Amazon Web Services ブログ

クラウドへの道しるべ:成功のための重要業績評価指標(KPI)とは

AWS のクラウドエコノミクスチームは、コスト削減、スタッフの生産性、オペレーショナルレジリエンス、ビジネスの俊敏性、サステナビリティーなど、さまざまな柱にわたってクラウド・コンピューティングのビジネス価値を訴求するクラウドバリューフレームワーク(CVF)を開発しました。私たちは、組織と密接に協力し、変革の道のりに寄り添いながら、CVF の柱に沿って成果を定量化することで、5 年間の包括的な総所有コスト(TCO)予測を提供しています。しかし、ビジネス状況の変化に応じて進捗状況を追跡し、ROI を確保することは極めて重要です。そこで重要な役割を果たすのが、主要業績評価指標(KPI)です。KPI は、インプットに基づく標準化された手法を提供し、テクノロジーとビジネスの側面から組織のクラウド成熟度を評価します。このブログでは、テクノロジー分野のKPI について詳しく説明し、後続にリリースするブログではビジネス分野のKPI について説明していきます。

VMware Cloud on AWS への AWS クラウド導入フレームワーク (AWS CAF) 適用方法

2017 年のローンチ以降、VMware Cloud on AWS を利用することで Amazon Web Services (AWS) のお客様はネイティブの VMware 仮想マシン (VM) を AWS グローバルインフラストラクチャ上で稼働させることができるようになりました。
VMware Cloud on AWS をすでに運用している、または利用する予定がある場合、セキュリティ上の特別な考慮事項があるかどうかを気にされるかもしれません。この記事では、AWS クラウド導入フレームワーク (AWS CAF) を VMware Cloud on AWS に適用する方法について説明し、セキュリティとコンプライアンスの要件を満たすために各目的をレビューし、関連する機能を適用するのに役立ちます。

Extension for Stable Diffusion on AWS で大規模に画像生成 AI を活用する

AWS では、Extension for Stable Diffusion on AWS というソリューションを提供しています。このソリューションは OSS の Stable Diffusion Web UI の拡張機能で、モデルのファインチューニングと推論をクラウド上のリソースにオフロードすることで、複数ユーザーによる大規模な利用を可能にします。この拡張機能を使用すると、お客様は Amazon SageMaker 上で Stable Diffusion のモデルトレーニング、ファインチューニング、推論を簡単に実行できます。SageMaker のマネージドな分散学習と高性能の GPU インスタンスを活用することで、必要な時だけ高パフォーマンスのリソースを利用できます。また、 CloudFormation テンプレートを使ってリソースをプロビジョニングすることで、手動設定に伴う複雑さやミスを回避できます。

Amazon Connect アプリ内通話、ウェブ通話、ビデオ通話を使用した安全な顧客情報の連携

Amazon Connect は、ウェブサイトやモバイルアプリケーションから顧客とエージェントをつなぐ新機能をリリースしました。これにより、顧客は自分のコンテキスト(ログイン情報、購入履歴など)を共有しながら、ウェブサイトを離れることなくカスタマーサポートと通話が可能になります。エージェントも顧客のコンテキストを参照できるので、よりパーソナライズされたサポートが提供可能になり、顧客体験の改善とエージェントの生産性向上が期待できます。

Amazon Bedrock と AWS Control Tower による AWS アカウント管理のモダナイズ

クラウドガバナンスに生成 AI を組み込むことで、AWS アカウントの管理をより自動化された効率的なプロセスに変えることができます。Amazon Bedrock の生成 AI 機能と、AWS Control Tower や Account Factory for Terraform (AFT) などのツールを活用することで、お客様は AWS アカウントのセットアップと管理プロセスを迅速化し、ベストプラクティスを守りながら開発工数を最小限に抑えることができます。

Weekly aws Japan edition

週刊AWS – 2024/4/15週

Claude 3 OpusがBedrockで、Llama 3がSageMaker JumpStartで利用可能に。PrivateLinkがQuickSightに対応。CloudFormationの変更セットの差分確認がより便利に。Amazon EKSのコスト詳細把握が柔軟に。AWS DRSがOutposts ラックに対応 他