Amazon Web Services ブログ

Category: AWS Fargate

AWS サーバレスサービスで実現するラーメン山岡家のキッチンオペレーション効率化

本ブログ記事は、株式会社丸千代山岡家様と AWS Japan が共同執筆したブログです。AWS Summit Japan 2025 での展示内容をもとに、従来の厨房タイマー装置が抱えていた視認性の問題や熟練職人への依存といった課題を、AWS Fargate や Amazon ElastiCache Serverless 、Amazon Bedrock などのサーバレスサービスを活用してどのように解決したかを詳しく解説しています。記事では、導入によりスタッフのスキル習得期間が 500 日から 350 日に短縮され、提供時間も平均 30 秒削減されるなど、具体的な成果を示しながら、外食産業におけるデジタルトランスフォーメーションの実践例として紹介しました。

SOCI Index Manifest v2 を用いた一貫性のある Amazon ECS デプロイメントの実現

この記事では、新しく導入された SOCI Index Manifest v2 について紹介します。SOCI (Seekable OCI) は、コンテナイメージの遅延読み込みにより、タスク起動時間を短縮します。SOCI Index Manifest v2 では、コンテナイメージと SOCI インデックスの間に明示的な関連付けを構築することで、デプロイメント中の予期しない動作を防ぎ、より一貫性のあるデプロイメントを実現します。

Amazon ECS MCP Server を用いたコンテナデプロイメントの AI 支援と自動化

Amazon ECS MCP Server を用いたコンテナデプロイメントの AI 支援と自動化

この記事では、Amazon ECS アプリケーション構築のための MCP サーバーである Amazon ECS MCP Server について紹介します。Amazon ECS MCP Server を使用すると、開発、デプロイメント、運用、トラブルシューティング、廃止といったコンテナアプリケーションのライフサイクル全体を、自然言語を使用して効率化することができます。

ソニー銀行が勘定系システム全体をAWSに移行 – 同行が管理する全てのシステムがクラウドに

ソニー銀行株式会社(以下、ソニー銀行)は 2025 年 5 月、同行の勘定系システム全体のアマゾンウェブサービス(以下、AWS)への移行を完了しました。
この新勘定系システムは、主要コンポーネントとしてコンテナ向けサーバーレスコンピューティングサービス AWS Fargate を活用したクラウドネイティブなアーキテクチャで設計されており、マイクロサービス化することで機能拡張にも柔軟に対応可能なシステム基盤上に構築されています。さらに、API(アプリケーション プログラミング インターフェイス)を通じて他のシステムとも容易に接続が可能であるため、アプリケーションの拡張性と柔軟性にも優れています。アプリケーション開発に関しても、ライフサイクル全体の効率的な管理を行う AWS Code サービス群を利用した継続的インテグレーション / 継続的デプロイメント(CI/CD)パイプラインを構築することで開発工程を自動化し、より短い時間での機能拡張や新サービスのリリースを可能にしています。
本ブログでは、ソニー銀行のこれまでのクラウドジャーニーと、今回 AWS で稼働を開始した新勘定系システムの全容を紹介します。

変数と JSONata を使った AWS Step Functions での開発者エクスペリエンスの簡素化

AWS Step Functions において、変数と JSONata データ変換が導入されました。変数により、開発者は 1 つのステートでデータを割り当て、その後のステップで参照できるようになり、複数の中間ステートを経由してデータを受け渡す必要がなくなったため、ステートのペイロード管理が簡素になります。オープンソースのクエリおよび変換言語である JSONata により、日付と時刻の書式設定や数学的演算などの高度なデータ操作と変換できるようになりました。

Amazon CloudWatch Logs Insights を用いたAmazon ECSライフサイクルイベントの効果的な分析

本記事では、Container Insights や Amazon EventBridge 、あるいはその両方を使用して、Amazon CloudWatch Logs Insights のクエリを通じて Amazon ECS のサービスイベントを効果的に分析する方法を紹介します。Container Insights は Amazon ECS のライフサイクルイベントを Amazon CloudWatch Log Group に保存することができ、イベントを遡って分析することが可能となり、運用効率が向上します。これにより、Amazon CloudWatch Logs Insights を使用したインシデント後の分析が可能になります。