Amazon Web Services ブログ

【Inter BEE 2022 ※情報更新】AWS ブースのご紹介

AWS は、2022 年 11 月 16 日(水)〜 11 月 18 日(金)にわたって幕張メッセで開催される Inter BEE 2022 に出展します(幕張メッセ ホール 6 小間番号:6114)。AWS ブースでは、「コンテンツ制作」、「放送」、「メディアサプライチェーン&アーカイブ」、「Direct-to-Consumer&ストリーミング」、「データ活用&分析」をカバーする形で、18 社のパートナーと、クラウドを活用したメディアソリューションを展示します。
Inter BEE 開催期間中、AWS ブースにて展示のハイライトや特別ゲストによるクラウド活用の事例紹介セッションを行います。また、幕張メッセ内国際会議場 103 会議室にて、国内外からのゲストを招き AWS メディアセミナーを実施いたします。セッションの詳細、ご登録はこちらをご確認ください。
本ブログ記事では、ブース内展示のうち、AWS 展示コーナーの概要をご紹介します。

AWS 展示コーナーの概要

【コンテンツ制作】

クラウド編集:Camera to Cloud と AWS で実現するクラウドプロダクション

Camera to Cloud ソリューションを活用し、ラッシュチェック、オフライン、グレーディングをクラウドで実現する End to End の制作ワークフローを展示します。カメラで撮影した映像をクラウドに転送し、プレビュー、オフライン編集を実現するとともに、コンフォーミング、グレーディングもクラウドで可能になってきました。Camera to Cloud ソリューション、プロキシオフライン編集、Davinci Resolve Studio 18、NICE DCVAmazon EC2 の GPU インスタンスを利用したクラウド映像制作環境をご紹介します。

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【放送】

イノベーションを加速する ”Media Lab” のご紹介

本展示コーナーでは、AWS の Media 関連サービスの検証をするにあたり、実機環境から実際に映像ストリームをクラウドに送り込むことを可能とする設備を有する ”Media Lab” についてご紹介します。”Media Lab” の概要のご紹介から今後 ”Media Lab” を利用した取り組みについてご説明を行います。
また、現在クラウドを用いた高解像度映像の処理を実装するチャレンジがライブプロダクションやマスター送出など様々なワークロードで行われており、デモでは AWS Cloud Digital Interface (CDI) と連携する ”高解像度映像の視聴” をその 1 つの例としてご体験いただくことを可能とします。

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Media Replay Engine:AWS ML サービスによるハイライトとリプレイの自動作成

Media Replay Engine(MRE) は、AI/ML サービスを使用して自動的にビデオクリッピング、リプレイ(ハイライト)生成を行うソリューションです。AWS の AI サービスである Amazon RekognitionAmazon Transcribe、および Amazon SageMaker を使用することで Web、モバイル、テレビなどと統合できるタイムリーなコンテンツを配信するためのサーバーレス フレームワークを提供しています。MRE を使用すると、オーケストレーション、データの移動、永続性について考えることなくビデオクリッピングに関する独自のロジック構築に注力することができます。こちらの展示では MRE の Web インターフェースを触りながらソリューションをご確認いただけます。

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【メディアサプライチェーン&アーカイブ】

AWS Snowball Edge と Snowcone の実機展示

クラウド上にオフラインでデータ転送することができるデバイス、AWS Snow Family を展示します。タンパープルーフ設計の筐体、Amazon Kindle と同様の e-ink ディスプレイを備えたデバイスを体験ください。特に AWS Snowcone は、コンパクトな筐体、バッテリー駆動、AWS DataSync Agent のプリインストールなどの特徴も備え、エッジでデータ収集し AWS に転送するなど、これまでにない使い方/事例も生まれています。Snowcone の実機を触りながら、新しいアイデアや活用法について検討いただける場を提供します。他にも Amazon S3, Amazon FSx Family, Amazon EFS などストレージ関連サービスのご相談にも対応いたします。

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Media2Cloud:ストレージ最適にメディアアセットの価値を向上

Media2Cloud は、大規模なビデオコンテンツを管理するために必要なメタデータやプロキシビデオ、画像のサムネイル等を生成し、ビデオアセットおよび関連するメタデータをクラウドに移行するための、サーバーレスなエンドツーエンドの取り込みワークフローをサポートするメディアサプライチェーンソリューションです。Amazon Rekognition、Amazon Transcribe、Amazon Comprehend、および Amazon Textract を使用することで、お客さまは機械学習の専門知識なしで、ビデオコンテンツからメタデータを抽出、分析することができます。Media2Cloud には、ビデオコンテンツの取り込みとメタデータの抽出プロセスを迅速に開始できるようにするための、シンプルな Web インターフェースも含まれています。
こちらの展示では Web インターフェースを触りながら Media2Cloud の機能をお試しいただけます。

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【Direct-to-Consumer&ストリーミング】

AWS Edge & Elemental ライブ及びオンデマンド動画配信ソリューション

デジタルコンテンツの作成、変換、配信の迅速かつ容易な実行のために AWS が提供する動画配信ソリューションを、AWS Media ServicesAmazon IVSElemental Link 及び Elemental Live を中心に Amazon CloudFront を含めたワークフローに沿ってご紹介します。
トークンを使ったセキュアなメディアデリバリやダイナミックな広告挿入を組み込んだエンド・ツー・エンドのストリーミング、ライブ及び VOD コンテンツからコスト効率の高いリニアチャンネルを提供するチャンネルアッセンブリ、超低遅延かつインタラクティブなマネージド型ライブビデオストリーミングサービス、さらに JPEG XS を使った AWS CDI による高品質ハイブリッドビデオワークフローなど、多彩なソリューションを御覧いただけます。

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【データ活用&分析】

Streaming Video Analytics:ビデオサービスの品質を分析

Streaming Video Analytics は、Amazon Kinesis Data AnalyticsAmazon Timestream、および Amazon Managed Grafana を使用した、ビデオサービスの品質を分析するためのソリューション例になります。こちらのソリューションは、モバイルやセットトップボックスなどのビデオ再生デバイスからのメトリクスを収集し、Amazon Kinesis Data Analytics で分析し、Amazon Managed Grafana で数秒以内にビジュアルダッシュボードとして可視化します。また、収集に関してはコードを変更することなく、数百万台の同時アクセスにまで拡張、対応できます。ユースケースとしては、エンドユーザーが体験しているビデオサービスの品質モニタリング、および品質上の問題を早期に検出するような場面で使うことができます。こちらの展示では Streaming Video Analytics のリファレンスアーキテクチャのご紹介やそれを構築したデモをご用意しております。

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AWS ブースは幕張メッセ会場のホール 6 小間番号【6114】です。ぜひお越しください。

参考リンク

AWS Media Services
AWS Media & Entertainment Blog (日本語)
AWS Media & Entertainment Blog (英語)
AWS のメディアチームの問い合わせ先: awsmedia@amazon.co.jp
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このブログは Solutions Architect 安部が担当しました。