Amazon Web Services ブログ

AWS Japan

Author: AWS Japan

【開催報告】AWS Data Lake ハンズオンセミナー 秋

こんにちは。AWS ソリューションアーキテクトの上原誠(@pioh07)です。 9月21日に、「AWS Data Lake ハンズオンセミナー」を開催いたしました。前回行ったワークショップの3回目となります。前回も盛況でしたが、今回も80名近くのお客様にご参加頂きました。 はじめに、AWSにおけるデータ活用のベストプラクティスであるAmazon S3を中心とした Data Lakeについて解説し、ビッグデータ分析基盤の考え方として有名なラムダアーキテクチャの解説を行いました。 当イベントでは、AthenaやRedshiftのAWSサービスを駆使して実際にラムダアーキテクチャを構築してみる、というのがゴールです。とはいえすべてを構築し切るのはボリュームが大きいため、コース別に取り組めるようにハンズオンコンテンツを用意しました。最初にコースの説明を行い、出席いただいたお客様ご自身の課題に合わせてコースを選択頂き、ハンズオンを行っていただきました。今回、参加者も多くいらっしゃいましたので、サポートするソリューションアーキテクトも4名で対応させていただきました。 今回参加できなかった方も、ソリューションアーキテクトのサポートを受けながらハンズオンを行いログ分析を初めてみてはいかがでしょうか?   次回は冬ごろに開催予定です。ご参加お待ちしております。

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接続されたデバイスの異常な動作をAWS IoT Device Defenderを利用して検知する

HBOの人気シリーズSilicon Valleyでは、Gilfoyleが冷蔵庫をハックして悪意あるソフトウエアが実行されるシーンが登場します。これはテレビや映画に限ったことではなく、現実世界でも実際に起きうるシナリオです。 この様に侵入された冷蔵庫は許可されていないエンドポイントにカスタマーの情報を送ることが可能です。 ネットに接続された冷蔵庫などのデバイスは、IoTアプリケーションの安全な動作を保証するために保護する必要があります。 しかし、接続されたデバイスのセキュリティを企業が管理することは難しいことです。 すべてのセキュリティ対策が施行されているにもかかわらず、Gilfoyleの様なハッカーは、繰り返し接続されたデバイスに侵入する可能性があります。 この様な出来事にタイムリーに対応するには、侵入したデバイスを検出することが不可欠です。 AWS IoT Device Defenderは、デバイス上で実行するエージェントと連携して、デバイスの異常動作を検出し、必要な処置を実行できます。

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SAP HANAを使用したAWSデータレイクに対するフェデレーテッドクエリの実行

この記事は、Amazon Web Services (AWS)でソリューション アーキテクトを務めるHarpreet Singhによるものです。 アバディーンの調査によると、データレイクを導入している組織は、類似企業に比べて有機的収益成長率が9%上回ることが明らかになっています。 データレイクは、これらの企業がデータから有意義な洞察をする能力を得て、競合他社と差別化を図るための行動を促進します。 耐久性とコスト効率を備えたAmazon Simple Storage Service (Amazon S3)は、AWSデータレイクのストレージ層として使用する魅力的な理由があります。これらのお客様の多くは、SAP HANAベースのアプリケーションをAWS上で導入しており、SAP HANAとAmazon S3ベースのデータレイクにあるデータを使用した分析基盤を構築して、分析実行には主にSAP HANAを使用したいと考えています。

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AWS CloudFormation を AWS Lambda によるマクロで拡張する

今日(2018/9/6)、AWS CloudFormation の強力な新機能である マクロ (Macros) を紹介できることを嬉しく思います。開発者は CloudFormation マクロ を使って CloudFormation テンプレートのネイティブ記法を拡張できるようになりました。これは AWS Lambda による変換処理を呼び出すことで実現されています。みなさんご存知の Serverless Application Model も同様のテクノロジで実現されていますが、今回の機能は、変換処理を、あなたのアカウントの、あなたが作成した Lambdaファンクションを使用して、完全にカスタマイズすることができます。(AWS初心者の方へ)CloudFormation はインフラストラクチャを (YAML や JSON の) コードでモデリングし定義するために重要なツールです。CloudFormation は AWS 全体とそのサービスが依存するコアな構成要素です。

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AWS Innovate Container Live Day 開催 2018年9月11日

みなさん。こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン プロダクトマーケティング エバンジェリストの亀田です。 8月28日より開始されている、大規模オンラインカンファレンス、AWS Innovate Japan 2018、楽しんでいただいておりますでしょうか。 ML Live Day、IoT Live Dayに続き9月11日(火)は、Container Live Day です。Containerトラックの登壇者に対して直接質問を投げることができます。12時15分より開催されます。 クラウドコンピューティングにより、ITの生産性が向上し、アプリケーション開発手法の進化を迎えている昨今、多くの企業が自社の競争力を高める上で継続的インテグレーションと継続的デリバリーの実現が不可欠であることを認識しており、コンテナはそれらを強力に推進する技術の一つです。本トラックではコンテナ技術の本番環境利用に焦点をあて、AWS が提供するコンテナサービスとその事例を学んでいきます。 Containerトラックでは、6セッション用意されています。 オープニングセッションとその次のセッションでは、コンテナという技術が注目される背景や、マイクロサービス、オーケストレーションサービスといった用語の整理とAWSが提供しているコンテナ関連サービスのまとめをお届けします。 そして、お客様公開事例のご紹介、 OSSベースのKubernetesのマネージドサービスであるAmazon EKSや、サーバーやクラスターを管理することなくコンテナの実行環境を実現するAWS Fargate、そしてそれらを活用したCI/CD方法についてご紹介します。こちらにセッション概要がありますので、ご興味があれば是非ご覧ください。 https://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/aws-innovate/sessions/ – プロダクトマーケティング エバンジェリスト 亀田  

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インパクトのある Amazon QuickSight のダッシュボードを、パラメーター・コントロール・URL アクションを使って構築する

Amazon QuickSight は今年の 5 月に、パラメーター、コントロール、そして URL アクションの機能をサポートしました。このブログ記事では、いくつかのサンプルビジュアルの作成を通じて、これらの機能を利用したインタラクティブなダッシュボードの作り方について説明します。 各機能の概要 パラメーターは、ダッシュボードにおける「変数」をさします。パラメーターを利用することで、フィルタリング、What-if 分析、ドリルスルーといった機能を Amazon QuickSight で実現できるようになります。パラメーターを作成したら、それを変更するためのコントロール UI を設置します。ドロップダウン・スライダーバー・テキストボックス・日付セレクターなどの UI を通じて、ダッシュボードを見る人がパラメーターを自由に変更できます。このパラメーターはダッシュボード内のすべてのビジュアルに対して反映されます。 パラメーターおよびコントロール UI を実際にビジュアルに反映させるためには、フィルター、計算フィールド、URL アクションなど中で、このパラメーターを参照しておく必要がある点に注意してください。そうすればダッシュボードを見た人が、コントロール UI を通じてパラメーターを変更し、ダッシュボード上でインタラクティブな分析を行えるようになります。またコントロール UI を設置しない場合には、ダッシュボードの URL を通じて、パラメーターの値を指定することもできます。こちらの詳細に関しては、Amazon QuickSight のドキュメントをご覧ください。 URL アクションにより、ビジュアル内の要素に対して URL を付与し、そこから新しいWebページに誘導することができるようになります。もちろん URL に対して特定の値を引き渡すこともできます。簡単な例として、データの中に URL を含んだカラムがあったとしましょう。この場合、ビジュアル内のデータポイントをクリックすると、当該カラムに含まれる URL が開くように URL アクションを設定することができます。指定した URL を開くだけでなく、mailto: のような URI を指定することで、メール作成画面を開くアクションを作成できます。より詳細については、Amazon QuickSight のドキュメントをご覧ください。 それではいくつかのユースケースを通じて、これらの機能の使い方をみていきましょう。 ユースケース 1: ダッシュボードに簡単なフィルタコントロールを追加 Amazon QuickSight では、ダッシュボード内の […]

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AWS Systems Manager の新しい Automation アクションの使い方を紹介

AWS パートナー の Onica によるゲストポストです。Eric Miller (VP of Solutions Development for Onica) が書きました。 AWSのDevOpsコンピテンシーパートナーとして、Onicaはお客様に対し、様々な自動化への挑戦をサポートしてきました。最も重要なツールの一つに AWS Systems Manager があります。AWS Systems Manager はお客様プロジェクトにおけるリソースとアプリケーションの管理をシンプルにし、かつAWSのインフラをセキュアに、信頼性高く、スケーラブルに運用することを容易にしてくれます。Systems Managerは多くのメリットをお客様に提供します。リソースのグループ化、インスタンスの自動メンテナンス、そしてオンプレミスの物理サーバや仮想サーバの管理も。こういった機能によってお客様のビジネス課題の多くを解決することができます。たとえば: 問題検知にかかる時間の短縮 問題に対する対応の自動化(解決までにかかる時間を秒単位にすることも可能) AWSインフラストラクチャの可視性とコントロール性の改善 セキュリティとコンプライアンス対応の自動化 AWS Systems Managerが持つツールのうち、最も有用な機能の一つが AWS Systems Manager Automation です。これは AWS のマネージドサービスで、Automation Jobs を使用して、よく実行される操作やシステムメンテナンスタスクをシンプルにします。Systems Manager の 自動化ドキュメント (Automation documents) で利用可能なアクションは最近まで 15 個でしたが、今回 AWS Systems Manager Automation のチームは 3 つのオフィシャル Automation アクションを公式にサポートしました。これらの新しいアクションは […]

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AWS Innovate IoT Live Day 開催のお知らせ

みなさん。こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン プロダクトマーケティング エバンジェリストの亀田です。 AWS Innovate Japan 2018、楽しんでいただいておりますでしょうか。AWS Innovate Japan 2018 は8月28日から10月10日まで開催されている大規模オンラインカンファレンスです。 そして、明日9月4日は IoT Live Day です。IoT トラックの登壇者に対して直接質問を投げることができます。IoTをこれから始めるかたも、すでに使っていらっしゃる方も、ぜひこれを機に疑問を解消してしまいましょう。12時15分より開催されます。 IoT を、ビジネス課題の解決に本格的に導入を検討されているお客様が増え、工場、ビル、店舗、製品など、あらゆる方面での適用が始まっています。。一方で、IoT を導入する上では、センサーやエッジ、ネットワーク、データ収集、双方向通信、デバイス管理、データ分析・可視化など様々な要素を検討する必要がございます。本トラックでは、IoT で基本となる各機能について、事例などをふまえつつ、AWS が提供する IoT ソリューションについて紹介いたします。本トラックを通して見ていただくことで、広範囲な IoT 技術を学ぶことができます。 IoT はまだ企業にとって新しい技術群を含み、その実験などが必要となるケースも多くあります。実験の実施においては、初期費用不要で、必要な分だけ IT リソースをプロビジョニングできるクラウドは非常に相性がよく、IT リソースを自前で抱えるオンプレミス型 IT では時間のかかった投資への計画及びその正当性の精査、等の時間を短縮することができます。 IoT トラックでは、6セッション用意されています。 オープニングとその次のセッションでは AWS がご提供している IoT ソリューションについてのご紹介をします。 そして、そして Amazon FreeRTOS という電力消費の少ない小型エッジデバイスのプログラミング、デプロイ、保護、接続、管理を簡単にするマイクロコントローラー向けオペレーティングシステム、大量に存在するデバイスの効率的な管理を実現するサービスである AWS IoT Device Management、AWS Greengrass というエッジコンピューティングを実現させるサービス、連続的かつ大量に蓄積されるデータの効率的な解析を実現させる、AWS IoT Analytics […]

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.NET Frameworkのためのカスタムビルド環境でAWS CodeBuildを拡張する

.NET Framework用のカスタムCodeBuildビルド環境の作成方法について説明している、この素晴らしいブログを書いたMicrosoftプラットフォーム担当シニア・ソリューション・アーキテクト、Greg Eppelに感謝します。 — AWS CodeBuildは、ソースコードをコンパイルし、テストを実行し、展開可能なソフトウェアパッケージを生成する、フルマネージドなビルドサービスです。 CodeBuildは、Android、Go、Java、Node.js、PHP、Python、Ruby、Dockerなどのプログラミング言語とランタイムのためのビルド環境を提供します。 CodeBuildは、Microsoft Windows Serverプラットフォーム用のビルドもサポートしています。これには、Windows上の.NET Core用にあらかじめパッケージ化されたビルド環境も含まれます。アプリケーションで.NET Frameworkが使用されている場合は、独自のDockerイメージを使用して、Microsoftの.NET Frameworkクラスライブラリを含むカスタムビルド環境を作成する必要があります。この手順が必要な理由については、よくある質問を参照してください。この記事では、.NET Frameworkアプリケーション用のカスタムビルド環境を作成し、この環境を使用するようにCodeBuildを設定する手順を説明します。

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AWS IoT Core がお客様に提供する Symantec の認証局無効化の対応方法

NOTE: このブログの投稿は、AWS IoT Core に接続するブラウザとモバイルアプリに関連する重要な公開鍵暗号基盤(PKI)の問題について記します。公開鍵証明書と TLS に関する情報については、High Performance Browser Networking の Chain of Trust and Certificate Authorities を参照してください。 概要 Google, Apple および Mozilla は、2018年10月より、AWS IoT Core がサーバ証明書の署名に利用する VeriSign クラス 3 Public Primary G5 ルート CA 証明書 を含む、あらゆるシマンテック社のルート認証局(CAs), の信頼性を無効化すると発表しました。詳細は Google の発表、Apple の発表、Mozilla の発表を参照してください。 もはやこれらの CA 証明書を含まないという決定は モバイル OS や ブラウザによって提供されるトラストストアに依存するモバイル及び Web アプリケーションに影響します。ユーザはブラウザ内で警告の通知を見るかもしれません。モバイルアプリは AWS IoT Core のエンドポイントとの接続を確立できなくなるかもしれません。 CA […]

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