Amazon Web Services ブログ

エージェンティック AI への備え: 金融サービスにおけるセキュリティアプローチ

金融サービスでエージェンティック AI をデプロイするには、AI 固有のリスクに対処する追加のセキュリティ統制が必要です。この記事では、説明可能性と説明責任を支える包括的なオブザーバビリティときめ細かなアクセス制御に焦点を当て、7 つの中核的な設計原則を説明します。さらに、Amazon Bedrock AgentCore や Amazon CloudWatch を活用した監視、最小権限、ガードレール、マルチエージェントワークフローの管理など、規制要件を満たしながら安全に導入するための実装ガイダンスを紹介します。

エージェンティック AI システムのための 4 つのセキュリティ原則

AWS が NIST CAISI の情報提供依頼 (RFI) に提出した回答を基に、エージェンティック AI の 4 つのセキュリティ原則を紹介します。4 つの原則は、セキュアな開発ライフサイクル、従来のセキュリティ制御の継続適用、エージェントの外部に置く決定論的な制御 (セキュリティボックス)、評価に基づく段階的な自律性の拡大です。さらに、Amazon Bedrock AgentCore によるコンピューティングの分離、アイデンティティとアクセス管理、ポリシーの適用、オブザーバビリティといったアーキテクチャの構成要素も説明します。

Amazon Bedrock を使った AWS Systems Manager Session Manager ログの AI による異常検知

Session Manager のセッションで実行されたコマンドはトランスクリプトとして記録されますが、数百台のノードで毎日数千件になると、SOC チームが手作業で確認することはできません。このブログでは、Amazon Bedrock、AWS Lambda、Amazon S3、Amazon Bedrock AgentCore を使い、セッションの終了時にトランスクリプトを自動で分析して Normal・Suspicious・Critical に分類し、不審なセッションを SOC にメールで通知する仕組みを構築します。分類の基準、CloudFormation テンプレートでのデプロイ手順、セッションの履歴を自然言語で問い合わせる方法を説明し、多層的なセキュリティ戦略の中での位置付けにも触れます。

Aurora DSQL コンソールと CloudWatch アラームで Amazon Aurora DSQL のコストをモニタリングする

Amazon Aurora DSQL の DPU 料金モデルと、CloudWatch メトリクスと請求額の対応関係を解説します。Aurora DSQL コンソールの Usage and cost パネルでコストを確認する方法、1 時間あたりの DPU 使用量を監視する CloudWatch アラームの設定方法、AWS CloudFormation でアラームをデプロイする方法を紹介します。

プライベートアクセスでデータ境界を AWS マネジメントコンソールまで拡張

AWS マネジメントコンソールプライベートアクセスが、インターネット接続のない VPC に対応し、一般提供を開始しました。認証フロー、静的アセット、コンソール専用 API を含むコンソールトラフィックを、AWS PrivateLink の VPC エンドポイント経由でルーティングできます。この記事では、VPC エンドポイントポリシーとサインイン用のリソースコントロールポリシー (RCP) を組み合わせてデータ境界を強化する方法を説明します。パイロット導入の手順と考慮事項も紹介します。

AWS Continuum で実現するデプロイごとのペネトレーションテスト

従来は定期的な診断で行われていたペネトレーションテストを、CI/CD パイプラインのデプロイ後ゲートとして組み込む方法を紹介します。AWS Continuum for penetration testing は、直前にデプロイした変更にスコープを限定し、AI エージェントを使用して悪用可能な脆弱性を確認します。そのため、デプロイのたびに高速かつ低コストで実行できます。OIDC フェデレーションによる IAM ロールの設定、GitHub Actions のワークフロー例、レポート専用モードからブロック運用へ移行する際の注意点も説明します。

Kiro のローカルサンドボックス: エージェントが実行するコマンドを境界内にとどめる

Kiro IDE と Kiro CLI で、ローカルサンドボックスが一般提供されました。エージェントが実行するコマンドを OS カーネルが強制するサンドボックスで動かし、書き込み先をプロジェクトに限定し、認証情報パスの読み取りを拒否し、ネットワークをドメイン単位で制限します。本記事では、エージェント自体をサンドボックスの外に置く設計の考え方と、sandbox.json と permissions.yaml による設定方法を紹介します。