Amazon Web Services ブログ

Category: Best Practices

誰もが忙しい。では、変革する時間があるのは誰なのか?

ある企業は、未来に向けて変革したいと考えています。変革がなければ、破壊的な競合他社に脅かされるか、顧客にサービスを提供できなくなります。しかし、従業員が日々の仕事に忙殺されているため、変革に着手できません。変革には努力が必要です。また、プロセスを変更すると同時に、そのプロセスを使ってビジネスを運営しなければなりません (「自転車に乗りながらタイヤを交換する」という問題)。新しいスキルの習得、新しいクラウド環境の準備、ビジネスプロセスの変更、企業の再編成など、変革に必要な作業を、同じプロセスで忙しくしている間に誰が行うのでしょうか?

サードパーティ拡張による AWS CloudFormation と AWS CDK の機能強化

サードパーティ拡張による AWS CloudFormation と AWS CDK の機能強化

AWS CloudFormation や AWS Cloud Development Kit (AWS CDK) でサードパーティのリソースを管理できることをご存知でしょうか?AWS CloudFormation パブリックレジストリでは、CloudFormation 拡張機能を検索可能な形で提供し、簡単に見つけて CloudFormation テンプレートと AWS CDK アプリケーションでプロビジョニングできます。GitLab、Okta、PagerDuty などの新たな素晴らしいパートナーが数多くパブリックレジストリに追加されています。

Amazon VPC Lattice と VMware Cloud on AWS によるアプリケーションネットワークのシンプル化

モダンアプリケーションは、モジュール式かつ分散型のコンポーネントで構築されています。お客様は、特にハイブリッドクラウド環境において、サービスコンポーネント間のアプリケーションネットワーキングをシンプル化する柔軟な方法を求めています。
VMware Cloud on AWS を利用することで、お客様はオンプレミスの vSphere 環境からのワークロードとアプリケーションをシームレスなハイブリッドクラウド体験で Software Defined Data Center (SDDC) に簡単に移行できます。
お客様がワークロードを VMware Cloud on AWS に移行するにつれ、SDDC 上で実行されている既存のアプリケーションと、ネイティブ AWS サービスを使用してデプロイされた新しいサービスとの間のサービス間接続の要件に対処することが不可欠となっています。
異なるAWSアカウントや Amazon Virtual Private Cloud (VPC) 間のサービス接続をサポートするために、お客様は通常、VPCピアリング、AWS Transit Gateway、AWS PrivateLink、サービスメッシュプロキシなど、追加のネットワーキングサービスとコンポーネントをプロビジョニングする必要があります。
さらに、複数の AWS アカウントと VPC を持つお客様は、重複する CIDR ブロックや環境分離の要件などの課題に直面することが多く、これらはサービス間のアンダーレイとなる IP 接続性の構築に追加の複雑さを課しています。
この記事では、Amazon VPC Lattice が SDDC やクラウドネイティブ環境全体のサービス間通信を、アンダーレイネットワークの複雑さを抽象化しながらシンプル化する方法を見ていきます。また、VPC Lattice を活用して、VMware Cloud on AWS からクラウドネイティブサービスへアプリケーションをシームレスに変換、移行できることも説明します。

ITを乗り越えれば、イノベーションがやってくる

企業は、コスト構造、市場投入のスピード、提供する商品の質を改善するために研究開発(R&D)に投資しています。研究開発費は、ヘルスケア、製薬、テクノロジー業界のように、研究活動が製品ロードマップと連動している業界で最も高くなります。これらの業界では、通常、売上の10%から15%をイノベーションに充てています。しかし、その他の業界では、売上の0.5%から3%しか研究開発に割り当てられず、短期的な技術インフラのニーズや業界のトレンドによって増減する裁量的支出となっています。これらの企業は、プロセスからサプライチェーン、オペレーションに至るまで、ビジネスの一部をデジタル化し始めています。イノベーション能力は企業の成功に不可欠であり、クラウドはそれを実現する最良の手段です。