Amazon Web Services ブログ

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Amazon OpenSearch Service と Amazon S3 のゼロ ETL 統合によるデータ可観測性のモダナイズ

私たちは、バージョン 2.13 以降のドメインで Amazon OpenSearch Service の Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) とのゼロ ETL 統合の 一般提供開始を発表できることを喜ばしく思います。
この統合により、お客様は Amazon S3 と Amazon S3 ベースのデータレイクに格納されているオペレーショナルログを、ツールを切り替えることなくダイレクトクエリできるようになりました。
OpenSearch Service と S3 データセットにまたがってクエリを実行することで、運用とセキュリティイベントの包括的な分析を行うことができます。
OpenSearch Service との新しい統合により、AWS のゼロ ETL ビジョンが実現され、データの複製や複数の分析ツールの管理による運用の複雑さが軽減されます。

【寄稿】Amazon FSx for NetApp ONTAP イミュータブルバックアップの利用でランサムウェア対策の強化

ランサムウェアは、データを標的にして暗号化し、身代金を支払うまで所有者がアクセスできないようにするサイバー攻撃の手法です。従来のバックアップ手段は効果的ですが、万全な対策ではありません。最近のランサムウェアはバックアップそのものを暗号化するように設計されており、ランサムウェアによるバックアップサイトにも被害が発生した場合、データを復旧することはさらに難しくなります。
ランサムウェア対策の観点でイミュータブルバックアップの存在意義は、いつでもファイルを復元できるということであり、復元しようとしたときにファイルが壊れていたり暗号化されていたりして、バックアップ・ソフトウェアが実際に正しく動作するかどうかを心配する必要がないということです。

【寄稿】サイバーレジリエンスとはなにか?

皆様はサイバーレジリエンスという言葉に聞き覚えはありますか?企業のデジタル化が進む中、ビジネスにおける IT 部門の担う責任は日々重くなってきています。これまではサイバーセキュリティの考え方に則った、被害をどう防いでいくかに焦点を当てた「防御」の考え方に大きく注目が集まっていましたが、際限のない投資が必要なことから「セキュリティ疲れ」とも呼ばれる反動が起きています。そこで昨今では「防御」だけではなく、被災することを前提としてそこからいかに迅速に「回復」・「復旧」するかという「サイバーレジリエンス」という考え方が注目を集めています。

週刊生成AI with AWS – 2024/6/10週

週刊生成AI with AWS, 今週後半の天気がとても気になる2024年6日17日号 – レアジョブテクノロジーズ株式会社様、ファーストトレード様、KDDIアジャイル開発センター株式会社様、JFEエンジニアリング株式会社様の国内事例公開、AWS Japanスタッフが作ったPartyRockアプリの紹介ブログ、マーケティング分野への生成AI応用についてのブログなどを公開。サービスアップデートではCloudTrail Lake, CloudWatchで自然言語による問い合わせが可能に、AWS Audit Managerの生成AI対応などをおしらせ

誰でも簡単に生成 AI を活用! AWS Japan メンバーが作った PartyRock アプリ集

この記事では、AWS の新しいツール「PartyRock」を紹介しています。PartyRockは、自然言語による画面操作だけで生成AIを組み込んだアプリを作成でき、URLを共有するだけで誰とでも利用できるサービスです。エンジニアだけでなく、プログラミング未経験者でも気軽に生成AIを活用できます。記事では、PartyRockで作成された3つのサンプルアプリを紹介しています。1つ目は「ビデオ書き起こし要約アプリ」で、ビデオの書き起こし文から要約と質問への回答を生成します。2つ目は「生成AIモデル比べるくん」で、複数の生成AIモデルの出力を比較できます。3つ目は「気分に合わせて格言をお届けします」で、気分を入力すると適した格言と画像を生成します。