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Category: SAP

新発表 – X1インスタンスのクラスタによるSAP HANAの稼働

SAP HANAの大規模ワークロードにおける新しい利用方法をお伝えするために、私の同僚のSteven Jonesが寄稿してくれました。 — Jeff; AWSクラウド上でSAP HANAのような大規模なインメモリデータベースやインメモリアプリケーションを稼働させるため、Amazon EC2 メモリ最適化インスタンスファミリーに新しいX1インスタンスタイプとして、2TBのRAMを搭載したx1.32xlargeの利用開始を5月に発表しました。 X1インスタンスのシングルノード構成でのSAP HANAにおけるSAP認定取得を同時に発表し、それ以来、SAP S/4HANAとSuite on HANAといったOLTP、またBusiness Warehouse on HANAにBIといったOLAPにおける幅広い用途で、世界中の多くのお客様にご利用いただいています。とはいえ、クラスタ化されたX1インスタンスによるスケールアウト構成でのSAP HANAの提供のご要望も多くいただいていました。 SAP認定プロセスに応じたSAP HANAスケールアウト構成の広範囲なテストとベンチマークを終え、本日、高度に最適化された次世代データウェアハウスSAP BW/4HANAの新発表と同時に、X1インスタンスの最大7ノード、つまり14TBのRAMに対応したSAP BW/4HANAを含むOLAPシナリオの大規模スケールアウト構成におけるSAP認定取得を発表できることを嬉しく思います。 拡張性、柔軟性、コスト効果の高いSAP社の新しいフラッグシップのデータウェアハウスであるSAP BW/4HANAのローンチを私たちがサポートできることに非常に興奮しています。 以下は7台のX1インスタンスで稼働する大規模(14TBメモリ)なスケールアウト構成を表示したSAP HANA Studioのスクリーンショットです: そして、これはほんの始まりに過ぎません。私たちは他のサイズでのX1インスタンスを利用可能にする計画があり、より大きな50TBメモリまでのクラスタ構成を研究室でテストしています。もし、14TBメモリを超える大規模なスケールアウト構成が必要な場合は、ご支援しますので、ぜひご相談ください。 コストと複雑性の削減 多くのお客様が複数のR3インスタンスによるスケールアウト構成でSAP HANAを稼働してきました。今回の新しい認定により、コストと複雑性の両方が削減できる、より少ないインスタンス数での大規模スケールアウト構成に統合できる可能性があります。統合戦略における詳細はSAP HANA Migration Guideをご参照ください。 柔軟性のある高可用性オプション AWSプラットフォームでは、可用性が求められるSAP S/4HANAやSAP BW/4HANAのような環境で使われる重要なSAP HANAを保護するために、お客様のご要望に応じた様々なオプションを提供しています。実際に、従来型のホスティングプロバイダーやオンプレミスのスケールアウト構成でSAP HANAを稼働しているお客様からは、ハードウェア障害に迅速に対応できるように予備のハードウェアやスタンバイノードを購入し非常に高額なメンテナンス契約料を支払わなければならない、とよくお伺いします。他には、残念ながら、何も起こりませんようにと祈って、この余分なハードウェアをなしで済ませようとされています。 AWSプラットフォーム上で活用されている便利なオプションの一つは、Amazon EC2 Auto Recoveryと呼ばれるソリューションです。AWSに起因するハードウェア障害や問題が発生したときに自動的に正常なホスト上で復旧するよう、EC2インスタンスを監視するAmazon CloudWatch アラームを簡単に作成できます。復旧されたインスタンスは、アタッチされたEBSボリュームやホスト名、IPアドレス、AWSインスタンスIDなどの構成情報も元のインスタンスと同じものです。Amazon CloudWatchの標準料金(例えば、米国東部では月当たりアラームごとに0.10ドル)が適用されます。実質、ハードウェア異常への迅速な復旧のために、私たちの持つ空いているキャパシティをすべてお客様の予備機として活用することが可能です。 開始方法 最新のAWS Quick Start Reference Deployment for SAP HANAを使うことで、十分にテストされたX1インスタンスでのシングルノード構成、およびスケールアウト構成のSAP […]

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EC2のX1インスタンス – メモリー重視のワークロードに対応可能

多くのAWSのお客様はメモリー性能を必要とするビッグデータ、キャッシング、および分析系のワークロードを実行しており、増え続けるメモリー量に対応したEC2インスタンスについてのご要望をいただいていました。 昨年の秋、初めて新しいインスタンスタイプX1についての計画をお伝えしました。今日、このインスタンスタイプのインスタンスサイズx1.32xlargeが利用可能になったことを発表します。このインスタンスの仕様は以下です: プロセッサー: 2.3GHzの4 x Intel™ Xeon E7 8880 v3 (Haswell) – 64コア / 128 vCPUs メモリー: Single Device Data Correction (SDDC+1)を実現した1,952 GiB インスタンスストレージ: 2 x 1,920 GB SSD ネットワーク帯域幅: 10 Gbps 専用のEBS帯域幅: 10 Gbps (デフォルトでEBS最適化、追加料金不要) Xeon E7 プロセッサーはターボ・ブースト2.0(最大3.1GHzまで)、AVX 2.0、AES-NI、そして非常に興味深いTSX-NI命令をサポートしています。AVX 2.0(Advanced Vector Extensions)は、HPCやデータベース、ビデオ処理といったワークロードの性能を向上できます; AES-NIは、AES暗号化を使用するアプリケーション速度を向上します。新しいTSX-NI命令は、トランザクションメモリーと呼ばれる素晴らしい機能をサポートします。この命令は、並列性が高いマルチスレッドアプリケーションにおいて、メモリーアクセスを必要としたときに行われる低レベルのロックとアンロックの数を削減することで、非常に効率的な共有メモリーの使用を可能とします。 X1インスタンスは、米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、欧州(アイルランド)、欧州(フランクフルト)、アジアパシフィック(東京)、アジアパシフィック(シンガポール)、そしてアジアパシフィック(シドニー)リージョンで準備ができており、利用申請をしていただければできるだけ早く稼働させようと思っています。また、あまり遠くない将来に、X1インスタンスを他のリージョンで、および他のインスタンスサイズを提供する計画があります。 米国東部(バージニア北部)リージョンの場合、3年契約の一部前払いで1時間あたり3.970ドルでご利用いただけます; 詳細な情報はEC2の料金ページをご覧ください。今日時点で、リザーブドインスタンスとDedicated Host Reservationsを購入することができます; スポット価格は短期的なロードマップにあります。 x1.32xlargeが動いているスクリーンショットをいくつか記載します。lscpuで4ソケットにわたり128vCPUsが搭載されていることが表示されています: システム起動時のカーネルがアクセス可能な総メモリーです: topコマンドでは膨大な数のメモリーとプロセスが表示されています: エンタープライズ規模のSAPワークロードに対応可能 X1インスタンスは、本稼働ワークロードにおけるSAP認定を取得しています。SAP […]

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