Amazon Web Services ブログ

Amazon VPC CNI が拡張サブネットディスカバリーを導入

AWS の Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) を使用してアプリケーションをモダナイズする際、ユーザーはしばしばスケールに伴う IPv4 アドレス空間の枯渇という深刻な問題に直面します。ユーザーは、運用の複雑さを増やすこと無く、EKS 上の Pod に割り当てられた VPC の CIDR とサブネットをできる限り活用したいと考えています。IPv6 アドレス空間の利用が、スケーラブルなネットワークソリューションを構築するための長期的な解決策になると考えられています。しかし、他のネットワークコンポーネントやアプリケーションの IPv6 サポートの制約から、Amazon EKS ユーザーは IPv4 環境を強いられている可能性もあります。そこで、Amazon EKS ではネットワーク設定を合理化し、運用の複雑さを増やすことなく IPv4 ベースのクラスターをスケーリングできるように、拡張サブネットディスカバリーのサポートを導入しました。

誰でも簡単に生成 AI を活用! AWS Japan メンバーが作った PartyRock アプリ集

この記事では、AWS の新しいツール「PartyRock」を紹介しています。PartyRockは、自然言語による画面操作だけで生成AIを組み込んだアプリを作成でき、URLを共有するだけで誰とでも利用できるサービスです。エンジニアだけでなく、プログラミング未経験者でも気軽に生成AIを活用できます。記事では、PartyRockで作成された3つのサンプルアプリを紹介しています。1つ目は「ビデオ書き起こし要約アプリ」で、ビデオの書き起こし文から要約と質問への回答を生成します。2つ目は「生成AIモデル比べるくん」で、複数の生成AIモデルの出力を比較できます。3つ目は「気分に合わせて格言をお届けします」で、気分を入力すると適した格言と画像を生成します。

xChat アイキャッチ

寄稿:JFE エンジニアリング株式会社による生成 AI を利用した業務効率化の取り組みをご紹介

JFE エンジニアリング株式会社における生成 AI を活用したプラットフォーム「 Pla’cello xChat 」 (以下 xChat) を開発し、建設業における見積りなどの業務を効率化した事例をご紹介します。ブログの中では、プロジェクトの背景、開発体制、 AWS の活用方法についても解説します。

CDK Watch を活用した開発速度の向上

AWS Cloud Development Kit (CDK) の CLI に導入されている操作モード cdk watch、および cdk deploy のフラグ –hotswap と –no-rollback を紹介します。 cdk watch はコードとアセットの変更を監視し、ファイル変更が検出されるたびに最適な形式のデプロイを自動的に実行することで、開発を効率化できます。これにより、CDK アプリケーションに変更を加えるたびに cdk deploy を実行する必要がなくなります。cdk watch では –hotswap フラグが使用できる変更の場合は使用され、AWS CloudFormation でのフルデプロイを行わずにインプレースで更新されます。AWS Lambda ハンドラーコード、Amazon ECS コンテナイメージ、AWS Step Functions ステートマシンなどの CDK アセットでは、CDK CLI が各 AWS サービスの API を使用して直接更新します。それ以外のアセットでは、CloudFormation のフルデプロイが実行されます。また、–no-rollback フラグを使用することで CloudFormation の更新失敗時にロールバックが行われないようになるため、デプロイ失敗時に再実行するまでの時間を短縮できます。