも、Ruby や COBOL を始めとする開発言語対応の拡張やカスタムランタイム、共有ライブラリ管理機能(Layers)は、サーバーレスの成熟と広がりを感じさせるものでした。特に、日本で利用者の多い Ruby は長い間望まれていたことから、プロジェクトでの適用が急速に進みはじめています。 そこで、すでに利用し始めていただいているお客様として、ヴァル研究所様およびSansan様に2019年3月27日に実施のServerless Tech/事例セミナーで登壇いただき、その経験を共有いただきました。開発言語としてのRubyに対する熱い想いやモチベーションが伝わる講演内容でした。また、これからサーバーレスを検討される参加者のために、従来型開発との考え方の違いを、開発の観点からクラスメソッド様より説明がありました。 Vol.1 : 手段先行でも悪くはない!Ruby on LambdaではじめるServerless [本記事] Vol.2 : Ruby on Lambdaで変わる大規模サービスの裏側 Vol.3 : Webアプリエンジニアに贈るアプリケーション開発におけるサーバーレス流の考え方     手段先行でも悪くはない!Ruby on LambdaではじめるServerless [資料はこちら] 株式会社ヴァル研究所 マーケティングテクノロジー部 CB開発チーム 福本江梨奈氏

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【開催報告】AWSセミナー マイグレーション事例祭

こんにちは。AWS ソリューションアーキテクトの上原誠(@pioh07)です。 4月9日に、「AWS セミナー マイグレーション事例祭」を開催いたしました。株式会社グリー 様、株式会社CyberZ様、株式会社マッチングエージェント様、ニフティ株式会社様をゲストにマイグレーションを進める上で良かった点や苦労した点、クラウド化したことによる効果、また今後クラウドで実現したいことなどに関して語っていだきました。130名近くの方にお申込みいただき、開催当日も満足度の高いお声を多くいただきました。 AWS マイグレーション お客様事例紹介 「グリーにおけるAWS移行の必然性」 グリー株式会社 開発本部 インフラストラクチャ部 マネージャー 竹ヶ原 大地 様 [slides] 「分析環境を AWS Athena に移行とその後1年間の運用課題を振り返る」 株式会社CyberZ 開発局 engineer 茂木 高宏 様  [slides] 「 AWS での漸進的なアーキテクチャ変更 at タップル誕生」 株式会社マッチングエージェント  サーバーサイドエンジニア 島谷 宙伸 様 [slides] 「リフト&シフトから始めるレガシー脱却への挑戦~大規模コンテンツ配信サービスの移行実例~」 ニフティ株式会社 WEB 事業部 WEB サービス開発グループシニアエンジニア 伊達 乾 様, 添野 翔太 様 [slides] AWSセッション 「ビジネス基盤をクラウドに移行する際のポイント」 アマゾン ウェブサービス ジャパン株式会社 ソリューションアーキテクト 諸岡 賢司, 上原 誠 [slides]   まとめ […]

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AWSアカウントが無い学生の方がAWS Educateに参加しCloud9を使う方法

AWS Educateは14歳以上の学生の方であればどなたでも参加できるクラウド学習プログラムです。実習も含まれますので実際にAWSのコンソールを使用します。 しかし世界中で多くの学生の方が年齢やクレジットカードを持っていないなどの理由でご自身のAWSアカウントを持っていません。 そこでAWS Educateではスターターアカウントという学習用の特別なアカウントを提供することで、AWS Educate内でAWSのコンソールを使っていただくことを可能にしています。 スターターアカウントを作るには登録者情報入力後に表示される画面で ・AWSのアカウントのID(12桁の数字)を入力し自身のAWSアカウントをAWS Educate内で使用する ・自身のAWSアカウントは使用しないスターターアカウントを使用する このどちらかの選択画面がありますので下のClick to here to select AWS Educate Starter Accountにチェックを入れNEXTボタンを押してください。(※高校生(18歳未満)の方はStarter Accountしか選択できません。) 登録からログインまでの全体の流れと、学生用ポータルの各タブの説明は過去のBlog記事をご参照ください。 登録したメールアドレスでログイン後、AWS Accountというタブをクリックしてください。 下のような表示になり、スターターアカウントで使える残りのクレジットの額、スターターアカウントの有効期限が表示されます。スターターアカウントは1年間または与えられたクレジットが残ってる間が利用期間となります。スターターアカウントのクレジットは所属する学校が機関加盟している場合は75ドル、機関加盟していない場合は30ドルとなり、使い切った際に一度だけ20ドルの追加クレジットのリクエストができるようになっています。なお、卒業するまでは1年ごとに新しいスターターアカウントとクレジットが提供されます。なお新しいスターターアカウントには古いスターターアカウントの環境は引き継がれませんのでその点はご注意ください。 オレンジのAWS Educate Starter Accountを押すと以下が表示されます。 これはAWSアカウントが無い方に実習用のコンソールを提供するサードベンダーのページになります。オレンジのAWS ConsoleをクリックするとAWS Consoleが開きます。 スターターアカウントで利用できるサービスに一部制限があります。こちらがスターターアカウントで利用できるリージョンの説明とサービス一覧です。 例としてクラウドベースでコードの開発・実行・デバッグができる統合開発環境であるCloud9を開いてみます。コンソールの検索窓でCloudと入力すると名称がマッチするサービスがリストアップされますのでCloud9を選びます。 Cloud9を選択すると以下の画面が開きです。 リージョンを選択しCreate Environmentのオレンジのボタンをクリックすると環境の作成画面が以下のように開きCloud9上で開発作業を始めることができます。(スターターアカウントの方はリージョンは一番上の米国東部(バージニア北部)を選択してください。(スターターアカウントではなくAWSアカウントをお持ちの方は新しくサービスを開始した東京リージョン など他のリージョンも選択可能です。) このようにAWS EducateではAWSアカウントが無い学生の方に、Cloud9を始め様々なサービスを体験してもらうことが可能です。ぜひご活用ください。 学生の方でもご自身のクレジットカードをお持ちでAWSのアカウントを作成できる方は、無料枠も活用できますのでAWSアカウントのIDを作成し、それをAWS Educateに登録する方法をお勧めします。その場合クレジットは加盟校の学生は100ドル、そうでない場合は40ドルのクレジットコードが提供されます。またサービスのリージョンも制限なく選択することが可能になります。   【問い合わせ】aws-jpps-qa@amazon.com パブリックセクター エデュケーションプログラム担当 澤

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AWS Cloud9 が東京リージョンに対応しました

みなさん、こんにちは。アマゾン ウェブ サービス 、プロダクトマーケティング エバンジェリストの亀田です。 AWS Cloud9 が東京リージョンに対応しましたのでお知らせいたします。 AWS Cloud9 AWS Cloud9 は、ブラウザのみでコードを記述、実行、デバッグできるクラウドベースの統合開発環境 (IDE) です。これには、コードエディタ、デバッガー、ターミナルが含まれています。Cloud9 には、JavaScript、Python、PHP などの一般的なプログラム言語に不可欠なツールがあらかじめパッケージ化されているため、新しいプロジェクトを開始するためにファイルをインストールしたり、開発マシンを設定したりする必要はありません。 マネージド Amazon EC2 インスタンスまたは SSH をサポートする既存の Linux サーバーで実行されるため、ブラウザのみでアプリケーションを作成、実行、デバッグでき、ローカルの IDE をインストールしたりメンテナンスを行う必要はありません。Cloud9 のコードエディタおよび統合されたデバッガーには、コードのヒント、コード補完、ステップスルーデバッグなどの、便利で時間を短縮できる機能が含まれています。Cloud9 ターミナルでは、追加のソフトウェアのインストール、git push の実行、コマンドの入力ができるブラウザベースのシェルエクスペリエンスを利用できます。 ペアプログラミングサポート 開発環境をチームと共有し、ペアプログラミングを一緒に行うことができます。共同作業中にチームメンバーは互いのタイピングをリアルタイムで確認でき、IDE 内から即座にチャットを開始することができます。 サーバーレスアプリケーションとの親和性 サーバーレス開発に必要な SDK、ライブラリ、プラグインのすべてを使用して開発環境が事前設定されます。AWS Lambda 関数をローカルでテストおよびデバッグするための環境を利用することができます。 多くの言語に対応 以下のプログラミング言語に対応しています。 C++ C# CoffeeScript CSS Dart Go Haskell HTML Java JavaScript Node.js PHP Python Ruby […]

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新入生の皆様、Cloudを学んでみませんか?

この4月から高校、高専、専門学校、大学などに入学された皆様、ご入学おめでとうございます。 AWSでは学生の方がクラウドの学習を行い、卒業後に学習の成果を活かせる仕事を見つけるための無料のプログラムAWS Educateを提供しています。 参加条件は 14歳以上であること なにかしらの教育機関で学んでいること 原則としてメールアドレス(できれば学校が配布したもの)を持っていること パソコンを使う環境があること AWSアカウントが無い方でも参加できます となります。クレジットカードの登録が必要なAWS Accountを取得していない方でもAWS Educateに参加し実際にAWSを利用しながら学ぶことが可能です。(教材や実習環境などの学習リソースが利用できるのは学生、教員メンバーのみです。企業のリクルータメンバーは求人活動のための機能のみの提供となります。) 申し込み方法 ステップ1 こちらのページの【AWS Educateに参加する】というオレンジの資格をクリックすると以下の申し込みカテゴリが表示されるので【学生】(英語の場合はStudent)をクリック。 ステップ2 必要情報を入力する。(高校生などで学校のメールアドレスをお持ちで無い方は他のメールを入力し、後から学生の証明するものの写真を送って頂くなどの対応策あります。)氏名は日本語でも受け付けられるのですが、サポートを日本以外のチームで行う可能性もありますので可能な限り英語表記の氏名でご登録ください。プロモーションコードは入手されている方のみ入力してください。 ステップ3 次に進みAWS Accountをお持ちの方は入力欄に12桁の数字を正確に入力してください。お持ちでない方はスターターアカウントとして登録するためオレンジで囲った下の選択肢をチェック。 ステップ4 入力したメールアドレス宛に確認のためEmail Verification – AWS Educate Applicationという件名のメールが届きますので、本文中の確認のためのURLをクリックする ステップ5 審査が完了すると(72時間以内には完了します。)Welcomeメールが届きます。Welcomeメールにはパスワード設定方法、クレジットに関する情報などが書かれていますので保存しておいてください。 ステップ6 設定したパスワードでログインすると上端に以下のメニューが表示されています。(14歳から17歳の方はメニューが異なります。) ■ポートフォリオ 自分の学校や学科を登録しましょう。キャリアパス(学習コース)の学習の進度と自身のプロフィールをメンバー企業のリクルータに開示したい場合は以下のボタンをご自身でYESにしてください。YESにするとリクルータからの就職やインターンに関するスカウトが可能になります。(参照できるのはAWS Educateに登録しているリクルータからのみです。) ■キャリアパス 目標とする職業に基づいた12の学習コースがそろっています。(キャリアパスは主に大学生対象ですがそれ以外の学校の方もAdvanced learningとして学習可能です。) (基礎を学ぶコース)  クラウドコンピューティング 101 (目標とする職種に紐づく11のコース)  アプリケーションデベロッパー  クラウドサポートアソシエイト  クラウドサポートエンジニア  サイバーセキュリティスペシャリスト  データインテグレーションスペシャリスト  データサイエンティスト  DevOpsエンジニア  マシンラーニングスペシャリスト  ソフトウェアデベロップメントエンジニア  ソリューションアーキテクト ■バッジ Alexaや注目されているAWSの技術について学習し、デジタルバッジを取得することができます。(2019年中に日本語が公開されます。) ■ジョブ […]

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【開催報告】AWS Data Lake ハンズオンセミナー 2019 春

こんにちは。AWS ソリューションアーキテクトの上原誠(@pioh07)です。 4月5日に、「AWS Data Lake ハンズオンセミナー」を開催いたしました。去年から行ってきた恒例のワークショップで第6回目となります。去年も盛況でしたが、今回も100名くらいのお客様にご参加頂きました。 はじめに、AWSにおけるデータ活用のベストプラクティスである Amazon S3 を中心とした Data Lake について解説し、ビッグデータ分析基盤の考え方として有名なラムダアーキテクチャの解説を行いました。 当イベントでは、Amazon Athena や Amazon Redshift の各 AWS サービスを駆使して実際にラムダアーキテクチャを構築することがゴールです。とはいえ全てを構築するのはボリュームが大きいため、スピードレイヤー or バッチレイヤー or 全部入りでコース分けて取り組めるようハンズオンコンテンツを用意しました。最初にコースの説明を行い、出席いただいたお客様ご自身の課題に合わせてコースを選択頂き、ハンズオンを行っていただきました。今回、参加者も多くいらっしゃいましたので、サポートするソリューションアーキテクトも4名で対応させていただきました。 今回参加できなかった方も、ソリューションアーキテクトのサポートを受けながらハンズオンを行いログ分析を初めてみてはいかがでしょうか?   次回は初夏ごろに開催予定です。ご参加お待ちしております。    

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AWS Amplify Console が東京リージョンに対応しました

みなさんこんにちは。アマゾン ウェブ サービス 、プロダクトマーケティング エバンジェリストの亀田です。 AWS Amplify Consoleが東京リージョンに対応しました。 AWS Amplify Console フルスタックのサーバーレスウェブアプリケーションをデプロイおよびホストするための、Git ベースのワークフローを利用することができます。フルスタックのサーバーレスアプリケーションは、GraphQL や REST API などのクラウドリソース、ファイルおよびデータストレージで構成されたバックエンドと、React、Angular、Vue、Gatsby などのSPA(単一ページ)のアプリケーションフレームワークで構築されたフロントエンドから構成されます。 フルスタックサーバレスアプリケーションの開発においては、フロントエンドとバックエンドの互換性を確保し、新機能が本番環境に障害が生じないことを確認するため、リリースサイクルを注意深く調整する必要があり、アプリケーションのデプロイが複雑になり、また時間のかかる作業となります。 Amplify Console では、フルスタックのサーバーレスアプリケーションをデプロイするためのシンプルなワークフローが提供されているため、アプリケーションのリリースサイクルを短縮できます。アプリケーションのコードリポジトリを Amplify Console に接続するだけで、フロントエンドとバックエンドへの変更が、コードコミットのたびに単一のワークフローにデプロイされます。 使い方は簡単です。接続するレポジトリを選択し、ビルド設定の構成を行い、アプリケーションの開発そしてデプロイを行うことフロントエンドとバックエンドが合わせて構築されます。デプロイされたアプリケーションはアプリは amplifyapp.com サブドメインでデプロイされ、ホストされます。もちろん開発者はカスタムドメイン設定することができます。 GitHub、BitBucket、GitLab、および AWS CodeCommitのパブリック、プライベート両方のレポジトリに対応しています。プライベートGitサーバには対応していません。 CloudFrontとのシームレスな統合 AWS Amplify コンソールは、使用されているフロントエンドフレームワークを自動的に判別し、アプリをグローバルに利用可能なコンテンツ配信ネットワーク (CDN) に構築してデプロイし、 29 か国 65 都市にある 144の配信拠点を介してグローバル展開されます。 AWS Mobile Hubの統合 AWS Mobile Hub は、AWS Amplify の一部になり統合されました。Mobile Hub で利用可能だったすべての機能は、オープンソースの Amplify フレームワークの一部として利用可能になりました。AWS Amplify […]

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Amazon GameLift リアルタイムサーバー プレビュー開始のお知らせ

すべてのゲームのジャンルとプラットフォームにおいて、活気に満ちたオンライン体験に対するプレイヤーから要求は、マルチプレイヤーゲームの成長を促進しています。しかし、マルチプレイヤーゲームの制作は多くのゲーム開発者にとって困難な課題です。 従来のマルチプレイヤー向けの商用ソリューションの多くは、ハードウェアリソースを大量に消費する複雑なサーバシュミレーションによって、ネットワーク遅延がクリティカルなゲーム向けに最適化されています。これらのソリューションは、前払いまたは利用継続のライセンスコストが高く、急激な学習曲線と継続のためのエンジニアリングコストや、ゲームで必要とされるよりも多くのハードウェアリソースを消費するための運用コストが高いことが特徴です。これらの解決策は、モバイルゲームを含む多くのゲームにとって過剰なものです。   GameLift リアルタイムサーバーのご紹介 今回プレビューを発表したGameLiftリアルタイムサーバーは、プレイヤー間でのデータの共有、定期的なサーバロジックの実行、そしてステートフルで軽量なゲームサーバをすばやく作成することができます。GameLiftリアルタイムサーバーはたった数行のJavascriptのコードでカスタマイズ可能で、1プレイヤーあたりわずかなコストで数百万のプレイヤーにスケール可能です。 GameLiftリアルタイムサーバーはNode.jsをベースとしています。ニーズに応じたステートフルまたはステートレスの設定や、定期的なサーバーロジックの実行の動作をJavaScriptで定義します。GameLiftリアルタイムサーバーにはクライアント↔サーバー↔クライアント間通信を制御するためのネットワークスタックも含みます。 しかし、ゲームサーバーだけでは安定かつ堅牢なマルチプレイヤー環境を数百万ものプレイヤーに提供することはできません。そのため、GameLiftリアルタイムサーバーはGameLiftの既存のマッチメイキングおよび専用ゲームサーバーのホスティング機能と密接に統合されています。 新規のゲームサーバーを設定したら、GameLiftゲームサーバーを世界中の何百万人ものプレイヤーに展開することができます。また、マルチプレイヤーゲームを専用サーバーで実行することで、ラグを最小化し、不正行為を減らし、安定性を向上させることができます。GameLiftはAWSで実績のあるグローバルネットワークインフラストラクチャ上に構築されており、楽しみにあふれた信頼性のあるゲームプレイをプレイヤーに提供します。 GameLiftリアルタイムサーバーはGameLiftに含まれており、追加費用無しで1プレイヤー1ヶ月あたりわずかな金額でゲームサーバーを展開できます。GameLiftリアルタイムサーバーはコンパクトなので、1つのサーバーインスタンスでより多くのゲームセッションを実行することでコストを削減できます。そして、GameLiftでゲームサーバーをグローバルにホストする準備ができたら、プレイヤーのエクスペリエンスを犠牲にすることなく、オートスケーリングとスポットインスタンスによってさらにコストを削減することができます。   GameLiftリアルタイムサーバーのプレビューのご案内 Gameliftリアルタイムサーバーは現在プレビューの受付中です。プレビューにサインアップするには、GameLift Realtaime Servers Previewのページにアクセスして、必要事項を記入の上お申込みください。 原文:https://aws.amazon.com/jp/blogs/gametech/announcing-amazon-gamelift-realtime-servers-now-available-in-preview/ 翻訳:ゲームソリューションアーキテクト 吉田

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改元はどのように RDS で実行されている MySQL 互換エンジンに影響を与えるか

RDSもしあなたのソフトウェアやシステムが日本のお客様をサポートしており、さらにそのソフトウェアやシステムが元号を表示する必要がある場合、新しい元号を表示するように改修の必要があるかもしれません。新しい元号は、現在の天皇陛下が退位される 2019 年 5 月 1 日から有効になります。 このブログ記事では、かかる元号の変更(改元)にかかわる背景について説明し、その後、どのように改元の影響を調べるかを、私が RDS で実行される MySQL 互換のデータベースエンジンについて調査した際の方法を元に、詳しく解説します。またその調査の結果、RDS で実行される MySQL 互換のデータベースエンジンは改元の影響を受けない、という結果を得たことを報告します。 改元について 元号は、日本で、主に政府のシステムや公的な文書などを中心に、未だ広く使われています。そのようなシステムをサポートするために、いくつかのソフトウェアでは元号をサポートするための機能が実装されています。例えば、Windows では元号をレジストリに格納していたり、Oracle データベースは元号を表示するためのカレンダー・ファイルを持っていたり、glibc ライブラリの strftime()関数は元号を表示するための機能があり、日本語のロケール・ファイルには元号の情報が含まれていたりします。 来る 2019 年 4 月 30 日に、現在の天皇陛下が退位され、それにともない 2019 年 5 月 1 日から元号が変更されます(改元)。そのため、元号をサポートするソフトウェアは、新しい元号を表示できるように更新する必要があります。 新しい元号は2019 年 4 月 1 日に発表される予定となっており、ソフトウェアのアップデートを準備する時間は 1 ヶ月未満の短い期間しかありません。 条件の理解 基本的に、Linux ビルトインのソフトウェアのうち、元号の表示に対応しているものは glibc() ライブラリの strftime() 関数のみです。 strftime()は日付や時刻の表示フォーマットを変更するための関数で、元号を使用して日付を変更する機能を持ちます。日本語 (ja_JP) ロケールを使用しているシステムでフォーマット指定子 (format specification) として […]

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[AWS Black Belt Online Seminar] Amazon EC2 資料及び QA 公開

先日 (2019/3/5) 開催しました AWS Black Belt Online Seminar「Amazon EC2」の資料を公開しました。当日、参加者の皆様から頂いた QA の一部についても共有しております。 20190305 AWS Black Belt Online Seminar Amazon EC2 AWS クラウドサービス活用資料集(すべての過去資料が閲覧できます) Q. Nitro Hypervisor と KVMベースのハイパーバイザーとの違いは何でしょうか。今後はNitor Hypervisorベースが主になるのでしょうか。 A. Nitro Hypervisor はKVMのコアテクノロジーをベースとして構築されており、一般的なHypervisorの機能である、CPUやメモリの分離といった仮想化機能に加えて、Nitro CardなどEC2の専用ハードウェアコンポーネントを活用して、Hypervisorとしてより軽量に、仮想化インスタンスに対して一貫したパフォーマンスを提供できるように作られています。今後、新しいインスタンスタイプのほとんどがNitro Hypervisorを使用する予定です。Nitro Hypervisorに関しては、下記のFAQも参照ください。 https://aws.amazon.com/jp/ec2/faqs/#Nitro_Hypervisor Q. Public IPのユースケースがよくわかりませんでした。Public IPが変わっても、ALBの設定に連動するのでしょうか? A. EC2インスタンスをインターネットと通信する要件がある場合、1) VPCのサブネットにインターネットゲートウェイ(IGW)をアタッチする(このサブネットを「パブリックサブネット」と呼びます)のに加え、2) EC2インスタンスがインターネットから通信可能なIPアドレスを持つ必要があります。この2)を実現するひとつの方法がPublic IPアドレスです。Public IPアドレスを付与するかどうかはEC2インスタンス起動時のオプションで指定することができます。 後半のご質問は対象のEC2インスタンスがALBのバックエンドにアタッチされている場合、Public IPアドレスが変わったときどうなるか、というご質問としてお答えします。この場合、ALBに登録したインスタンスの設定を変更する必要はありません。これはALBはバックエンドEC2インスタンスをPublic IPアドレスの単位で管理しておらず、EC2インスタンスそのものとして管理しているためとお考えください。補足として、EC2インスタンスの稼働中にPublic IPアドレスは変更されることはなく、停止して起動するタイミングでのみ変更されます。このとき、インスタンスの停止中もALBからの登録状態は継続されます。 Q. Webサーバーなどのアプリケーション利用ではAMDのCPUは、有用性はありますでしょうか? A. 利用するアプリケーションの性能要件をAMDのCPUでも満たすことさえできれば、Intel版の同等のインスタンスタイプに比べてオンデマンド価格で10%程度安価にご利用頂くことが可能であり、コスト面でとても有用と思われます。 Q. 利用中のEC2で、armアーキテクチャのCPUに変更は可能ですか? A. 従来のx86とARMではCPUアーキテクチャが異なり、稼働するOSやアプリケーションもそれぞれのアーキテクチャに対応したものである必要があります。その為、利用中のEC2がx86アーキテクチャの場合は、インスタンスタイプの変更でARMアーキテクチャのA1インスタンスに変更するような事は行えません。OSからARMアーキテクチャのものを使用して構築して頂くことになります。 Q. Elastic […]

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