Amazon Web Services ブログ

Tag: AWS for Games

Amazon FSx for OpenZFS でデータキャッシュを共有し、 Unreal Engine のパフォーマンスを向上させる

大規模で没入感のあるゲームの開発において、効率的なアセット取得とパフォーマンス最適化を確実にするために、キャッシングは不可欠です。例えば、Unreal Engine はこの目的のために派生データキャッシュ (Derived Data Cache (DDC)) と呼ばれるメカニズムを使用します。クラウドで共有 DDC を構成すると、仮想ワークステーションをより高速な応答時間とより効率的な開発プロセスで補完します。

AWS 上での Unreal Engine 開発の始め方

UGC の出現によりゲーム業界は目まぐるしく変化し続けており、すべての人が参画できるようにゲーム開発を民主化することが重要です。Epic Games の Unreal Editor for Fortnite はゲーム開発の民主化への一歩です。UE、UEFN あるいはその他の開発ツールなどツールに関わらず、ゲーム開発ではハードウェア面とコスト面の課題が依然として存在します。これは小さいゲーム会社や個人クリエイターにとっては制約になる可能性があります。AWS は Amazon WorkSpaces、Amazon AppStream と Amazon EC2 などいくつかのクラウドベースのソリューションを提供しています。これらのソリューションは、ゲーム開発上のハードウェア面とコスト面の課題に対処しゲーム開発をよりユーザ重視にすることで、拡張性とコスト効率の向上をお手伝いします。

AWS for Games GDC 2023 セッションレポート

AWS では AWS for Games という名前でゲームを構築 ( BUILD )、運営 ( RUN )、成長 ( GROW ) させることを支援する目的で構築されたソリューションを用意しています。これにはクラウドゲーム開発、ゲームサーバー、ライブ運用、ゲーム分析、 AI と機械学習、などのソリューション分野が含まれ、新しいソリューションと機能を発表し続けています。
GDC からしばらく経ちましたが、改めて GDC で開催されたセッションを要約しつつ、これら BUILD, RUN, GROW の観点からAWSのサービスがどうお客様を支援出来るかを見て行きたいと思います。本稿では主に BUILD にあたる、インゲームコンテンツの制作・管理について書いていきます。